糸谷プロ遂に無敗キープで単独首位!

いやーめでたい。最近忙しくて全く更新出来てないとはいえ、糸谷哲学という、ファンサイトを作った男ですから。私は。

そしてまだわからないものの、今期の対戦表をみたときには、対戦者の皆様には申し訳ないですが、今期は上がらないといけない。これは義務ぐらいまである。と思ったわけです。

C1の棋士の皆さんも誰に上がって欲しいというのはないにせよ、自分があがらないなら、相手として当たりたくない人間にはとっとといなくなって欲しいはずです。

というわけで、色々な意味でも、今期は頑張って欲しいと思ってました。糸谷プロの実力が抜きん出ているのはその生涯成績でも、早指し戦での成績でも明らかです。

順位戦では取りこぼしが多かったのも事実ですが、今期の指し回しは一味違います。相変わらず早見え早指しですが、苦しい局面でも丁寧に逆転しにいくスタイルの勝ち方も見せています。

早指し戦では、ケレンミ溢れるやりくちも当然面白いのですが、やはり順位戦では汗水垂らして、十円拾いにいくような地味な戦い方も要求されるので、そこに完璧にアジャストしてきた気がします。

まさに、アジャイル&アジャストです。なにがまさに、なのか知りませんが…。まだ残り何戦もありますので、このまま名人挑戦まで、連勝を続けて欲しいと思います。

年末年始で糸谷哲学の記事を幾つかこさえておきますわ…。

糸谷と菅井が全勝キープ。

全然棋譜も観れていないのですが、高崎が負けて、全勝は二人になりました。戦前の予想では、当たりを見る限りでは糸谷さんは今期は何が何でも上がるべき…と思っていたし、それを実現してくれそうな雰囲気です。

基本的な実力は抜きん出ているし、発想や芸術性は誰よりも優れている。盤面に自身の哲学を体現できる数少ない棋士である糸谷さん。

ただ、順位戦ではそういうものとは別の要素がいつもよりも少しだけ必要になるわけですが、緩むことなく、確実に獲物を仕留めるプロの殺し屋のような将棋を今期は安定的にみせてくれています。

菅井さんの全勝も続くかもしれないので、是非昇級が決まるまではこのまましっかり勝ちきって欲しいです。

C1の感想と見せかけて、単なる糸谷さんへの応援メッセージでした(≧∇≦)

糸谷トップに! 昨日のC1の結果

太地君も勿論強いんですけどね…ダニーだって強いんですよ(≧∇≦)

昨日は全勝者が二人負けたことにより、ついに順位の良い糸谷さんが一番手に浮上しました。良かった良かった( ^ω^ )

以下、事実情報だけ。

[C級1組]
糸谷 哲郎六段(4勝0敗)○-●小林 健二九段(2勝2敗)…16時52分☆

ここは正直、先手の圧勝でした。私も角換わりの右玉やりますが、対穴熊の勝率は結構悪いです。苦労が多い。

近藤 正和六段(2勝2敗)○-●土佐 浩司七段(0勝4敗)…19時49分
菅井 竜也五段(4勝0敗)○-●田中 寅彦九段(2勝2敗)…20時3分☆
菅井君が全勝キープ。後手のタナトラ先生がなかなか面白い仕掛けでしたが、流石に飛車を先に渡すと、美濃囲いのコストパフォーマンスの良さが出たかなと。投資対効果ならぬ手数対効果的に。


片上 大輔六段(2勝2敗)●-○脇 謙二八段(2勝2敗)…20時14分
桐山 清澄九段(0勝4敗)●-○船江 恒平五段(3勝1敗)…20時20分☆
平藤 眞吾七段(1勝3敗)●-○大平 武洋五段(1勝3敗)…21時9分☆
真田 圭一七段(3勝1敗)○-●小林 裕士七段(3勝1敗)…22時25分☆
加藤 一二三九段(1勝3敗)●-○長沼 洋七段(1勝3敗)…22時52分☆
金井 恒太五段(3勝1敗)○-●塚田 泰明九段(0勝4敗)…23時0分
阿部 健治郎五段(2勝2敗)○-●北島 忠雄六段(2勝2敗)…23時6分
福崎 文吾九段(3勝1敗)○-●浦野 真彦八段(0勝4敗)…23時44分☆
斎藤 慎太郎五段(3勝1敗)○-●神谷 広志七段(1勝3敗)…0時26分☆
高崎 一生六段(4勝0敗)○-●富岡 英作八段(2勝2敗)…0時26分

高崎も全勝キープ。先手の石田流に相振り模様から左玉に構える富岡プロでしたが、やはりここでも穴熊が登場。高崎が穴熊に組んでからはタコ殴りの圧勝でした。

持ち時間長くてよく読めるプロではやはり右玉は大変ですね…。

高野 秀行六段(2勝2敗)●-○日浦 市郎八段(2勝2敗)…0時33分
阪口 悟五段(1勝3敗)○-●中村 太地六段(3勝1敗)…0時44分

太地君負けました。先手の攻めが一手やはり早いな…という防戦一方の戦い。対羽生戦のこの前の王座戦でも思いましたが、ちょっと受けと攻めのバランスが微妙に狂ってる気がしなくもないですね。ここから調子が落ちて行っても不思議じゃないというか。


宮田 敦史六段(2勝2敗)○-●佐藤 秀司七段(1勝3敗)…0時49分
佐々木 慎六段(3勝1敗)○-●千葉 幸生六段(3勝1敗)…1時14分

ここは千葉夫の構想がユニークなものの、ちょっと後手辛いのでは?と思っていたんですが、かなり難しい戦いになりました。

先手が飛車持ったあたりでは先手良しなのかな?と思ったんですが、後手の手が続くのでなかなか大変。

ただ、後手陣に飛車を打ち込んでからは早かった…と思ったら再びの徹底防戦。順位戦らしい戦いでした。


というわけで、全勝は残り三名。当たりの関係から、糸谷さんはこのまま無傷で突っ走る義務がある…と考えてもらいたいところです。つぶしあいの取り組みがある若手の為にもここは義務として全勝で上がって欲しいなと。

[C級1組成績一覧] ( )内は順位、*は降級点

【4勝0敗】糸谷(9)、高崎(20)、菅井(28)
【3勝1敗】真田(2)、千葉(3)、佐々慎(4)、金井(8)、中村太(10)、小林裕(12)、船江(18)、福崎(22*)、斎藤(30)
【2勝2敗】宮田(5)、片上(6)、阿部健(7)、日浦(13)、高野(14)、富岡(15)、近藤(17)、田中寅(19)、小林健(23*)、北島(31*)、脇(34*)
【1勝3敗】神谷(1)、平藤(16)、佐藤秀(21)、大平(24)、長沼(26)、阪口(29)、加藤(33*)
【0勝4敗】塚田(11)、浦野(25)、土佐(27*)、桐山(32*)

第72期C級1組、糸谷さん、三連勝!

ちょっと時間がないので、例によって事実情報だけ。対局結果は以下のとおり。

[C級1組]
大平 武洋五段(0勝3敗)●-○金井 恒太五段(2勝1敗)…16時40分
富岡 英作八段(2勝1敗)●-○片上 大輔六段(2勝1敗)…16時45分
日浦 市郎八段(1勝2敗)●-○平藤 眞吾七段(1勝2敗)…19時18分
長沼 洋七段(0勝3敗)●-○真田 圭一七段(2勝1敗)…19時20分
中村 太地六段(3勝0敗)○-●桐山 清澄九段(0勝3敗)…19時45分
脇 謙二八段(1勝2敗)○-●阿部 健治郎五段(1勝2敗)…20時55分
船江 恒平五段(2勝1敗)●-○菅井 竜也五段(3勝0敗)…21時13分
千葉 幸生六段(3勝0敗)○-●浦野 真彦八段(0勝3敗)…21時23分
小林 健二九段(2勝1敗)●-○宮田 敦史六段(1勝2敗)…21時54分
土佐 浩司七段(0勝3敗)●-○高野 秀行六段(2勝1敗)…22時57分
小林 裕士七段(3勝0敗)○-●近藤 正和六段(1勝2敗)…23時12分
塚田 泰明九段(0勝3敗)●-○糸谷 哲郎六段(3勝0敗)…23時15分
高崎 一生六段(3勝0敗)○-●加藤 一二三九段(1勝2敗)…23時26分
神谷 広志七段(1勝2敗)○-●阪口 悟五段(0勝3敗)…23時33分
田中 寅彦九段(2勝1敗)●-○斎藤 慎太郎五段(2勝1敗)…23時34分
北島 忠雄六段(2勝1敗)○-●佐々木 慎六段(2勝1敗)…23時42分
佐藤 秀司七段(1勝2敗)●-○福崎 文吾九段(2勝1敗)…23時44分

その結果、三連勝が6名いる激戦になっています。


[C級1組成績一覧] ( )内は順位、*は降級点
【3勝0敗】千葉(3)、糸谷(9)、中村太(10)、小林裕(12)、高崎(20)、菅井(28)
【2勝1敗】真田(2)、佐々慎(4)、片上(6)、金井(8)、高野(14)、富岡(15)、船江(18)、田中寅(19)、福崎(22*)、小林健(23*)、斎藤(30)、北島(31*)
【1勝2敗】神谷(1)、宮田(5)、阿部健(7)、日浦(13)、平藤(16)、近藤(17)、佐藤秀(21)、加藤(33*)、脇(34*)
【0勝3敗】塚田(11)、大平(24)、浦野(25)、長沼(26)、土佐(27*)、阪口(29)、桐山(32*)

上位は2敗でぎりぎり、下位は1敗で届くかどうか?という展開でしょうか。今期は糸谷哲郎プロに本当に頑張って欲しいところです。

糸谷哲郎さんの将棋だけみましたが、なかなか怪しい中盤でらしいといえばらしい感じでしたw

一手損からの振り飛車、いわゆる角交換振り飛車でしたかね。

中飛車破り 一直線穴熊徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)


中飛車破り 一直線穴熊徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)中飛車破り 一直線穴熊徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
(2013/08/13)
高見 泰地

商品詳細を見る


関連するタグ 糸谷哲郎

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

加藤棒銀健在。糸谷勝利!第72期C級1組順位戦

さて、全部じゃないですが、少しだけ。

福崎 文吾九段(1勝1敗)●-○小林 裕士七段(2勝0敗)
一番早く終わったのはここ15時台に終わりました。相矢倉で先手がちょっと無理そうな先攻を試みたものの…という感じ。


浦野 真彦八段(0勝2敗)●-○小林 健二九段(2勝0敗)
ここも早くて夕食休憩前。先手浦野さんのひねり飛車でしたが、コバケン先生の力強い金銀二枚の繰り出しで飛車角を圧迫されて終了。

土佐 浩司七段(0勝2敗)●-○日浦 市郎八段(1勝1敗)…19時9分
角換わりの力戦で先手の土佐先生が中飛車に。しかし後手にいい角がありました、9二の遠見の角の典型。これで一発で決まった感じです。日浦先生の将棋も私は好きです。


大平 武洋五段(0勝2敗)●-○加藤 一二三九段(1勝1敗)…20時30分
大平さんがたまに使う、谷間のローテーション、四間飛車。しかし相手はあの加藤一二三九段。これは楽しめるな…と思ったら、炸裂しました加藤棒銀。いやーすごかったですね。

大平さんが悪いと言うよりも、加藤さんの構想が素晴らしかった。角頭が寂しいな?という先手陣に対する完璧な序盤の指し回しで優位を築きました。数々の名人や天才を粉砕してきた加藤棒銀。またその破壊力がみれてよかったです。



阪口 悟五段(0勝2敗)●-○菅井 竜也五段(2勝0敗)…21時32分☆
ここはあまり見ていないのですが、序盤は先手の阪口さんもやれるようにみていたのですが。。あとで追記するかも。

以下、コメント少なめで。。

(斎藤 慎太郎五段-船江 恒平五段…21時40分千日手成立)
中村 太地六段(2勝0敗)○-●高野 秀行六段(1勝1敗)…22時40分
田中 寅彦九段(2勝0敗)○-●桐山 清澄九段(0勝2敗)…23時2分☆
近藤 正和六段(1勝1敗)●-○高崎 一生六段(2勝0敗)…23時6分

真田 圭一七段(1勝1敗)○-●宮田 敦史六段(0勝2敗)…23時52分
宮田さんは連敗ですか。ここは序盤中盤で後手の宮田さんがちょっと陣形が歪んでいるなと思っていました。


金井 恒太五段(1勝1敗)○-●平藤 眞吾七段(0勝2敗)…23時55分☆
富岡 英作八段(2勝0敗)○-●長沼 洋七段(0勝2敗)…23時59分
脇 謙二八段(0勝2敗)●-○佐藤 秀司七段(1勝1敗)…0時7分☆

船江 恒平五段(2勝0敗)○-●斎藤 慎太郎五段(1勝1敗)…0時14分☆
千日手挿し直しの末に、船江勝利。ツツカナ効果ですかね。粘り強さが更にましたフナエモン将棋に今期も期待です。


北島 忠雄六段(1勝1敗)●-○千葉 幸生六段(2勝0敗)…0時30分
阿部 健治郎五段(1勝1敗)○-●神谷 広志七段(0勝2敗)…0時33分
塚田 泰明九段(0勝2敗)●-○佐々木 慎六段(2勝0敗)…0時36分

片上 大輔六段(1勝1敗)●-○糸谷 哲郎六段(2勝0敗)…0時43分☆
最後まで掛かったのが、森門下の兄弟対決。どちらも応援したいところでしたが、やはり私は今回は糸谷さんを応援していました。序盤はダニーらしい展開で後手番としては文句のない形。

これはなんというか糸谷ワールドな将棋でした。飛車をとられたあたりでは後手かなり苦戦、香車成りこんでとらせて玉を固くする手順は実戦的。

終盤、糸谷勝ちになってから先手投了までの手順はよくわからずですが、片上プロにも勝ちがあってオカシクない展開でした。ただ雰囲気だけはダニーペースという将棋。

これらの結果、以下の様な順位になりました。


【2勝0敗】
千葉(3)、佐々慎(4)、糸谷(9)、中村太(10)、小林裕(12)、富岡(15)、船江(18)、田中寅(19)、高崎(20)、小林健(23*)、菅井(28)

【1勝1敗】
真田(2)、片上(6)、阿部健(7)、金井(8)、日浦(13)、高野(14)、近藤(17)、佐藤秀(21)、福崎(22*)、斎藤(30)、北島(31*)、加藤(33*)

【0勝2敗】
神谷(1)、宮田(5)、塚田(11)、平藤(16)、大平(24)、浦野(25)、長沼(26)、土佐(27*)、阪口(29)、桐山(32*)、脇(34*)

2連勝、1-1、2連敗が同じ数ぐらいづついる感じですね。まだ昇級者はわからないですが、今期も激戦、1敗でしか上がれないような気がします。

あとでまた追記するかもしれません。。

いよいよ7月25日発売!>第2回電王戦のすべて


第2回電王戦のすべて第2回電王戦のすべて
(2013/07/25)
不明

商品詳細を見る
内容紹介
「棋士がコンピュータに負ける――。
そういう日が遠からず来ることがあるとしても、そこに自分が対局者としているなんて、一体いつから想像できただろう」(佐藤慎一)

ニコニコ生放送で累計200万人以上が視聴した、プロ棋士VSコンピュータ将棋による世紀の団体戦「第2回電王戦」。
あの戦いの真実を出場者本人が語ります。プロ棋士5人による濃密な自戦記。プログラマーによる対局分析。観戦記、コンピュータの歴史を語る座談会など。
「第2回電王戦のすべて」のタイトルにふさわしく、血の出るようなあの戦いをあらゆる角度から振り返る内容となっています。

特に、プロ棋士による書き下ろし自戦記はいずれも渾身の内容。一局一局にテーマがあり、ドラマがあり、棋士の人生があります。

第1局 やるべきことをやった 阿部光瑠
第2局 一局入魂 佐藤慎一
第3局 鏡を通して見えたもの 船江恒平
第4局 チームで勝ちたかった 塚田泰明
第5局 強敵と指せた喜び 三浦弘行

放送では観ることのできなかった舞台裏、対局者の心の揺れ動き、終わった今だから言えること・・・。あの春の決戦のすべてが、この一冊に凝縮されています。




関連するタグ 加藤一二三 棒銀 大平武洋 糸谷哲郎 片上大輔

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

将棋観戦記のtwitter
将棋観戦記のプロフィール

将棋観戦

Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

将棋観戦記の人気記事
将棋観戦記の記事カテゴリ
将棋観戦記の最近の記事
将棋観戦記アーカイブ
将棋観戦記の記事検索
将棋観戦記のランキング
[ジャンルランキング]
ゲーム
211位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ボードゲーム
8位
アクセスランキングを見る>>
将棋相互リンク