里見香奈女流に風車風の将棋を指して欲しくない

ここ最近(3月末~4月頭)の、相手に居飛穴に組ませて戦う指し方について、個人的には好きでよく指していた時期もあるものの、プロという勝ってナンボという世界においてはあまり得策ではないように思う。

勿論本人の自由なのだが、持っている実力とその伸び代を思うと、奥行きのない作戦を用いるのは本人の十年後のためにならないというか。

角道を塞ぐ作戦を取るのであれば、まだしもコーヤン流や四間飛車穴熊など、現在もスペシャリストが用いている作戦にするべきだと思う。

極論すれば、風車というのは勝率4割の作戦だ。上手風味の指し回しで相手がミスれば勝つが、基本的には駒組段階においては居飛穴側が作戦勝ちしている。

そこからノーミスで攻められると勝てないし、風車側はノーミスで戦わないと勝てない。
女流で頂点を極め、栄華を誇ろうというのが目的ならば別だが、これから男性プロと互角に戦っていこうとするのであれば、相居飛車を指すほうがまだしもではないか。

本人が一番辛いだろうが、女流王位戦挑決において、圧敗したのは結果というよりも作戦的に勿体無かった。

…と、ここまで書いたのは実は2週間位前。本人が奨励会入りを希望する前の話だった。

プロを本格的に目指すのであれば尚更に、風車を指さないほうがいいだろうと思う。

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