NHK杯の大石さんを見て改めて思ったこと。

NHK杯の大石さんを見て改めて思ったこと。

森信門下の大石プロの快進撃が続いている。順位戦での黒星無しの昇級、そしてNHK杯の準決勝進出。羽生さんや渡辺明二冠のように、長いところと短いところの両方で結果を出している。

割と研究して細かい変化まで網羅しているのかと思っていたのだが、解説の豊島プロ曰く、センスがある、考えてからではなく、まずはこうだろう、と指してからその後の組み立てをおこなうようなところがあるとか、上手く自分の求める展開に持ち込むテクニックに優れたタイプなのだという。


このへんはやはり実力が近い人同士じゃないとわからないところもあるし、研究会の相手だけが知っているところもあると思うので興味深い。

僕が久しぶりにNHK杯をみていて、そしてまた久しぶりに大石プロの指し回しをみていて思ったのが、中盤にやはり特徴のある棋士だなと思いました。

サッカーで例えると、わーっと混沌とした、そう然とした展開の中で、しっかりボールを一旦キープして局面を落ち着かせるミッドフィルダーのような雰囲気。

ぐぐぐっと、中盤の良さそうなところで更にスローダウンさせて、万が一にも負けることがないようにする、というか。

決してふるえてるわけではなく、絶対に勝つためのスローダウン。しかもそこから追い込まれても全く慌てない。そういう胆力も兼ね備える選手ですね。

羽生さんの踏み込みが勇気ゆえであれば、大石さんのこの留まりもまた勇気ゆえのもの。そういう感じです。

どうやらこのNHK杯の大石プロは、A級をなぎ倒してるようですね。なんとなくですがこのまま優勝しそうな感じがあります。

いやー面白い棋士がどんどん出て来て将棋界、本当に楽しいですね(^ω^)

NHK杯大石プロが羽生善治三冠、から大金星

いやー驚きましたね。早指しだし、この戦型だしってことで大石さんなら一発あるで!っとツイッターではつぶやいていましたが、まさか本当に勝ってしまうとは。

うまく研究がハマったというか、駒組み時点で後手が作戦勝ちしていた雰囲気もありますね。それにしても羽生さんに後手番で若手が勝つというのはなかなかにないことです。

大石さんの焦らずミスの少ない棋風が向いた展開になっていましたでしょうか。

途中から羽生さんもマジック繰り出すすべもなく、と金捨てて迫るような非常手段も見られましたが流石に序盤中盤の貯金が大きくそのまま大石さんが逃げ切りましたね。

昨日は実は観るつもりなかったんですが、羽生さんがでるということに気づいて見たんですよね。いやーいいものみせてもらいました。こうなったら、羽生さんを打ちとった責任を果たしてほしいと思いますが、今期のNHK杯はかなり荒れそうな雰囲気ですね。渡辺明、羽生善治といなくなりましたので、まだチャンスのある棋士たちはボーナスゲームだと思ってしっかり優勝目指して頑張って欲しいです。

昔なつかしの土日トーナメント。町道場でありましたよね。私は大体道場で一番強い人達にはかなわないので、大体準決勝止まり。良くて準優勝。そういう感じでした。それが、たまに上位が潰されて、しかも私もまぐれ勝ちしたりして。

その結果、弱い者同士の決勝とかになるんですよね。そこで勝ちきれるかどうか…という勝負は年に2・3回ぐらいあったのかなあ。それを思い出しました。若手もベテランも頑張れ!

個人的な予想としては船江恒平、ということでいかがでしょうか!?><

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なぜ羽生さんはNHK杯決勝で無理やり矢倉を用いたのか?(への回答)

http://shogiwatch.blog63.fc2.com/blog-entry-1927.html
にコメントをもらったので、別記事にて。


>一つだけ「負けるつもりがあったわけではないのでしょうが、本格的な将棋で相手また間合いを吸収されることを避けたんじゃないか?」が気になりました。いくつか質問したいです。

という質問でした。いや、ただ何となく書いただけなんです・・・というのが正直なところです、すいませんw
でも、なぜあの決勝の場であの作戦を用いたんでしょうね?本当に不思議です。専門誌のインタビューなどで語られるかもしれません。


>1. 羽生さんには過去にもそういう傾向が見られたのでしょうか。

過去、後手番で2手目にいろいろな手を試したということはあります。そういう意味では何らかの趣向があったとは思います。逃げたというニュアンスよりは、最新形で渡辺明の研究にハマるよりは、力将棋というか深く研究していないところで専守防衛の作戦をとってみて、時間も短いし逆転のチャンスが訪れるのではないか?と見ていたんでしょうかね。わからないですが。


>2. 過去の記事でむしろ「羽生さんが対局を通じて相手の間合いを吸収し、見定めて以降、圧倒的優位を築く」という傾向を指摘されていたような気がします。もし、渡辺さんとの関係でその逆になっているとすれば、それはどういうことでしょうか。(先を行くものと、後から来るものの関係? あるいは、たんに個人と個人の力量の関係? それとも??)

弊ブログを非常にしっかり読んでいただいているようで恐縮です。羽生さんが間合いを意識しているなあと思ったのは、ニコ生での川上量生会長との対談で、コンピュータ将棋の実力について問われて、「何度も指していくとどういう棋風なのか、どういう特徴があるのかが分かるようになる。コンピュータにもそういう個性のようなものがあるのか?は興味のあるところ」と答えているところです。

渡辺明についてもどうようの理解が進んでいるとすれば、何かしら渡辺明という棋士についての対策のようなもの、対策じゃないにしても対応方法についてもあるはずです。それがありつつの今回の作戦ということであれば、そろそろベテランとしての私、というような昔の大山先生や中原先生のようなモデルチェンジを少しずつ意識し始めているのかもしれません。完全に何かを変える、ということではないにしても、中原先生が「行書から草書へ」と言っていたような変化が徐々に加わっていくのかもしれません。

渡辺明というよりは、今後の自身の在り方、というような。また後手番の苦しさがかなり明らかになってきたということを踏まえると最初から専守防衛、千日手狙いというような作戦は今後増えるような気もしています。多少の犠牲を伴いつつも主導権を得ようとする作戦の苦戦が徐々に明らかになっているので、そういう意味では無理やり矢倉に何かしらの期待を持っている・いた、というか。


>3. 「手の内を見せない」ことで先のより重要な勝負にかける、という考えは分からなくはないのですが、
>(1) NHK杯の5連覇ってのはそんなに重要度の低いものなんでしょうか。
>(2) それよりなにより、そんな姑息なことを考え出した時点で、相手との関係において負けになっている、という気がしないでもありません。王者たろうという人が、そんなこと考えるものなのでしょうか。

こちらも2に付随しますが、今後を考える上ではどの対局でもなく、最強の相手と舞台で試すことに意義がある、と考えたのかもしれませんね。私は棋譜を見ただけで放送は見てないので全くわからないのですが。。手の内を見せないというよりは、新しいものを試した、という意味のほうが強いかもしれません。こういう負け方になるとどうしても騒ぎ立てられてしまうので、第一人者は大変だなと思うわけですが、そういう意味でもこの作戦を採った勇気はすごいなと思いました。

ちょっと不思議なのは、3つも2段目に歩を打った鬼辛抱ですね。ああなると確実に勝てない気がするんですが、打開すると勝てないと見たからの自重とは思いつつもちょっと普段は見ないような展開でした。確かに辛抱してついていく展開というのはあるわけですが、こういう屈服系の辛抱はあまりないような気もしたので。

回答になっているかどうかわかりませんが、ひとまず回答とさせていただきます。




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NHK杯▲渡辺明二冠vs羽生善治三冠、後手の無理やり矢倉から25連勝ならず。

さて、NHK杯。テレビで見てないんですが、渡辺明二冠のブログやTwitterや将棋ブログ界隈を見ているとどうやら渡辺明二冠が初優勝したようです。

それもほぼ圧勝に近かったと。これは完全に渡辺明時代の幕明けですね。遂にワタナベアキラ号、牡28歳、馬体重-5キロ、騎手めぐみ。遂に本格化しました。元々最終コーナー回ってからの伸びのある末脚には定評があったんですが、まだ若い頃はチャカつくわけではないにしてもちょっとよそ見するところがあったんですよね。夏休みに毎日棒アイス1本食べたりとかw

基本は自分でペースを握っての軽い逃げか先行なんですが、特に後手番で横歩取りによる逃げを中心にしていたのが、△8四歩からついて行く展開も学んだのが大きかったんでしょうね。

やはりクラスがあがって重賞レースで古馬と当たるようになってからは、逃げ一辺倒では勝てないと見たんでしょう。騎手の伊那めぐみも馬の特性をよく理解していてね、手綱も鞭も殆ど使わない…ように見えてちゃんとつかってるんだな、これが。使ってることが馬にバレちゃうと馬のほうが拗ねるから、そのへんを自然体で無意識のうちに理解して体現してるよね。

今回は最強の敵、ハブヨシハル七冠馬が思いっきり負かそうというよりはやや消極的な作戦に出ましたね。正直戦型が無理やり矢倉だと聞いて「これは先手の勝率七割だろうな」とTwitterでつぶやきました。多分、冗談抜きでこの戦型での重賞クラスの馬の先手勝率はこのぐらいあると思うんですよ。

で、途中図を見ましたが後手陣の歪みっぷりがすごかったですね。道中の不利があったんでしょうが二筋、五筋、そして七筋と3つのコーナーで二段目に歩を打たされてる。ここまで展開のあやはあったとはいえ、後方に追いやられてはマクる可能性も少ないですよね。

最後は決め手級の▲5六角という攻防の角があり、勝負あり。ハブヨシハル号は負けるつもりがあったわけではないのでしょうが、本格的な将棋で相手にまた間合いを吸収されることを避けたんじゃないか?というような印象を受けましたね。ここから三冠vs四冠での七冠戦争が始まる可能性があるから。あるというより高いんじゃないでしょうかね。

事実は小説より奇なりといいますが、私がこんなあらすじ書いたら絶対に笑われちゃうよなあという展開ですよね。今年の夏競馬は本当にアツくなりそうです。やっぱり競馬っていいですね!

(以上、棋譜をみてないので誤魔化し誤魔化し、競馬にたとえて書いてみましたw)


毎月16日発売なんですね。

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四連覇で通算10回優勝で名誉NHK杯とか…ドカベンか!

ドカベンか!ってね。水島新司の漫画のね。って注釈いれないと、きょうびの若い人はわからんのと違う?っていうね。

ドカベンって、まー常勝軍団なわけですよね。明訓高校。一番岩鬼、二番殿馬、三番はいろいろいて、四番は山田太郎ね。ピッチャーは里中。で、延々と勝ちまくるわけですよ。ドカベンって最初の作品が70巻ぐらいあったと思うんですが、確かその中で負けたのは1試合とかそれぐらいじゃない?武蔵坊率いる、岩手の弁慶高校ね…。

大体そんなに勝たないだろうと。毎回勝つ話みて面白いの?っていうね。これが面白いんだけどね。。


同じ野球でいうと、巨人のV9時代とかはそんな感じだったんでしょうね。大山康晴の無敵時代とかもこんなだったかもしらん。

そう、武豊や、イチローが相次いで脱落していく中、生きる伝説としての存在感をますます高めているのが、この将棋界が誇る大天才、羽生善治さんなんです。(なぜかさん付け)。


羽生2冠 初の“名誉NHK杯”

将棋のNHK杯は、決勝戦で、羽生善治2冠が渡辺明2冠を破って通算10回目の優勝を果たし、初の「名誉NHK杯」の称号を手にしました。羽生さんは、ことしのA級順位戦で史上3人目の全勝を収めるなど調子を上げており、来月から始まる名人戦で、タイトル獲得数、史上最多の記録更新を目指します。
将棋のNHK杯は50人の棋士が1年間かけてトーナメント方式で対局するもので、決勝戦は、王位と棋聖のタイトルを持つ羽生善治2冠と、竜王と王座の渡辺明2冠という、トップ棋士を代表する2人の対局となりました。
NHK杯は持ち時間が10分という早指しが特徴で、決勝戦は互いに矢倉囲いの陣形で、最後まで激しい攻防が続きましたが、渡辺さんが147手で投了し、羽生さんが優勝しました。
羽生さんは、これでNHK杯4連覇で通算の優勝回数も10回となり、初の「名誉NHK杯選手権者」の称号が与えられました。
羽生さんは「トーナメント戦なので4連覇は非常に難しいと思っていました。優勝の重みを感じています」と話していました。
羽生さんは、ことしのA級順位戦で史上3人目の全勝を収めるなど調子を上げており、来月から始まる名人戦で、タイトル獲得数、史上最多の記録更新を目指します。



永世位の話は、七冠達成時点ぐらいから延々と出ていた話題だった気がします。その時の私の印象としては、加藤一二三先生など、トーナメントの総人数の違いがあったころからの先生方の活躍具合をみても、さすがに難しいだろうなと。そう考えている時期が私にもありました…。

たぶん、羽生善治が達成するかどうか?というときには、大山康晴先生と同じぐらいにはハゲ散らかしてるだろうなと思っていたのです。ところがハゲ散らかすことなく、若干白髪が増えたかな?ぐらいの40代前半で、しかも四連覇で一気に達成するとか、本当に人間業とは思えません。

はやざしって、若手の領域だったんじゃないの?羽生善治の全盛期っていつ?っていうかほかの棋士との棋力の差ってどんだけあるの??っていうね。

将棋の細かい話は、棋譜がないのでさらりといきますが、例の△3七銀って抑える将棋で。引くか横に逃げるか?っていう話で、引きましたと。かなり激しい攻め合いになりましたが、ちょっとずつ後手が悪そうな将棋でしたね。▲4八銀っていう手がなかなか心に残ってまして、なんというか、うな重にお茶をかけて、蒸らして出汁をとったらウナギを捨てるような、贅沢さっていうのですかね。心の余裕がないとなかなか指せない手でしたが、あの銀がかなり終盤自玉を安全にしていました。

終盤の後手の△6二飛車という、馬に飛車をぶつける手もなかなかの迫力だったんですが、普通に桂馬を外されてみると、飛車の横利きが失われた分、後手陣が弱体化しており、また馬をとった飛車が中途半端でこれはさすがに決まったかな?と思いました。

ところが、最終盤であの飛車を生かして寄せに行くのですから渡辺明竜王の終盤力もさすがの一言です。終盤の追い込みで、噂ではちゃんと怪しい頓死筋も用意していて、羽生善治二冠がそれを見抜いてのぎりぎりのゴールインだったという。

羽生世代終わった的な話を去年盛んに書いたのは確かこのブログの人だったと思うんですが、あの人去年で降板してるんです。実をいうと。今年から中の人は変わっていて、私はもう羽生世代さえあれば何にもいらない、それだけでごはん三杯はいけちゃいます、っていう人なので。ええ。

これからも羽生世代中心に、このブログでは話題をお届けしようと考えております!><

イカガ?(´・ω・`)つ 木村の矢倉 急戦・森下システム (3/24発売の新刊…将棋世界連載のまとめたやつですかね?)



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「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

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