iPad版将棋世界アプリの休止および電子版将棋世界の販売開始


将棋世界 2014年 03月号 [雑誌]

昨日、ツイッター上でフォローしている方のツイートから知りましたがこんなニュースが出ていました。


iPad版将棋世界アプリの休止および電子版将棋世界の販売開始

日頃より将棋世界をご愛読いただき、まことにありがとうございます。
このたび、日本将棋連盟およびマイナビで制作し、「Appstore」より販売しておりますiPad版将棋世界アプリの制作・販売を2014年4月号(3月上旬発売)をもちまして休止させていただくことになりました。
代わりまして、電子版将棋世界を「マガストア」「Fujisan.co.jp」「雑誌オンライン」「Amazon Kindle」「Google Play」等の電子書店から2014年4月号より販売いたします。
これまでiPad版をご愛読いただいた皆様に厚く御礼申し上げますとともに、今後はぜひ電子版将棋世界をご愛読いただきますようお願い申し上げます。

●電子版将棋世界
発売日:毎月5日
価 格:本誌600円 付録100円
(iPad版将棋世界アプリにあった駒が動く機能はございません)
発 行:公益社団法人日本将棋連盟
販 売:株式会社マイナビ
※これまでに発売したiPad版将棋世界アプリのバックナンバーは当面の間「Appstore」で販売を継続いたします。




マイナビではiPad版将棋世界の他に、独自アプリでの将棋本配信を行っていましたが、その独自アプリでも配信が止まっています。おそらく売れ行き上の問題からなのだと思いますが。

とにかく世の中で電子書籍が盛り上がってる感があるわりには電子書籍というのは実はあんまり売れない、紙のほうがマシ、電子だけでくおうとしたら死ぬから今でも当然紙媒体で食ってる…将来的にはやっぱり電子も来ると思うけど…というライターさんは多いですよね。

iPad版の将棋世界も同じようなことなんでしょう。私は毎号かかさずにiPad版で買ってましたが、購読者はどのぐらい居たのかな。紙の10分の一も居なかった気はします。

売れなかったのは何故か?一言で言えば対象読者層の想定と、それに合わせた販売価格が実現出来てなかったことにありそうな気がします。

で、そういう意味では今回も同じ過ち…というと言い過ぎですが、同じ問題を抱えてる気はします。紙の読者が電子に乗り換えるのは少ない気がします。電子書籍が新しい読者層を獲得するのです。

以前、ブログで将棋世界ライトを出してほしい、という記事を書いたことがありますが、まさにそれですね。

棋譜の再生機能がなくなって、しかし同価格というのはどうなんでしょうね。付録が100円で買えるのは面白い試みだと思いますが。

あと気になるのはリーダビリティというか可読性っていうのでしょうか、読みやすさの問題。iPad版の将棋世界はとても写真が綺麗で、そして棋譜の再生も出来て、iPadのサイズも将棋世界と同じぐらいでとにかく読みやすかったです。


それがKindleになったらどうなるのか。私はKindleの場合は、iPhoneでしか読んでないです。iPhoneで読めるんですよね、十分に。分厚いハードカバーの本ぐらいの分量のものでもKindleで読む時はiPhoneだけです。iPadは重いし、字の小ささが気にならないなら、iPhoneで全然読めますよ。

でも、将棋世界がKindleでちゃんと読める、iPhoneでちゃんと読めるイメージがないんですよね。段組変えてくるんでしょうけど、1ページあたりの文字量が少ないのがKindleの弱点というかそういうものなのですが、そうなると棋譜の符号が沢山ならぶような記事でちゃんと読めるんでしょうか?という。

あと、画像についてすごく弱い印象があります。Kindleって。文字がばばーっと並んでいる場合は全然平気なんですが、符号が混ざって、図面も重要で…という将棋世界で本当に大丈夫なのかな?

でも他の例えば将棋新聞とかそっち系でのノウハウがあるから大丈夫と踏んでいるのかもしれません。

私はKindleで買うつもりですが、読みにくかったら買うのをやめて、紙に戻るつもりもないです。

この決断は将棋風にいうと、素人かものすごく強い人が指す手、という印象があります。今回の決断をした人が後者であることを祈っています。

繰り返しますが、付録の100円販売はちょっと期待しています。
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