王将リーグの前哨戦と糸谷連勝続くか? 今日の見所@11月16日(木)

今日の見所は順位戦です。

まずはA級でこの二人の対戦。

順位戦A級 深浦康市 豊島将之

深浦さんが2-2、豊島さんが4-0です。豊島さんが独走しているように見えますが、順位の関係と後半の対戦メンツの強さから言ってここでもし万が一負けると挑戦者争いは混沌としてきます。先後が決まってるので両者相当作戦を練ってくると思いますが、普通に進めば深浦さんが雁木調に進めるではないでしょうか。最近の深浦さんは先後問わずに雁木をやっていてしかも結果を残しています。

そして二人の対戦成績なのですが7-7の五分。深浦さん先手番だと6-2(後手だと1-5)ということで、両者先手番のサービスキープしている感じですね。王将リーグでも当たるのでその前哨戦とも言えます。相当な鬼勝負ではないでしょうか?


そしてB1一斉対局。(抜け番が郷田さん)。

順位戦B級1組 阿久津主税 谷川浩司
順位戦B級1組 木村一基 松尾歩
順位戦B級1組 糸谷哲郎 丸山忠久
順位戦B級1組 山崎隆之 菅井竜也
順位戦B級1組 橋本崇載 斎藤慎太郎


勝ち星的には糸谷さんが全勝しています。そして1敗で追う二名、阿久津・谷川の取組があります。糸谷さんが連勝キープすると割りと抜け出した感じになる気がします。

ただ総当り戦のB1の場合は過去みても実力伯仲というか全勝で上がる例は少ないです。いつもは13名いるところで11名なので、多少は確率があがる気はしますが昇級LINEは2敗までありえると考えています。となると2敗未満キープしている棋士が5名いて、糸谷-山崎という森門下1・2フィニッシュも十分にあり得ると思います。

糸谷vs丸山の戦型はまだ丸山さんは一手損やるんでしょうかね?というかんじ。谷川vs阿久津の対戦成績は谷川先生が勝ち越してますね。菅井王位がタイトル獲得後、若干苦戦している印象ですが山崎さんには勝ち越してるみたいですね。

ひとまずはそのあたりの対局に注目したいと思います。

糸谷哲郎(amazon検索結果)
糸谷哲郎(楽天検索結果)

Tag : 糸谷哲郎 山崎隆之 阿久津主税 谷川浩司 丸山忠久

電王戦ファイナルの出場棋士5名が決定。&その感想。

なかなか忙しくて見れてないのですが、ついに発表になったようですね。

以下の五名です。 そしてその右にある数字は某所レーティングサイトから持ってきた各人のレーティング点。

阿久津主税(ちから)八段(32):1691
村山慈明(やすあき)七段(30):1716
稲葉陽(あきら)七段(26):1738
永瀬拓矢六段(22):1728
斎藤慎太郎五段(21):1647

一番点数の低い斉藤慎太郎五段がまだ伸びしろがあることを考えると、全員見事に上位陣が集まっている、という印象を受けるメンツだと思う。ファンの中では賛否両論あったようだが、タイトル戦に絡んでいる人たちを除いて考えると、指し盛りの30代前半から20代、将来的にもいつかタイトル戦に絡んでくる可能性が高い面々だと私は思う。

タイトル戦に今のところ絡んでいない、30代前半以下の棋士…ということで考えると、上から斉藤慎太郎の間を見ていくと、他にいる候補としては、佐々木勇気、佐藤天彦、森信門下の若手陣、ぐらいしか見当たらないからだ。

というわけで、タイトル戦に影響しない人選としてはベストメンバーに近いと私は思う。

あとは、今回が最後なので、どういう取り組み方でいくか?というのは重要だと思う。この棋戦に出ることが少なくともこの立候補した五名の将来にとってPlusになるようなそういう経験になってほしい。勝ち負けも勿論だが、五名にとっては来るべき未来の、タイトル戦の練習みたいなものでもあるわけで、羽生世代に大きく離されてる理由の一つでもある、大舞台での戦いの経験値をここで是非積んでほしい。

勝ち負けのところでいうと、面白い将棋を目指すか、或いは勝ちを目指すか、というところがある。今までは米長戦の呪縛というか、ああいう戦い方で負けると酷い言われようがあるので正々堂々と戦って負けたという面もあったような気がするが、全面的に米長さんがとったような作戦をとらないまでも、間合いを取るような局面ではうまくコンピュータが見えてないところで人間側に模様がよくなるような指し回しを見せてほしい。

斉藤慎太郎と永瀬拓矢がある程度研究でハメるような展開で連勝する可能性があるのではないか?という気がしていて、稲葉陽は兄弟弟子たちの協力もあるだろうからかなり期待できる。村山慈明は序盤戦術の巧みさはプロ随一だし、コンピュータを扱った研究でもそうだろう。

そして阿久津主税。プロになった年齢からも、プロ間の評価からしても、この棋士の活躍は正直不満の残るものであり、32歳にしてこの実績というのは、本人も想像していなかったのではないか。まさに行方尚史的な展開であり、その才能を存分に発揮するにはぴったりの舞台だろう。これを機会に大きく羽ばたくところを見せてほしい。

結果予想については今回は行わずに、最後となったこのお祭りをとにかく楽しく観戦したいと思います!



テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : 阿久津主税 村山慈明 稲葉陽 永瀬拓矢 斎藤慎太郎

広瀬章人、阿久津主税、ついにA級へ!高橋道雄・鈴木大介降級

広瀬章人はタイトル取ってますし、同年代ではやはり一番の才能ですから、順当でしょうか。阿久津主税はようやく…という感じですね。

他の棋士たちに比べると、やや精神面での幼さを感じる二人な気がしますが、ほかが老成しすぎている…ということもありますね、戸辺さんとか渡辺さんとか。いい意味で普通の若者感があります。

某所の棋士レーティングでは18位と20位。A級に上がると年間勝率が5割割るコース≒即降級コースというのが存在しますが、この二人はどうでしょうね。

二人の対戦成績では圧倒的に広瀬章人が勝ち越してますね。4-1とかですか。しかしA級にいる棋士との対戦成績でいうとかなり厳しい感じがどちらの成績からうけます。

特に羽生世代最強者たちと、渡辺明の対戦成績は仕方ないにしろ、全般的に指分程度以下、という。

昇級のおめでたい時にこういうことを書くのはアレですが、どうなるでしょうか。



以下、事実情報のみ。

[B級1組成績一覧] ( )内は順位

【9勝2敗】広瀬(8)、阿久津(9)
【8勝3敗】豊島(13)
【7勝4敗】松尾(4)、丸山(5)
【6勝5敗】山崎(3)
【6勝6敗】橋本(2)
【5勝6敗】藤井(12)
【4勝7敗】木村(6)、畠山鎮(7)、飯塚(11)
【2勝9敗】鈴木(10)
【1勝10敗】高橋(1)



[B級2組成績一覧] ( )内は順位、*は降級点

【10勝0敗】佐藤天(4)
【8勝1敗】村山(22)
【7勝2敗】先崎(16)
【6勝3敗】飯島(3)、森下(10)、野月(14)、豊川(18)
【5勝4敗】中田宏(2)、北浜(6)、戸辺(7)、杉本(15)、稲葉(21)、泉(25*)
【4勝5敗】井上(1)、青野(11*)、田村(17)、中川(20)
【3勝6敗】阿部隆(8)、畠山成(13)、中村修(19)、南(24*)
【2勝7敗】窪田(5)、安用寺(9)
【1勝8敗】島(12)、堀口(23*)


[B級1組]
飯塚 祐紀七段(4勝7敗)●-○松尾 歩七段(7勝4敗)…23時8分
鈴木 大介八段(2勝9敗)●-○阿久津 主税七段(9勝2敗)…23時53分
高橋 道雄九段(1勝10敗)●-○藤井 猛九段(5勝6敗)…0時23分
丸山 忠久九段(7勝4敗)●-○広瀬 章人七段(9勝2敗)…0時25分
畠山 鎮七段(4勝7敗)●-○木村 一基八段(4勝7敗)…0時30分
山崎 隆之八段(6勝5敗)○-●橋本 崇載八段(6勝6敗)…0時53分

[B級2組]
泉 正樹八段(5勝4敗)●-○北浜 健介八段(5勝4敗)…17時46分
(安用寺 孝功六段-井上 慶太九段…20時17分千日手成立)
佐藤 天彦七段(10勝0敗)○-●豊川 孝弘七段(6勝3敗)…23時14分
窪田 義行六段(2勝7敗)○-●阿部 隆八段(3勝6敗)…23時38分
畠山 成幸七段(3勝6敗)●-○飯島 栄治七段(6勝3敗)…23時39分
杉本 昌隆七段(5勝4敗)○-●中川 大輔八段(4勝5敗)…0時7分
稲葉 陽七段(5勝4敗)●-○青野 照市九段(4勝5敗)…0時25分
村山 慈明六段(8勝1敗)○-●南 芳一九段(3勝6敗)…0時27分
中田 宏樹八段(5勝4敗)●-○中村 修九段(3勝6敗)…0時37分
井上 慶太九段(4勝5敗)○-●安用寺 孝功六段(2勝7敗)…0時37分
先崎 学八段(7勝2敗)●-○森下 卓九段(6勝3敗)…1時20分
戸辺 誠六段(5勝4敗)●-○島 朗九段(1勝8敗)…2時35分

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : 広瀬章人 阿久津主税

遂に順位戦開幕! 第72期B級1組順位戦

B級1組1回戦が最初に行われました。結果は以下のとおり。


△高橋 道雄九段-▲広瀬 章人七段・・・広瀬勝ち。
後手番では横歩取り、というみっちーのいつものパターン。に大平先生も注目する形へと進む。前期A級で久しぶりに渡辺明が用いて終盤勝ちになっていた形。

これが空中戦らしい激しい応酬で、最終盤残り13分。先手玉に詰みがあったが高橋が寄せを誤って負けになった。かなり勿体無いが仕方ないところか。広瀬にとっては大きな一勝になりそう。


▲橋本 崇載八段-△丸山 忠久九段・・・ハッシー勝ち。
今年のハッシーは振り飛車か?居飛車か?という意味で注目していたのだが、振り飛車。しかも端歩一手ついてからのごきげん中飛車。見た目がサラリーマンというかんじで好印象ですが、北浜先生が係長にみえるのに、ハッシーすごくまじめそうにみえるのに、なぜだか少しだけ胡散臭さが抜けない(いい意味で)。やはり池袋が似合います。

ハッシーが中盤で優位を握るとそのまま落ち着いた指し回しで中押し勝ち。ハッシーの筋の良さが存分に発揮された将棋だった。



△山崎 隆之七段-▲阿久津 主税七段・・・山崎勝ち。
後手の山崎王子が、積極的な矢倉中飛車へ。しかし中盤で攻めがひと段落してからは先手阿久津さんのターン。このままいくと先手がよくなりそうな雰囲気。山崎さんもおでこ広いけど髪型が上手。分け目作らなくていい長さに阿久津先生もしたらいいのにな、見た目は整ってるのだから、と思う隣のお姉さん目線w

中盤あたりで先手の阿久津が穴熊に組み替えたのは苦しさを意識してのものだろうか?成り駒の物量作戦で全く穴熊が活きない終盤になっていたが、反撃してみたものの案外思わしくなく穴熊にしたということだったのかもしれない。


△松尾 歩七段-▲鈴木 大介八段・・・松尾勝ち。
ここは本日注目の一番となりました。戦型的に。しかしそれが千日手に。
先後入れ替えて松尾先手での角交換振り飛車は似たような陣形から先手が寄せ切りました。細かくは見ていません。。


△畠山 鎮七段-▲飯塚 祐紀七段・・・畠山勝ち。
ここも同様に注目の一番。やはり角換わり系が私は好きです。
相腰掛銀から、後手が穴熊にする作戦。先手の攻めが続くかどうか?だが、本局は穴熊の深さ遠さが生きた。先手の飛車角という攻めの主力が穴熊玉から最も遠いところに行ってしまったあたりでは後手ペースだったように思う。


△藤井 猛九段-▲豊島 将之七段・・・豊島勝ち。
未来のタイトルホルダーに現代振り飛車の創造者、藤井が立ちはだかる。B1で通用するかどうか?が占われる、そういう戦い。

戦型は角交換振り飛車で、以前豊島はこの戦型で本家に何度ややられているように記憶している。ただこの戦法もだいぶ認知度が高くなっているので色々対策は持っているところだろう。

この戦型の、後手番での振り飛車らしい展開。端歩はつきこされて玉形は銀冠と平美濃、攻め駒も攻め筋もそれほど多いわけではないが実戦的に相手玉を薄くしていく。ただ一目切れそうな攻め。先手の豊島が落ち着いて対処して後手の藤井の攻めが切れ筋であることが明らかになって藤井が投了した。


***************************


全体的な対戦結果については、どちらが勝ってもオカシクない組み合わせなので特に触れないが、広瀬章人の勝利はかなり大きかったように思う。というか、悩める広瀬章人。大いなる才能とイマイチ爆発しない最近の成績。

高橋先生は年齢を考えるとしかたないところだが中終盤まではいつも一線級相手でもぎりぎりまで追い込むのだが、最後で失速してしまう、ということがここ最近の順位戦では多いように思う。

豊島は一期抜けの期待がかかるが、もし一期抜けを実現すると通算成績7割のままでのA級が久しぶりに誕生することになるのでぜひ頑張って欲しいところだ。


将棋世界 2013年 07月号 [雑誌]将棋世界 2013年 07月号 [雑誌]
(2013/06/03)
不明

商品詳細を見る

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : 豊島将之 藤井猛 阿久津主税 広瀬章人 高橋道雄 丸山忠久 橋本崇載 山崎隆之

電王戦開催中に、ニコファーレに行ってみよう!(後半に行くほど混むよ!w)

先週の第二回電王戦第一局、阿部光瑠(あべこうる)vs習甦(しゅうそ)の戦いはニコファーレにて行われた。戦い自体も注目されるところだったが、この今後も会場となるニコファーレがなかなか良かったので少しそのことについても触れておきます。

ニコファーレの詳細ページ

ニコファーレとは


日比谷線、六本木の4b出口から地上に出るとよいです。ラーメン屋の中華そば 幸楽苑 六本木店の前にでるので、それとみずほ銀行の間の道をひたすらまっすぐいく。
突き当りを右に進む。右手にみえる建物の地下がニコファーレで、セブンイレブンの入り口を過ぎたあたりに地下に下る入り口があります。

階段を下ると喫煙スペースがあります。その右手に入り口があり、中に入ると・・・正面が観戦スペース(有料)の入り口左手にエントランスホールが広がるかんじで、左手奥にはドリンクカウンター(有料)その右手に両替機があります。(プリクラ用の400円がなかったらここで両替できます)。

そのドリンクコーナーの上に巨大なモニターがあり、ここで観戦する分には無料でみれます。エントランスホールのモニター左側には、ニコクラ?(プリクラ)があり、そこで対戦棋士とのプリクラが撮れます。その奥には壁に沿う形で10席ぐらい椅子が用意されていました。その対面、右手には将棋スペースがあり、盤駒が10組ぐらいありました(こちらは席はなし)。

私が行ったのは初手前後だったのですが、有料客席についてはまだ余裕がありました。半分から6割ぐらいの入りでしょうか。ニコ生の直前企画、勝てたら100万円もそうでしたが徐々にこういうイベントは集客動員数があがっていくことが多いので、次回以降は初手前後で8割ぐらいの入りになるのかな?

奥のイベントスペースでは矢内女流と阿久津主税プロが解説していました。私は諸事情により遠くから眺めるだけで、エントランスホールにてプリクラを撮り、将棋の盤駒をチェックして(プラ駒とゴム盤でした)、15分ぐらい観戦してから先手一手損角換わりの戦型を確認してから会場を後にしました。

近場に安い食事処(一人でも入りやすい)が多いですし、夜飲みに行くにも六本木交差点そばということで困ることはないので、友達や一人で遊びに行くにはピッタリなイベントだと思います。入場料も大人1500円、学生で1000円と映画に行くよりも安い上に1日中楽しめます。出てくるゲストも豪華ですし、初戦の矢内女流プロを見ていて思ったんですが、NHK杯でのフォーマリティとはちょっと違った、いい意味で肩の力が抜けたやりとりがあり、とても面白かったです。

矢内さんは第四戦でも再登板の予定ですから、今回の経験を踏まえてさらにぐぐっと面白くなる可能性が高い!・・・とみています。(特に面白かったのは、佐藤深夜先生の登場で、例のNHK杯パフォーマンスについて、自ら深夜先生に振ったあたりw これは本当に見事だなと思いましたw)。

あとは、阿久津さんとのやり取りで面白かったのは、阿久津さんが女流のタイトル戦の記録係をやったときに、おやつを食べたかどうか?という話を他人事のように聞いていた矢内さんでしたが、実は清水女流プロの対戦相手が矢内さんだったということが判明し、当然のように気づいていなかった矢内さんとその事実を明かす阿久津プロのやりとりはとても微笑ましいものでした。

第二戦は、解説者:野月浩貴七段、聞き手:山口恵梨子女流初段、ゲスト:藤澤一就(囲碁棋士八段)、柴田ヨクサル(漫画家) 、観戦記:先崎学八段というかんじです。野月プロも解説上手ではきはきしていて割と形勢についてはっきり言い切るタイプで、タイプでいえばダウンタウンの浜田、のような印象。関西弁ではないけれどもその棋風同様、鋭い切れ味。山口恵梨子女流初段はどちらかというと天然系。その天然っぷりを生かした意表をつく野月プロへのえぐりと、逆に天然っぷりを突っ込む野月さん、という展開になるのでしょうか。野月プロはプライベートでも佐藤慎一プロと遊んでいるはずなので、その辺の暴露話も楽しみなところw。

ゲスト以外にも観戦記を書く先崎学プロもおそらく登壇されると思われます。そして将棋自体も相当面白そうな理由としては、佐藤慎一プロは全くソフト提供されていないので、普通の熱戦になる可能性が高いことです。第一戦の記者会見の後に、阿部光瑠プロが習甦との練習将棋、直近は8連勝だったと語っていたらしいですが、そういうことが全く佐藤慎一プロにはないでしょうから。しかも相手のポナンザの軍師というか作者も山本一成さん。かなりの策士です。

機械学習の詳細についてよくわかっていないのですが、たとえばなんですが序盤における端歩の価値を高めるような補正を入れることはできないのでしょうか。あるいは序盤で玉が三段目に行くこと&桂馬が5段目にいくことの評価を下げる、というような。評価関数が多すぎてそういうことができないのかな?変数の一つとして序盤特有の事象を組み込んでおけばいいような気もするのですが。

ニコファーレで形勢判断ボードに示されていた数値は、ぼんくらーずの最新版に近いものだったようです。ということは機械学習系のソフトは一様に端歩の評価と桂馬のシンプルな跳ねに弱点を抱えてる可能性があるわけです。コンピュータ将棋選手権を毎年見てて思うのはやはり序盤の穴があるな、ということ。電王戦の第一局は特にその傾向が出て破れてしまったわけですが、山本一成さんがどのような作戦をもって対局に臨むのか?は本当にわくわくしてしまいます。

作戦を考えてくるとしたらポナンザ側であり、人間側である佐藤慎一プロはもしかするとやる可能性があるのは、第一局をみての一手損角換わりでしょうか。ただ後手の一手損は定跡DBに入ってそうなのでボコられそうですね・・・。(後手△8四歩型の一手損は後手が悪い可能性が現時点ですでにあります…)。

というわけで、ニコファーレ。第五局は朝から並ぶこと必至なので、その前に早めに行くことをお勧めします。私は勝てたら100万円企画の初日の朝、始発で行かないと並んでる人いっぱいいるだろうなーとつぶやいたわけですが、初日二日目はそれほどでもなかったです。しかし最終日はなんと始発でも間に合ってなかったという。

そういうことを思えば、序盤にこそ早めにいって(たぶん待っても10分ぐらいで余裕で席はとれるはず)、堪能してもし最悪つまらなかったら六本木で飯食って帰ってくる・・・でもいいと思うので是非一度ニコファーレに行ってみてください。プリクラもありますし、将棋盤もありますし、楽しさは約束しますよ!

・・・と、以上、入場せずにエントランスホールだけ訪問したわたくし将棋観戦からのレポートでしたw


人間に勝つコンピュータ将棋の作り方人間に勝つコンピュータ将棋の作り方
(2012/09/29)
瀧澤 武信、松原 仁 他

商品詳細を見る

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス - ジャンル : ゲーム

Tag : あべこうる 阿部光瑠 阿久津主税 矢内理絵子 先崎学 野月浩貴 電王戦 佐藤慎一