FC2ブログ

棋士のコスパと矜持

棋士のコスパ

奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~

うつ病九段

この辺のはなし。

片上さんが書いてる以下がまさしくそのとおりで、なった者とならざる者と横でみてる者の違いがあるんだろうなと思った。

プロの世界というものは、よほどその世界が好きで、あるいはその世界にどうしても入りたくて、志すものであって、いろいろな道をつぶさに比較検討した末の合理的な判断で入るものではない気がするので。



お金と棋士という話で、違う視点からその様子が伝わったのが先崎学九段の著作うつ病九段。この中ででてくるお金に関するエピソードは非常に興味深かった(ネタバレしないために書きませんがそういう視点でも読んでみることをオススメします)。

そして、この本で私が一番グッと来たのは、先崎さんの病を知って、奥様が言った一言。これはしびれた。泣けた。棋士のコスパという話でいうと、この一言に集約されてるんだと思う。

昔村上龍が、天才テニスプレイヤー(ジョン・マッケンローって知ってる?w)にはテニスラケットの穴が、ジミヘンにはギターの穴が開いていてその穴は才能なんかじゃなくて欠落なんだと。その欠落を埋めるために彼らはそれらを行なうし、下手すると身を滅ぼすと。

その穴の中には多分魔物?が潜んでいてそいつが将棋棋士だったりのプロと呼ばれる人たちに囁きかけ、命じている…ぐらいまではあるなと。才能は祝福ではなく呪いですらあるのかもしれませんね。天才の中の超天才だけが一人勝ちする世界においては。

ちなみに、そもそもコスパっていう話でいうとライターも相当…だよ?笑。

片上さんはコスパでいうなら、プロ経営者やトレーダーを勧めてるけど、私のオススメはやはりちゃんといい学校出て、2個以上の専門的な職能を身につけ、母国語+最低1ヵ国語を操る、プロサラリーマンをオススメしますね。

ただ、10年後といういみでいうとそういう世界すら恐らくはAI的なものに侵食されるとおもうので、テクニックよりもアートな領域のほうがいいとおもう。スキル・テクニック的な土台の上にアートなものを構築するのが重要になるとおもう。10年ぐらい前に書いた10年後の将棋世界という与太話では色々書いたけど、各地に棋士が散らばり、新しいスポンサーが出てきて、既存スポンサーは頑張り、ベストシナリオに近い展開になっていると思う。

あとは経営もっと頑張って将棋アプリで月10億ぐらい稼がないとだめだよ?とは思うけどねえ。普通にやれば3億ぐらいまでは行くと思う。ちゃんとした人がやれば。

話は逸れましたが、以下は本当にそのとおり。良いまとめと思った。

ところでちょっと本書の内容からはそれるが、
・習慣を意識せずとも自然にできるのが才能、習慣を意図的に作り出すのが努力。
・少ない習慣で成果を出せるのが才能、大量の習慣に縛り付けることでなんとか成果を出すのが努力。
・そしてその違いを意識しない鈍感力もまた、ひとつの才能。
なのではないかと、最近思っている。


というわけで以上です。たまにはブログも書いとくか、ということで書きました笑。
関連記事

Tag : 片上大輔

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)