往復ビンタ狙いの急戦矢倉? 第26期竜王戦 第2局 ▲渡辺明vs△森内俊之


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第26期竜王戦 第2局は、渡辺明竜王の先手。

言わば、楽天のマー君みたいなもんなので、ここはしっかり勝っておきたいところ。ここで1-1にするのと、0-2とされてしまうのでは、かなりの違いがある。

二日制の雄である森内俊之名人を相手にして0-2というのは、もはや負けたに等しい。

気がかりなのは、渡辺明竜王の調子。ここまで11-12とまだ負け越している。

よく調べていないが、冬将軍との悪名?名高かった渡辺明竜王だが、ここまで前半が悪い年というのはなかったのではないか。

勿論、タイトルを三つ持っているので、超一線級との番勝負で負けが増えてしまうのは仕方ないところだが、それにしても・・・という気がする。

一言でいうと、(不調とは言わないが)今年は絶好調ではない、という印象。

そんな第二局、戦型は相矢倉となった。

ここから渡辺明竜王の準備の局面になるか、あるいは森内俊之名人の用意にハマるか?というのが見どころだろう・・・と思っていたら、来ました、急戦矢倉。

最近何となくですが、この急戦矢倉、また見直されている気がします。

いくつかしかみてないのでわからないのですが、すごく後手がよくなるわけではないどころか、作戦負けになることが多いんじゃない?ぐらいに思ってるんですが、少なくとも主導権を一瞬は握れることと、準備が活きる、という二点は魅力です。

僕はアマチュアはプロの定跡を指す必要がある程度の棋力以上はないと思っていて、極論プロレベルでは指しにくいとされる廃れた定跡でも、経験値の違いでどうにかなったりするものです。

かといって、たまに将棋ウォーズであう、端角中飛車には閉口してしまいますが…(やや弱い設定でやっているんですが、初段・二段にまれに存在しますねw)。

そういえば、糞戦法対策サイト、作るって言っていて作ってないですね・・・忙しくて。。すいません・・・。

ってことで、竜王戦第2局は後手森内さんの急戦矢倉になりました。なんというか、嫌味嫌味をついてきてるというか、本気だなー森内さん、って感じがしますね。

まだ手の内を見せないという意味もあるかもですし、深い研究に基づく準備があるのかもしれません。そんなに深く定跡化されてる将棋ではないので、早いところで新手なり、構想局面が現れるんじゃないかなと考えていますがどうなるか。。

遅くとも封じ手前後ではなにかあるんでしょうね。なければ、番勝負の序盤ではそんなに手の内見せない、ということかもしれません。。

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ここまでは当日の昼ぐらいまでに書いたメモ。以下は明けて二日目の朝。

この急戦矢倉、よくみる展開なのが最初は景気が良いものの、借金経営が祟って後々大変になる、っていうもの。

本譜もそういう雰囲気がないわけではないし、この局面が森内俊之名人の想定局面だとはあまり思えない。

後手は自玉の頭からの攻めになりますし、先手の1・2筋の突き越しはやはり大きい。そして後手の△3三桂型は1三の地点に潜在的な弱点を抱えている。

どちら持ちか?というのは難しいですが、このままじっくりした展開になると先手の優位が築かれる気がします。

後手は借金経営なので、早めに利益を産まないといけない、という。封じ手はわかりませんが、8五の歩が浮いているので、この歩を取るタイミングが早ければ早いほど、先手は有利を感じているということになると思います。


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(2013/02/23)
及川 拓馬

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Tag : 渡辺明 森内俊之

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