20121129の夕食と、ネット将棋/竜王戦雑感。

この日はビールから初めて、もつ煮込み、レバー・カシラ。珍しく肉というかホルモン系で攻めた。その後バイスサワー。二軒目で家族と合流して、焼肉屋。少々肉をつまんだ後は、チヂミを。

ネット将棋、iPhoneで出来るものが二つインストールされましたが、やはり平日は出来ないですね…。


丸山忠久という男は、角換わり腰掛銀の研究でA級・名人まで上り詰めた人間である。その角換わり腰掛銀に対抗していった人間には郷田真隆佐藤康光、そして羽生善治もいる。

羽生善治プロは後手番でも丸山忠久プロに勝っていた印象があるが、郷田真隆佐藤康光は結構コテンパンな印象。そこに現れたのが、渡辺明プロ。

角換わり腰掛銀の先手番は切れ筋である、というのは中原誠の「銀より桂馬の価値のほうが高い」に近いサービス具合を感じるが、それでも後手番をもって互角以上の戦いを演じているのは間違いない。

勿論才能があるのは間違いないが、今までの後手番を持つ人間と何が違うのか?というと、それは棋理を追求しようとする精神だけではなく、オッカムのかみそりを将棋の研究に持ち込んでいることだと思う。

膨大な過程/仮定の中での取捨選択、特に見切って捨てるという能力に長けているのだろう。大局観が優れているのは一様にトッププレイヤー達の特徴だが、手の探索能力としてマジックをひねり出す羽生とは真逆の作用があるように思われる。

羽生マジック、大山の絶妙の受け、と似たようなものだろうが、表側に現れるのではなく、切り捨てる側の水面下のところに現れているように思う。

角換わり腰掛銀の膨大な変化の中で詰みまで研究、というような展開を掘り下げるのではなく、その手前で、これは後手負け、ということでさらに手前に遡って行ったところから、リバースエンジニアリング・アプローチで序盤の構成を行なっているのではないか。

そして皆やっている作業だとしても、その作業にとても優れている、という印象を受ける。


明日対局。明日対局。
(2012/07/13)
渡辺 明

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Tag : 羽生善治 渡辺明 佐藤康光 郷田真隆

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