FC2ブログ

第14回コンピュータ将棋オープン戦 2010年4月4日開催

こうなると、今後も一定量の記事を書くことになりそうなのえ、カテゴリとして「コンピュータ」を追加しました。

さて「第14回コンピュータ将棋オープン戦」なるものが、4月4日に開催されたようだ。(「りがすりおと」さん、情報ありがとうございます。)


優勝は「ボンクラーズ」という脱力系の名前のソフト。詳細は「インサイド・ボンクラーズ」にて語られているが、ボナンザを使っているようだ。

[概要]
1個の「マスター」プロセスと、1個以上任意個の「スレーブ」プロセスが協調して動作します。マスターはルートから探索木を展開していき、適当な深さでノードの探索をスレーブに「ディスパッチ」します。スレーブはそのノードの下の探索を行い、結果をマスターに返します。



とのことで、並列処理を前提にした仕組みのようだ。(よくわかっていませんが)。



floodgate(水門)上のR点と思われるが、

[現状の実力]
最近floodgateで1コア(shigekuni)と4コア(isane)を時々流しています。今(1/31)1コアでR~2300、4コアでR~2400くらい。本家ボナv4.1.2で同じマシンで、1コアR~2400、4コアR~2700なので、1コアはだいぶ追いついてきましたが4コアはかなり負けています。



とのこと。floodgateにおけるレーティングが将棋倶楽部24と比べてどうなのか?がよく分からないので実力自体は不明。

ボナッセ・コーポレーションという記事によると、ボナンザ本体も改造されたようだ。(脱力系の名前が好きな開発者の方のようである。)

ちなみにこれ、1コアです。4コアだとどうなるんだろう。なおSSE以外にもいろいろいくつかいじってますんで、SSEだけでここまで強くなるわけではないです。

さて次は、これらの改造をボンクラーズに組み込むんだけど…これがなかなか一筋縄ではできなくて orz



とのことで、恐らくこのボナッセ・コーポレーションがボンクラーズの中に入っていて、4コアということなのでしょう。(書いているだけでよくわかっていないのですが)。

人間で参加していた今泉さんは流石のじつりきでしたが、ボンクラーズとGPSには負けて、2?2と指し分け。

コンピュータ将棋群=アマトップ群という私の予想はそこそこ正しそうでしたが、コンピュータ将棋トップ>アマトップという図式もありそうで、そうなるとコンピュータ将棋>女流トップということにもなりそう。

まだ強くてもコンピュータ将棋はC1レベル(順位戦に参加すればC1までは上がれるがB2には行けない)というのが私の読みですが、ハードの進化(或いは並列数)だけでも、かなりのところまで行きそうな気もしており、いわゆる「量質転化」がブレイクスルーになってしまう可能性もあるのかなと。

なんとなくそれは寂しい気もしますが、「Wisdom Of Crowds(群衆の叡智)」的に考えてもそれが正しい気もします。

ただし、膨大な量を読むコンピュータですが、戦型を自ら開拓するところまで到達するのは難しいと思われ、とりあえずは、特定の戦型における勝ち負けの解析に用いられるような気がしています。

例えば、ご機嫌中飛車の超急戦、角換わり腰掛けのある定跡指定局面、一手損の早繰り銀、など。

私はコンピュータが人間を上回ったとしてもまだ将棋の魅力は薄れないと考えていましたが、上記のような解析としての用いられ方をすると、先手もしくは後手に解析結果が偏る事象が発生し、(恐らく後手にとっての)戦型選択の息苦しさが生じることにより、プロ将棋の魅力を損なうリスクもあるのかなと考え始めています。

ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)
(2007/08)
保木 邦仁渡辺 明

商品詳細を見る


将棋プロにソフトとの対局禁止令が出る前の話としては必ず押さえておきたい一冊です。

関連記事

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : GPS将棋 ポナンザ

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)