ソフト評価値がプロ棋士のR点に連動して欲しい

タイトルでおしまい、の話なんですが。

プロ棋士のレーティングがあります。その点差をみると大体対戦成績がわかる…というもの。

一方で、ソフトの評価値というのがあります。詰みになると9999点みたいな。あれが、プロのレーティング差異と一致するように補正されると楽しいのではないかと思いました。

つまり、この棋士Aのレーティングは羽生さんと300点差。しかし局面としては300点棋士Aのほうが良いのでまだ分からない…といったような具合に。

どうでしょうか?

この前の、藤井聡太さんと羽生さんの戦いで、渡辺明さんが「この局面はコンピュータは500点良いと見ているようです」と発言していましたが、それを受けての私が思ったことです。

あの二人の実力差がどのぐらいなのか、はわかりませんがあの500点の点差の局面をキチンと勝ちきっていることを考えると、ソフトの評価値を1/4か1/5ぐらいにすると、プロ棋士のレーティング差になるような気がしました。いかがでしょうか??


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ジャンル : ゲーム

将棋ウォーズの棋譜解析が便利だと思った。

棋譜解析の説明書は↓↓コチラ↓↓です。
http://shogiwars.heroz.jp/help/analysis_1


機能としては名前の通りで分からない部分は無いと思いますが、自分の指した棋譜をPonanza?コンピュータソフトが解析してくれます。

これが、結構便利。いままで感想戦は全くやらなかったんですが、この機能を使ってやるようになりました。

感想戦って正直私レベルでは非効率というか意味ないなーと思っていて、棋力が低いとわからないことがわからない・・・んですよね。

そこをじっくり読み解くことが棋力向上に役立つのは理解しているものの、その時間がないので3分切れ負けをやっている時点で感想戦をやる展開にはならない。


しかし。この棋譜解析のおかげで効率的に感想戦ができるようになりました。

基本的には、負け将棋にだけ使っています。勝ち将棋で使っても良いんですが、負け将棋のほうが効率的な気がします。

私レベルの将棋だと、だいたい好手の応酬からの詰めろ逃れの詰めろの連続の末のただ捨ての妙手があって勝つ…ということはなく、だいたいは致命的なミス、悪手がきっかけになって負けます。

あるいは、相手との棋力が離れている場合、いつの間にかマワシを取られていて、気づいたらにっちもさっちも行かない…ということもあります。知らないうちに斬られていた…というアレですね。


負けると対局結果画面に遷移するので、そこで棋譜解析ボタンを押します。一手解析とグラフというのがありますが、ここではグラフを選択します。棋譜解析にかかる時間はわずか5秒ぐらい?でしょうか。10秒無いと思います。

どのぐらいの棋力で分析してくれているのかわかりませんが、ポイントとしては圧倒的な悪手、何が悪かったのか?が大まかにわかればOKなので、今のところ私の棋力では問題なく機能しています。

グラフを選ぶと、一局の初手から最終手まで評価値の折れ線グラフが表示されます。どっちが良かったのか?が一目で見やすいです。


グラフの種類を大まかに分類すると以下3パターンがあります。

1.ジリジリと形勢差がついて、そのまま決着する押し切り型

2.評価値の急変をきっかけに決着する一手バッタリ型

3.評価値のブレが大きいシーソーゲーム型

の3つです。


1の押し切りは、自分より上位の対戦者の場合に出てくると思います。自分では互角が続いている…とおもっていたけど、中盤の入り口では既に損なっていた…というような将棋です。

形勢差にして自分では互角(±100点ぐらい)と思っていたら、±300点ぐらいだった…というような将棋。これは序盤戦術や大局観について勉強になります。

この時点でダメだということはこの作戦のこの分岐は…という風に序盤の経験値アップが見込まれます。

2の一手バッタリ型は、3分切れ負けということで意外に多い気がします。自分でも駄目だと思って駄目だったとか、何かアリそうなのに発見できずに負けた、というような将棋です。

3についても、基本的には似ています。どちらかに決め手があったのに、悪手を指したということです。


どの場合でも、気になる局面で手を止めてかんがえます。かんがえた後に、一手解析にかけるとその局面からのコンピュータの予想手順が10手ぐらい示されます。

この予想手順が局面によって結構レベル差というかクセの強さに違いがあるので要注意です。

詰みのある無しや圧倒的な決め手がある場合は、参考になります。中盤のねじり合いみたいなところでは、いかにもコンピュータ将棋だなあ…という手順を示すことも多いです。

なので解析する将棋はある程度選んだほうがいいかもしれません。勝った!と思って負けたアツい将棋や、押してるのに相手の防戦に間違って負けた…というような将棋が一番よいと思います。


棋譜解析チケットを購入するべきかどうか?については個々人の懐具合と棋力、思想的な部分があるのでおまかせしますが、少なくともプレゼントされたチケットが余ってる場合は一度試してみる価値があると思います。

コンピュータが人間を超えたら将棋が面白く無くなった・・・どころか面白くなってきた件。

私の中での将棋ブームは。まずはやはり羽生さん、羽生世代の登場と台頭とその栄華の時期。渡辺明の中学生プロから若手の台頭と、羽生世代との全面抗争・・・かと思ったらそうでもなかった頃。その後は、コンピュータ将棋の台頭と電王戦。どっちが強いのか?という時期。そういう感じです。かれこれ、20年以上は楽しませて頂いています。使ったお金は少し。(ごめんなさい・・・)。使った時間は沢山。(ありがとうございます!)。


で、ここ最近はどうだったかというと、少しやっぱり冷めていました。冷めていた理由はといえば、コンピュータが人間を凌駕していることが明らかになったことが大きい。別にそれで将棋というゲームの面白さや、人間同士の戦いにある背景ゆえのドラマとか、そういうものは全く失われない。とはいえ、定跡本とかそういうものを買う意欲は少し落ちた。私は元々かなりの定跡派で、書籍は出れば買うというタイプでした。ただ、最近は正直に書くと、プロ棋士の本を買うことは少なくなった。少なくなったというか、ほぼ無い。


自分で指す戦型を決めて、手順を考え、迷う局面ではコンピュータソフトに伺うことが多くなった。ネットではグーグル先生という言葉が使われて久しいが、コンピュータソフト先生にお伺いを立てる。特にプロ棋士の先生との駒落ち将棋では非常に役に立つ。点差があり、予めこちらが良い状態から始まる。そこから如何にして私が悪くなったのか?を解析すると非常に勉強になる。勿論、プロ棋士の先生に感想戦で指摘された手順、ダメだったところ等も勉強になるが、あまり根掘り葉掘り聞けない(時間的制約や人数的な問題で)こともあるので、とても良い。


それと一頃のプロ将棋に少し飽きていたのは、定跡手順の発表会のような風潮というか流れというか、そういうものがあったから。
特に自分の指さない戦型における、細かすぎて伝わらない選手権のような将棋はちょっと興味を持てなかった。

ところが。最近、ちょっと変わりつつある。
プロ将棋に新しい息吹が生まれつつある。

多分、プロ棋士の先生方はとても強いから、私達のようなファンよりも正確にコンピュータソフトの強さを理解している。強いと認めて、研究局面でのコンピュータソフトの活用だけではなく、コンピュータ同士の戦いにおける、いわば異文化将棋のエッセンスを取り入れた将棋がポツポツ目立つようになってきた。


プロ棋士はとても強い。天才中の天才だけがプロ棋士になれる。そういう天才同士の戦いで、ほんの紙一重で勝負が決まるというのが通常の戦いだ。

なのに。このコンピュータ将棋の異文化将棋、異種格闘技戦的な将棋が導入された戦いを観ると、これが全く違う展開となる。

異種格闘技戦で得たエッセンスを自分の種目に活かして圧勝する格闘家のようなシーンがしばしば観られるようになってきたのだ。


タイトル経験者が若手の奇襲ともいえる鋭い攻めに、為す術もなく屈する。後手からの、一手の隙さえあれば切れそうな攻めが、結局途切れずに先手をタコ殴りに屠る。中盤といってもいい局面から強い駒であるはずの飛車角をぶった切って、圧倒的に制圧してしまう。しかもこれも後手番で。棒銀や早繰り銀のような、ちょっとプロ同士では心許ない戦型で過激に攻めたほうが勝つ。

そういう将棋が最近は少し増えてきた。

昔プロレスに飽いた頃、総合格闘技やK-1のような興奮がいまの将棋界にはある。昨日開幕したA級順位戦も、後手の渡辺明が最近プロ棋戦でほぼ負けなしと思われる「後手居角美濃」で永世名人の資格を持つ森内俊之を破った。森内俊之はこの戦型で負けたのが二度目。前回の教訓をもって、反省点を踏まえて臨んでいたはずだ。しかし負けた。

戦型的に飽和状態にあるとみられていたプロ将棋において、後手番の横歩取りを主戦法として名人を奪取した佐藤天彦新名人もいる。

人間とソフトどちらが強いか?という意味での興味は薄れたが、将棋の面白さという意味では過去最大級に私のなかでは高まっている。


あれだけ整備されてきた定跡群とは、別の系統の定跡群が出来上がる可能性もある。

角換わり腰掛け銀においても、従来は五筋と置かれていた金が、四筋に置かれる・・・というコンピュータ的な思想もどうやら有効であるという認識が出つつある。

そうなると、この金の位置の違いだけで過去に整理された定跡とは別の定跡が生まれてくる。勿論過去の定跡を踏まえたうえで。


ハッシープロなどは、かなりコンピュータと人間の戦いに否定的だったが、興行的な部分で仕方ないと私は思うし、こういう豊穣さを復活させたのはコンピュータ将棋であることは間違いない。

ということで、最近またとてもプロ将棋が楽しくなってきている。しかも今年のA級順位戦には、元・現タイトルホルダーだらけ。こういうメンツ同士の戦いにコンピュータ将棋のエッセンスが加わるとどうなるのか?

今から楽しみすぎて仕方ないのです。

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第二期叡王戦に羽生さんが出場。電王戦はPonanzaの2連勝。

電王戦は、後手番のPonanzaが2連勝しました。山崎隆之プロはらしさをその戦いの中で出してくれたような気がします。

びっくりしたのが、先手番であっても序盤から優位になる局面がほぼ一度もなく終わったということです。序盤ひねり過ぎた感じでしょうか。

24手目の△4二銀のあたり、先手の飛車先の歩交換を怖がらないあたりで少し辛さを感じます。低い陣形で先攻している後手、居玉で飛車先交換すら手損で終わりそうな先手という図です。

それぞれに12手しか指していないのにこの辛さはなんなんでしょうか。(もっとも私のレベル感ではそう見えるだけで案外微差なのかもしれません)。

コンピュータの柔軟さというか無軌道っぷりを感じさせるのが48手目の△6三金。ここでこの手を指すプロ棋士はいないと思います。こういうのが再現性のない、ストーリーとしての将棋を構築しないコンピュータソフトの強みであり、人間にとって学びのないところではないでしょうか。

封じ手の局面は金銀のいち関係が気になるものの、後手のほうを持ちたい人が多い気がしますが、びっくりしたのが封じ手の4九玉。米長会長の亡霊でもでたかのような手ですし、山崎隆之プロが指しそうな手でもあります。棋風に殉ずる、という手というか。

そこからの手順もなかなかに個性爆発。しかし素人目にみても良さそうな局面はなかったと思います。


そして、その後に発表されたのが、第二期叡王戦に羽生さんが出場すること。逆に言うと資格者で出場しなかったのは、渡辺明・ハッシーなど四名ぐらいしかいなかったようです。

不参加の理由はさておき、羽生さんが出た理由について考えてみました。

・単なる羽生さんの好奇心
・タイトル戦など新聞系スポンサーのお許しが出た
・ALPHAGOの結果、どっかしらのGO!が出た
・カドカワ?側からの羽生さん出場養成があり、長期契約とのバーターだった
・山本一成が、羽生さんを口説いた(口説く技術は嫁獲得時にモンテカルロ法的に習得済み)

最後の理由がもしかしたら主たるきっかけのような気もしますが(嘘です)、全部複合的に絡んでいる気もします。

長期契約とのバーターもあくどい感じではなく、羽生さんの対局料は故米長会長が示した金額があり、一括では払いにくいが長期契約的に、結果的に出来上がりで数億になりますよね?という打診の仕方を私だったらするとおもいます。

あるいは、僕が山本一成さんだったら、ストレートに「Ponanzaと戦ってください!戦って欲しいんです!」と言って即フラれる・・・こういう様式美を二年ほど繰り返していたでしょう。


ここからは不謹慎な予想になりますので、ムカつく人はiPhoneを地面に叩きつける、ノートパソコンを鯖折りにする、デスクトップPCを窓から投げ捨てるなどの処置を行って閲覧を極力回避してください


・・・捨てましたかね?

http://www.eiou.jp/qualifier/
ここのトーナメントを観ると、羽生さんは二連勝で本戦出場です。

塚田or南に勝つと、森下or屋敷との対戦。確率的には本戦に抜ける可能性が高そうです。(最近の屋敷さんは強いのでわかりませんが)。

他の九談のブロックをみて予想すると、丸山or森内(多分森内)、深浦or郷田、三浦or佐藤康光、久保or藤井という感じ。

八段は天彦or松尾、阿久津or広瀬or木村、稲葉or行方or糸谷。

七段は菅井or野月or小林裕、豊島or村山。

六段は斎藤慎or永瀬、中村太or戸辺。

五段は佐々木と青嶋。

四段は増田さんに上がって欲しい。

というかんじ。

決勝トーナメントは3回勝つと三番勝負になります。一発できまるトーナメントではあるものの、今上がりそうな面々を並べてみると羽生さんが三番勝負に進んでいる可能性はそこそこあるように思います。

逆に決勝トーナメントに進んだ他棋士は、羽生と別山別山別山・・・と祈っていることでしょう。

電王戦は、今回の結果を見る限りでは多くの棋士にとっては叡王になったことのご褒美罰ゲームのような感じになることはほぼ間違いないですが、羽生さんの出る三番勝負も観たいし、羽生さんか羽生さんに勝つぐらいに強い棋士とコンピュータ将棋ソフトとの対戦は見てみたいです。

できれば定跡系や序盤に凝るタイプの棋士のほうが、面白い気もしますがどうでしょうか。

ひとまず叡王戦の三番勝負が年末みたいなので、それまでは楽しめそうです。

「電王戦FINAL ~another scenario~」

電王戦FINAL第5局 観戦記 野月浩貴七段 を読んでの感想。

URLはこちら↓。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1548112


印象に残った部分を引用してみる。部分で読むと誤解される可能性もあるので、全部読むことをおすすめしますが。

hatenaブックマークで人気エントリー入りしていて、ブックマークコメントをざっと読んだ限りでは、この観戦記に対する感想としては好印象のものが多かった。

私個人としては結構違和感というか居心地の悪さを感じたのだが。例によってmtmt氏がTwitterで結構意地の悪い(良い意味で…良い意味なんかないかw)引用をしていたのだが、言質を取るというか、過去の発言を現在の行動と結びつけるべき(結びつけることが信頼につながる)と考えると、確かにこの電王戦周辺事情というのは、少しおかしな気分になるところはある。


以下上記観戦記からの引用とそれについての私のコメントです。(引用文は”>”で判別できるようにしてます。合わせて引用文の改行は一行を短くするために私が行ってます。)


>阿久津は△2八角戦法を最終手段として視野にいれつつも、
>相掛かりや角換わりの戦型で練習を重ねていく。しかし
>勝率は上がらず、コンピューターの強さを実感させられる事が多かったと言う。


>普通に指すと勝率が悪い事と、△2八角が通用する可能性がある事を教えてくれた。


>普通に対戦しても勝率が悪い。AWAKEの強さを認めて、
>貸し出しも含めて与えられた条件で勝ちを目指すことが一番重要、
>との考えのもとに遂行された作戦である。 棋士側の総大将という
>重大な責任を全うするために取った苦肉の策だ。


この観戦記を検索すると「勝率」という言葉は三回出てくる。上記はそれを抜き出したものだ。ここまで勝率に言及するのであれば、どのぐらい悪いのか?が気になるのは普通の感覚だと思う。

この勝率の悪さが1割なのか、2割5分なのか、4割なのか(悪いと言ってるので五割未満なのだろう)によって、△2八角に誘導した意味合いが変わってくるように私は思う。

この辺りの将棋連盟側の姿勢は、ある意味逆に一貫しているというか、どちらが強いのか?という単純な問いに対して白黒つけずに曖昧なままで勝負しているという意味でも、二重にプロレスvsの異種格闘技戦に似ている気がする。

当事者が「異種格闘技戦」という言葉を使えば使うほど、ある事実が(語られないことによって)浮き彫りになっている・なっていくのかもしれない。


>弱点があると知っているのに普通に戦って負けたとすると、
>最善を尽くしていないと言われるかもしれないし、コンピューターの
>弱点を突いて勝つのがプロらしい戦い方なのか?と責められるかもしれない。
>結局、何をしても議論を呼ぶ事になるのであれば「勝つための最善」を
>尽くそうという結論に至った。

この観戦記で一番違和感を覚えた部分はここ。前者と後者でいえば、後者の可能性は十分に予測できるが、前者の可能性はそれほど大きくないような気がした。気がしただけなので個人の主義主張の違いなので良いのですが、一般的には同じような感触をもつのではないか?



>コンピューターは強いというところから始まった△2八角戦法を
>視野に入れた対策は、稲庭戦法の様に人間相手には悪手になるが
>コンピューターには滅法強いという、純粋なハメ手やアンチコン
>ピューター対策とは一味違う。

ここも上記と同じような違和感が少しあるが以下同文。



>もしも△2八角を打ってこなかったとしても、午後からの
>エキシビションマッチで永瀬六段と戦ったように、ほぼ互角の
>展開で戦える証明も果たしている。「千日手を視野に入れると、
>先手としては互角だけど少し不満があるくらい。AWAKEは
>千日手を選ばずに、穴熊を崩して攻めてきたり、自陣角を打って
>攻めてくるので、先手としてもまずまずな展開で戦える」とのこと。

ここも上記と同じような違和感が少しある。エキシビションマッチ、よい将棋だったし先手が勝ったのだが、この2八角ではない形のどこかを指定局面とし、コンピュータ同士の大量な対戦結果をまず知りたい。それで局面における優劣が大まかにわかるだろう。

その後にその指定局面から、プロvsコンピュータソフトの団体戦を観てみたい。先手をもつのはどちらでも良いので、先後振り駒で決めるように、どちらが先手番を多く持つか?を決めた上で、双方が先後両方もつ形でやると面白いのではないか。

プロ側が先手を持つ場合は勿論振り飛車党のトッププロを配置し、後手を持つ場合は居飛車党の実力者を置く。

これで大体局面自体の優劣と、プロとソフトの優劣具合が大まかに把握できるような気がする。勿論実現するとは思わないが、事前貸出のメリットを最大化し、リスク(ハメ手)を回避するには最適な方法だと思う。

以前書いた学術的な意味合いを強く持たせた棋戦、という話と似ている私の希望です。



>奨励会経験者として、プロ棋士を志した者として
>「プロ棋士とはこうあるべき」と、真っ向勝負で戦ってほしいし、
>知っていたとしても△2八角戦法はやってこないのではないか?
>と考えていた。巨瀬さんが描く棋士の理想像とは違う勝負だった事が、
>あの会見に繋がったと思う。

> 私が話をした時に受けた印象は、将棋に対する愛情が溢れていて、
>ただただ純粋な気持ちでコンピューターも棋士も将棋の真理に一歩でも
>近づいて欲しいと心の底から思っているようだった。
> 奨励会という場所は、ひたすら純粋に将棋の事だけを考える場所だ。
>プロになって初めて、観る人が居て成り立つ事、信念を持って戦わな
>くてはいけない事、将棋って楽しい!と思わせるような魅せる将棋を
>指さなくてはいけない事、勝たないと注目されない事、等々が付随してくる。
>矛盾する事も多く、葛藤しながらの対局となる。

ここはこの観戦記で一番共感した、感銘を受けた部分です。まさにその通りなんだと思います。どっちが強い云々はさておき、それぞれの立場から見える風景が違ったということ。プロに慣れなかった天野貴元氏と巨瀬さんの主張、自身成れなかったが、一時代を築き、かつ元理事で現役プロ棋士である田中寅彦を父に持つ田中誠氏の主張、プロ側の主張。それぞれの立場を考えるととてもよく理解できる文章だと思う。

付け加えるならば、電王戦を観続けてきた私を含むファンの意見や主張もやはり彼ら自身の立ち位置に紐付くものになっていると思う。それぞれの立場があり、それぞれの意見があった。そういうものが表出したということが、この棋戦の意義の一つだったのだろう。その意義だけで大きな収穫だったとは言い切れないところもあるにはあるが。。(歯切れが悪くてすいません・・)。


最後にもう一度繰り返し記します。

実現するとは思いませんが、事前貸出のメリットを最大化しつつ、白黒つけるという意味では、前述した(以下に記す)「電王戦FINAL ~another scenario~」はいいと思うんだけどなあ。

「電王戦FINAL ~another scenario~」

この2八角ではない形のどこかを指定局面とし、コンピュータ同士の大量な対戦結果をまず知りたい。それで局面における優劣が大まかにわかるだろう。

その後にその指定局面から、プロvsコンピュータソフトの団体戦を観てみたい。先手をもつのはどちらでも良いので、先後振り駒で決めるように、どちらが先手番を多く持つか?を決めた上で、双方が先後両方もつ形でやると面白いのではないか。

プロ側が先手を持つ場合は勿論振り飛車党のトッププロを配置し、後手を持つ場合は居飛車党の実力者を置く。

これで大体局面自体の優劣と、プロとソフトの優劣具合が大まかに把握できるような気がする。勿論実現するとは思わないが、事前貸出のメリットを最大化し、リスク(ハメ手)を回避するには最適な方法だと思う。


・・・どうでしょうか?

少なくともコンピュータ同士での指定局面以降の勝率は知りたい気はする。
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将棋観戦

Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

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