屋敷伸之「角交換四間飛車破り」が出ます!

あ、ツイッターで拝見しただけなのですが。。


角交換四間飛車破り (マイナビ将棋BOOKS)

6月26日発売のようですね。

著者は屋敷伸之プロ。棋士の定跡本は本人がほぼ自分で書くケースと、ある程度、記者の方に手伝ってもらうケースがありますが、本書はどちらなのでしょうね。

なかなか煽り満載のキャッチで面白いですねw

こうなると、アマのなかでもやはり研究がすごく進む感じで、振り飛車党にとっても稼げる戦型ではなくなるような気がします。個人的にはノーマル振り飛車党が一番怖いですね。終盤に自信をもっていないと指せない戦型であり、逆説的にゆえに強い、というのが成り立つというか。

将棋倶楽部24でも途中までの段位では激減するノーマル四間飛車党がある段位ぐらいからまたぼちぼち見られる…という時期がありましたが、最近では流石にもうそんなこともないのかな?

私が今一番嫌な振り飛車はなんだろうな…早石田系のは受けるのが好きなのでむしろ嬉しい。穴熊も大歓迎。なので基本的には振り飛車はどの形でも嬉しいです。嫌いなのは横歩取りですね。後手の横歩取りが一番キライ。

最近、気のせいか相掛かり率が昔よりはアガってる気がします。相手が受けてくれる、という。そうなると久しぶりに中原流を使うんですが、これが結構決まりますw

少しだけ工夫してるんですが、初見ではその工夫を見切れないことが多いようです。正確に覚えてる人には通用しないんですけどねw

ということで苦労されてるからはぜひ書店で手にとって見てください。



角交換四間飛車破り (マイナビ将棋BOOKS)角交換四間飛車破り (マイナビ将棋BOOKS)
(2013/06/26)
屋敷 伸之

商品詳細を見る
内容紹介
藤井猛九段が創案し、升田幸三賞も受賞した「角交換四間飛車」。駒組みが容易で攻め筋は明快。振り飛車党の愛用者が日に日に増えている中、この戦法に手を焼いている居飛車党の方も増えていると思います。

そこで、救世主となるのがこの一冊。
「本書は、悩める居飛車党のために書いた『角交換四間飛車破り』である」(まえがきより)

この本には屋敷九段お墨付きの角交換四間飛車対策がぎっしり詰まっています。
▲2四歩交換、▲3六歩型、▲4六歩型、▲5六歩型、穴熊。
どれを選ぶかはあなた次第。これだけの武器を授けてくれるのなら、もはや角交換四間飛車恐るるに足らず!

本書を読めばにわか仕込みの角交換四間飛車はすべてカモにできるはず。
すべての居飛車党必読の一冊です。

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Tag : 屋敷伸之 角交換四間飛車

姿焼き 第23期竜王戦決勝トーナメント第4戦 ▲藤井猛?△羽生善治

第23期竜王戦決勝トーナメント第4戦 ▲藤井猛?△羽生善治

以前「羽生さんとは一年に一回は指したいんですが…」と語った藤井プロだが、3年ぶり?ぐらいのお久しぶり対局となった。先手番ということで藤井流矢倉か?とも思ったが、角道オープン型の四間飛車だった。この将棋はトッププロ間では分のよい戦型ではないと思うのだが、やはり久しぶりの羽生名人との戦いということで自分の信条である振り飛車をぶつけたかったのであろう。

自分から角交換して損したようだが、先手だけ穴熊に囲えるのが主張点。先手が穴熊に囲い、後手の羽生名人は、角換わりらしい矢倉に組む。攻めの桂馬を飛ぶ準備の歩が少し早いように思われたことと、なかなか四筋の歩を突かないこと、腰掛け銀にしないこと、その代わりに玉側の端歩を突き越したことなどが目に付いた点。

先手の藤井プロは四枚穴熊の堅陣に組んだ後、シンプルに8筋から仕掛けたが、7九角という一目で見える反撃を食らって、既に成す術が無くなった様に思われた。過去、将棋世界誌において、向飛車系の急戦策を徹底的に紹介していたことを覚えているが、細かい手順の違い、金銀の位置の違いの機微を上手く捉えた戦い方で感心したのだが、そして本局も恐らくはどこかまでは想定手順であったはずで、どこで想定から逸れたのかが気になる。(感想戦コメント「#」のある指し手のところで指しにくいことに気づいた局面について語られています)。

やや苦しいことは自覚しつつも堅陣を頼みに攻めて行くのが通常だと思うが、羽生名人が熟考して徹底的に受けると決めたとき、本当の姿焼きになって負けることを思い、投げたのだろうか。確か前期のA級順位戦でも対丸山戦の似たような将棋で、早投げしていたことを思い出す。感想コメントで、前回のA級でも切らされて、今日も切らされた、という話があったので、もしかすると、対羽生戦では、A級の例のファンタと呼ばれた大逆転、次もA級での穴熊戦、そして今回と三連続で穴熊を採用しているかもしれない。(ので後で調べてみる)。

投了図には驚かされたが、そして相手を信用して、ということなのだろうが、これで投げてしまうのであれば、藤井流矢倉をぶつけても良かったかもしれない。もし四間飛車を期待してたファンであっても、藤井流の矢倉をみても喜んだだろうし、少なくとも矢倉であればこれほど早い投了ということにはならなかっただろうから。

藤井プロは王座戦でも挑戦者決定戦に駒をすすめており、今期絶好調に思われたのだが、同じく今期勝ちまくっている羽生名人の前に敗れる結果となった。

アンチ角交換穴熊派の私としては、この類の穴熊が負けてくれるのは良いことなのだが、藤井ファンとしては残念な気持ちでもあり複雑なところだ。


今調べたのだが、第65期順位戦A級6回戦の羽生vs藤井戦が、例の藤井プロをして「生涯ワーストワンの逆転負け」と言わしめた、プロ棋士をして羽生マジックと恐れられた大逆転の将棋。そして第66期順位戦A級1回戦の藤井vs羽生戦が、本局において、穴熊を切らされた、と藤井プロが語っている将棋かもしれない。こちらもちなみに姿焼き。


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