Q.藤井聡太四段が七冠王(全タイトル保有)すると思いますか?


昨日も勝って18連勝。の藤井聡太さんですが。ちょうど対局開始した頃に、以下のアンケートを取りました。10時9分まで受け付けているので、ぜひ回答よろしくお願いします。




昨日の将棋は、加古川清流戦で振り飛車党の竹内雄悟四段と。

対振り飛車に弱点あり!とまでは言わないものの、非公式戦での負け(永瀬・羽生)がどちらも振り飛車ということで、前回の西川ジュニア戦とあわせて苦戦の可能性があるかな?と思っていましたが、大熱戦でした。中盤、終盤の入り口ぐらいまでは振り飛車指しやすいであろうとプロが判断する状況でした。

個人的には、後から振り返ってここかな?と思ったのは先手が▲3九銀と受けた局面。受けても角打ちがあるのであれば、あそこで他の手が良かったのか、その手順の手前で違う指し方を選ぶべきだったのかな?と思いました。

本譜は攻めさせてしっかり受ける体勢を築いてからの端歩!が印象に残りました。苦戦していたはずが投了図は圧勝、というのはこの前のNHK杯と一緒ですね。感想戦コメントでは63手目、飛車の頭に▲6四歩と打った手が指しすぎで、局面がスピードアップして攻める展開になったが少し足りなかった、ということらしいですが控室プロの見解ではその先の局面でも振り飛車良さそうという雰囲気でした。

私が後手が流石に良くなったかな?とつぶやいたのは、102手目、角で11の銀をとった局面で、ここでは流石に後手が良いとおもいます。

時間が無くなってから、そして模様が良くなりそうなところで自陣を強化しつつ相手の攻めの面倒を見る…という老獪さを見せました。いつもの相居飛車でみせる手順とはまた違った、大駒が派手に乱舞する将棋で、藤井聡太さんの対抗型での戦い方は本当に面白いですね。終わってみると圧倒的な駒得になっているのも面白いというか。

個人的には十代でのタイトルは勿論のこと、今期中のタイトルすら30%ぐらいの確率であると思っています。竜王戦は決勝トーナメントの三番勝負の相手が羽生善治三冠になりそうなので、流石に厳しいかもしれませんが、ぜひそれが実現した上で挑戦者になって欲しいです。そのためには、近藤誠也五段に勝つ必要がありますが…以下のようにつぶやきました。





近藤五段もデビューしたてといえばしたてですが、大活躍しており戦績は浅いもののの勝率は高いです。ただ将棋の場合勝率よりは誰に負けたか?で力関係を測るほうがよいと私は考えていて、そういう意味でいうと三枚堂達也さんに4つ負けているのは一つ注目点だと思います。相性というのも勿論ありますが(というかこの辺の若手陣はジャンケンのように戦績が互い違いに偏っていて面白いです。A棋士がB棋士に4連敗、B棋士はC棋士に4連敗、C棋士はD棋士に…という具合)、大まかにタイトル保有者&挑戦可能者がベスト16ぐらいだとすると、近藤さんや三枚堂さんはまだベスト32クラスというかそこよりは一段下かな?という印象の対戦成績です。トップクラスに勝ち負けになってる人達に順当に負けている感じ。

藤井聡太さんはそういう意味では非公式戦とはいえ底を見せていないので、経験のある形にさえなればベスト32クラスの面々にも十分勝ち負けでしょう。そして近藤誠也五段が矢倉・角換わり系を用いるタイプなので、大幅に想定外の局面になることもないでしょうし、竜王戦は持ち時間が5時間なので時間を使える藤井聡太さんとしては隙は無い。メディアは藤井聡太さん乗りで、重圧を感じるのはむしろ対局者だというのもあります。

というわけで25日の竜王戦6組の決勝戦はとても楽しみです。

ちなみに私の予想としては、10年以内に藤井聡太さんは七冠王(全タイトル保有)を達成すると思っています。今14歳なので24歳まで。最短で名人になるとすると、二十歳ぐらいで名人ですか。10年以内といいつつ、全制覇のチャンスは4年しかないことを考えると現実的には15年以内かもしれませんが、ここはやはり20代半ばまでに全タイトル制覇、を本線の予想としておきたいです。
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