floodgateをiPhoneで観れるアプリをいれた (序盤におけるコンピュータ将棋とプロ棋士のつくりの違い その2)

http://nasimeyablog.com/iphoneapp_floodgate_shogi/
この記事を参考にしました。
非常にシンプルにできていて、サクサク動くし、ある程度の期間であれば過去の棋譜も探しやすいし良いと思いました。
ただ、たまに非定跡形の将棋で展開がわけわからなすぎるのがあって、びっくりしますね・・・。
棋力向上に役立つのかは、さっぱりわかりません。しかし例の△6二金&△8一飛の作戦を実戦で試してみて、とりあえず何度か勝ちましたw まだ作戦のキモは分かってませんが…。
ソフトの将棋をみていて思い出したのが、米長道場を開設して新しい将棋を取り込んで念願の名人になった米長先生のエピソードです。
名人に成れたのだから当然素晴らしい取り組みだったわけですが、その一方でそれが引退を早めたのではないか?ということを言っていた方がいます。河口老師です。
それが合っているのか正しいかどうかは私にはわかりませんが、面白い考え方で、今のプロ棋士がコンピュータ将棋から学ぶことに対して同じことが言えるかもしれないと思いました。
検索したら出てきたので、以下に紹介します。
http://blog.livedoor.jp/moneslife/archives/51748616.html
>引用ここから<
C2時代の森下卓に、A級の米長が「研究会をやって教えてくれないか」と頼むシーンを伝えている。その場に河口さんもいたのだ。
(略)
ふたりだけの研究会が始まる。気鋭の若手である森下の最新の序盤感覚を取りいれた米長は、苦手としていた序盤がうまくなり、それが49歳名人に繋がってゆく。
(略)
ここで河口さんは、米長が若手の序盤感覚を取りいれたことを「よくなかった」としている。それを取りいれたから名人になれた。これは間違いない。本来の米長将棋では中原は倒せなかった。棋風改造により宿敵の中原からやっと名人位を奪取できた。しかしその棋風改造により米長将棋は変化し、引退を早めた。河口さんはそう解釈する。若手の序盤感覚を取りいれての改造をしなかったら、米長はいつもの泥沼流で60を過ぎても現役でいられたと推測する。
(略)
>引用ここまで<
人間同士の将棋で得た感覚と、今のコンピュータ将棋の感覚はあまりにも違います。指定した研究局面についての可能性の分析については大いに役立つと思いますが、今のプロがコンピュータ将棋から学ぶことは案外少ないのではないでしょうか。
囲碁の大橋プロがALPHAGOが囲碁の新しい世界を見えてくれたといって、その感覚を取り入れたいという趣旨の発言をされていましたが、あの囲碁は未来の囲碁ではなく、異世界の囲碁である可能性はないのでしょうか。
人間の脳みその構造からすると、脈絡のなさそうな再現性のなさそうな局面が延々と続く今のコンピュータ将棋の棋風を受け継ぐことはできないのではないか・・・というのが現在の私の考えです。
ただ、生まれてからすぐにコンピュータ将棋だけをやり続けた人間のなかで、異能の棋士が生まれるという可能性もなくはない。そのぐらい人間の脳みそというのは可能性を秘めているものだと思いたいですね。
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