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将棋世界2月号(12月28日発売)の感想

今日こそは将棋道場に、と考えていたのだが、昨日の酒が残っており、起床時間が遅くなったので諦め、その代わり発売日当日に将棋世界を買い、おとなしく読んでいた。



第22期竜王戦七番勝負第4局 渡辺明竜王×森内俊之九段
「圧巻の6連覇」  観戦記・大川慎太郎


私は封じ手の段階で後手の攻めが細いという感想を記した記憶がある。タイトル戦はネット速報が充実しているが故に、その内容との違いをどう出すか?がポイントだが、一手損における角交換のタイミングと出現戦法の関係、前例である対局との対比、勝者である渡辺のコメントなどがあり良かった。


竜王戦座談会
深浦康市王位×高橋道雄九段×西條耕一(読売新聞記者)
「時代を背負った若き竜王」


将棋世界2月号のMVP候補。ネタバレしないために詳細には触れない。棋譜がだらだらと書かれない構成もよかった。


渡辺竜王インタビュー
 同世代とタイトル戦を  聞き手・西條耕一


第四局で私が感心した9六香車の裏話を含め、渡辺明のサービス精神が良く出たインタビュー記事。これもMVP候補だろう。


第30回JT将棋日本シリーズ[決勝] 深浦康市王位×谷川浩司九段
 棋士として幸せな時間  文・相崎修司

未読。


第17期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負[第2局]里見香奈倉敷藤花×中村真梨花女流二段
タイトルの重み

こちらも未読。


短期集中連載
 「続・イメージと読みの将棋観」  文/構成・鈴木宏彦

テーマ1で△3三角戦法の現状、テーマ2で矢倉における最新事情を知ることが出来たがこれはかなり興味深かった。テーマ3は、雑談。雑談ネタでは今後、トップからみた奨励会三段や新人評価を知りたいところだが難しいか。テーマ4は私レベルでも一目だった。ただし次の一手が当たっただけで、細かい変化は追っていないが。


新連載
 寄せのセオリー 谷川浩司九段

未読。


突き抜ける!現代将棋
 第5回 中原誠 相掛りを語る  講師・勝又清和 構成・浅川浩


これは個人的には勝又教授ネタではベスト、本号でも文句なしのMVPとしたい。私は最近は指さないが、中原流の相掛かりが大好きで、A級で羽生世代とやりあっていた頃の3四歩と垂らす将棋を自身でも愛用していた。・・・というのは先月号の感想でも書いたのだが、相掛かり特集で中原ネタがないのは寂しい限りだと思っていたのだが、こんなサプライズがあったとは。

対談形式なので読みやすさも抜群で、何度も読み直したいと思う。久しぶりに盤に並べて中原の相掛かりを堪能したい。



将棋世界企画 真剣勝負! 東西対抗フレッシュ勝ち抜き戦
 第6戦 稲葉陽四段VS広瀬章人五段
 「相振り飛車の激戦」  構成・観戦記 鈴木宏彦


若手棋士による広瀬評が良かった。こういうコメントをたくさん知りたい。将棋自体はまたもや相振りで私の嫌いな将棋だが、後手の陣形が居飛車感覚で楽しめそうだ(まだ棋譜は読んでおらず、ざっと記事を眺めただけだ)。


 月夜の駒音 内館牧子
この人の文章はネタが将棋であろうと相撲であろうと変わらないので将棋世界で連載されている意味はそれほど無い。これであれば、梅田望夫の連載のほうがまだマシだろう。


 関西棋界みてある記 東和男
未読。



 短期連載 コンピュータは七冠の夢を見るか?
 片上大輔六段・山本一成・松本哲平


ボナンザの評価の話がようやく理解出来た。これが大変興味深い。また、コンピュータがいう+1000点というのが勝率でいうとどのくらいに該当するのか?という話も良かった。その勝率をみて色々思うところがあった。



棋界のトリビア
ずっと話題になっていた例の棋譜をようやく見ることが出来た。対戦棋士の名前をみてなんとなく納得してしまった。


別冊付録 丸田の短編詰将棋傑作集 丸田祐三九段
これが良かった。1手詰ハンドブックを読んでから、詰将棋でもやりますか、と思い開いたのだが、丸田先生はなんと今年既に●●歳だという。

●●歳の人が作った詰将棋を解くというのは不思議な気分だったが、これが手筋の応用でアッサリ解きやすく、爽快なものばかりでどんどん解いてしまった。普段は詰将棋が付録だとやらない私だが、これはオススメしたい。

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Tag : 森内俊之 渡辺明 里見香奈 梅田望夫 屋敷伸之

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