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将棋世界2011年1月号の感想

土曜日に「将棋世界 2011年 01月号 [雑誌]」を購入して粗々読んだ。


将棋世界 2011年 01月号 [雑誌]将棋世界 2011年 01月号 [雑誌]
(2010/12/03)
不明

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巻頭カラー
第23期竜王戦七番勝負[第3局]
渡辺明竜王×羽生善治名人
逆転を呼んだもの  観戦記・大川慎太郎 


これはなかなかの読みごたえだった。最近の8五飛車戦法多投と後手番とは?ということの関連性において色々と考えさせられた。


第23期竜王戦七番勝負[第2局]
渡辺明竜王×羽生善治名人
強者に見えるもの 写真、文・相崎修司


これもさんざん見たはずだったが、幾つかの気になる局面についての新たな情報があった。そしてそのあたりがタイトル名にからんでいる。

突き抜ける!現代将棋
第16回 相居飛車30年戦争
講師 勝又清和 構成 浅川浩


毎回言わずもがなの良さ、だがくまさんはっつあんの例のブログ記事が良い素地になっている。この形式は人間の本質的な部分や脳みその仕組み的なものだと思うのだが、実に読みやすいのだ。


新★イメージと読みの将棋観  文/構成・鈴木宏彦
志が低い、とされるMY序盤手順をこれでもかとプロがこき下ろす、という第一問目に全俺が泣いた…とでも書くのがネット的文法においては正しいと思われるような一問目だった。

私なりには逆に言えば、将棋の奥深さに敬意を示すが故に狭いところで戦っているわけだが。プロ的には狭くとも私には広すぎる、という世界なのだった。


読切講座 
逆転の心得 [戸辺誠六段 編]

この連載は指す将棋ファンで有段以上であればかなりの面白さ。将来的に書籍化すれば買いたいと思う。毎回面白いが、今回も良かった。


リレー自戦記[第30回]糸谷哲郎五段
第36期棋王戦挑戦者決定トーナメント1回戦VS羽生善治名人 念願の初勝利

哲学科の学生らしい文章で読み応えがある。研究将棋と実戦の違いについて哲学的なアプローチをしている。いつかどこかで梅田望夫氏との将棋に関する対談を見てみたいと心から思う。


中カラー特集
関西 将棋・囲碁トップ対談
谷川浩司九段×坂井秀至碁聖
トーナメントプロに安泰はない! 司会、文・鈴木宏彦

これは読む観る両方のファンにとっての面白いものだったと思う。将棋世界の購読者層を緩やかに観る側に移行していく意味での取り組みなのだろうが、成功している。

インタビュー
山形が生んだ大器、阿部健治郎新人王
兄弟子2人は尊敬しています 構成・相崎修司

これも良かった。MVP候補の記事。阿部健治郎プロの語り口調は例のUstream中継で知っていたので、あの声で再生される。発言の端々に伺える自信とそれを裏付ける努力を感じさせるインタビュー記事。今後も注目したい。


コンピュータは七冠の夢を見るか?
片上大輔六段・山本一成・松本哲平

これは毎回面白い。コンピュータ的な思考法を試してみようか?と逆に考えてみた。専門用語満載だったが、「コンピュータ将棋やその開発者もまた、プロ棋士とは違ったアプローチで将棋というものの本質へ近づくための協力者である」というような趣旨の発言には大いに賛同するものである。



感想戦後の感想
「第65回」北島忠雄六段  高橋呉郎

将棋の才能が、何と何で構成されているのか?という点において、上記の坂井秀至碁聖と谷川先生の対談とこの北島忠雄プロや瀬川晶司プロというのは大いに考えさせられるものがあるのと同時に、自身の諸々を考えるときに、励まされるものがある。

この連載について、早く書籍化を希望するのは私だけなのだろうか。



将棋世界 2011年 01月号 [雑誌]将棋世界 2011年 01月号 [雑誌]
(2010/12/03)
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テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : 羽生善治 糸谷哲郎 渡辺明 梅田望夫 屋敷伸之

コメント

将棋谷川 囲碁坂井

将棋の谷川。囲碁の坂井。共通項は神戸であり「囲碁は仕事で将棋は趣味」の囲碁坂井

囲碁と将棋棋士に互いに囲碁将棋が趣味は不思議っはないが坂井の「将棋フアン」には驚きを通りすぎ感心感心(笑)

京大医学で驚かせられるが元奨励会が神戸大学医学もるので頭脳明晰さは五分五分の勝負。

将棋谷川だってやる気になれば灘-東大の兄貴のごとしである。

この二人の対談は連載してくれないかなあ。話しの好きな二人の棋士がとことん将棋と囲碁の良さを囲碁将棋フアンにアピールしてくれそうだ。

いやあ~夢中になって対談記事だけを読んでしまった

Re: 将棋谷川 囲碁坂井

コメントありがとうございます。確かにあの対談記事は素晴らしかったですよね。
坂井プロの記憶力の良すぎることを示すエピソードが満載で私も驚きました。

こういう対談読み物系のものを電子版の売りに入れるとベストな気がしますが
今後の展開に期待したいと思います!


> 将棋の谷川。囲碁の坂井。共通項は神戸であり「囲碁は仕事で将棋は趣味」の囲碁坂井
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> 囲碁と将棋棋士に互いに囲碁将棋が趣味は不思議っはないが坂井の「将棋フアン」には驚きを通りすぎ感心感心(笑)
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> 京大医学で驚かせられるが元奨励会が神戸大学医学もるので頭脳明晰さは五分五分の勝負。
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> 将棋谷川だってやる気になれば灘-東大の兄貴のごとしである。
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> この二人の対談は連載してくれないかなあ。話しの好きな二人の棋士がとことん将棋と囲碁の良さを囲碁将棋フアンにアピールしてくれそうだ。
>
> いやあ~夢中になって対談記事だけを読んでしまった

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