渡辺明竜王、竜王戦九連覇

赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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第25期竜王戦第5局 ▲丸山忠久-△渡辺明

先手番の角換わりが、必勝法ではないか?というぐらいに勝ちまくっていたのが一体なんだったのか?と思うような、角換わり腰掛銀のキラーとなった渡辺明竜王だが、間違いなく、本局もその獲物の一つとして飾られるであろう、対局。

また守備的な作戦かと思ったが、桂馬を跳ねる形、先攻を目指す方針となった。

一番のキモは、やはり△4二銀型の待機、であろう。

この待機作戦は取られると本当に困ってしまう。飛車先をつかない限りは銀は上がってくれないので、私などは勝ち負けに何も掛かっていないので、そのムカつきを思えば…ということで21手目の局面で筋違い角を放つぐらい。

勿論プロレベルではこの角が負担となるはずだが、咎めてる感というか誘われているところに踏み込む感じだが、少なくとも本譜のようなムカつきは無い。(大抵この角が働かずに負けるが…)。

本譜は先手の飛車が1筋に隠居して、後手の攻めが続いた。この形になると、一瞬は含みとして考える△1九角成、同飛車という手順だが、本譜では実現したので驚いた。また、後手の角のポジションとしては△4四があるが、ここも実現させたいところだが、こちらも実現。

要はこの対局は序盤で打った角がとても活躍した将棋だった、ということ。

この渡辺明竜王の活躍で、今後の角換わり腰掛銀の勢力図が変わるのかどうか?に注目したい。



将棋棋士の名言100: 勝負師たちの覚悟・戦略・思考将棋棋士の名言100: 勝負師たちの覚悟・戦略・思考
(2012/11/22)
後藤元気

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テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : 渡辺明