藤井聡太四段、順位戦6連勝!(対脇八段戦)

いやー強かったですね!

先後が予め決まっている順位戦。脇先生はどういう作戦を取るかと思ったら相掛かりの26飛車型でした。最近は下まで引く将棋が多いので少し珍しいかもしれません。

28手目で藤井聡太四段は△85飛車と浮きました。棒銀模様で来られる筋が厄介とみての防御の手。対する脇八段は28に飛車を引きました。この辺は先手の棒銀模様が炸裂しそうに見えました。プロであってもこの単純な筋が受けにくいものなんだなと感心しました。

36手目22銀と上がった局面。兎に角棒銀炸裂させないためだけにここまでの数手を費やしている後手でしたが、一歩損をして自分から角交換して…と起こっていることだけ書くとかなり後手が酷い感じです。

ただ37手目の▲45銀が緩手だったかもしれません。一目アマチュアだと56角と23の地点に足したいところでした。その場合、後手は41角と受けるんでしょうか?NHK杯の千田vs藤井聡太戦を思い出しますね。

42手目、後手が一段飛車に構えたところではもしかすると後手が良くなっているかもしれません。玉の位置、飛車の位置、桂馬の活用度で後手が優り、歩切れではないので一歩損がそこまでデメリットになっていない感じです。

その後の先手の指し手はすこし、序盤の積極策との組み合わせが悪かったように見えました。54手目の△38歩が軽妙な垂らし。序盤に損した歩でしたが取ってもらったメリットがありました。と金を作られると大変、ということで飛車で取りますが、角打ちからの金交換で龍を作った後手が良くなったと思います。

絶妙の局面で夕食休憩を迎えた藤井聡太四段はじっくり考えて順位戦らしいじっくりした手順を選びます。

先手は飛車の位置が悪く、桂馬が活用できないため苦戦を強いられそうな自陣です。長くなっても構わないという方針の後手に対して先手が6-7筋あたりで戦いを起こそうとしますが反対に押し戻されることが確定的となって早めの70手まで、投了となりました。

連勝記録が途絶えてからの藤井聡太さんは正直、ちょっと普通じゃない状況による動揺が後から追いかけてきたかのようなギクシャクした指し回しでした。しかし最近はまた危なげない指し回し、老獪さすら感じさせる雰囲気が戻ってきました。

是非一期抜けを目指してこのまま連勝を続けてほしいものです。

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Tag : 藤井聡太

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