今日の見所 5/8(火)

5月8日(火曜日)の注目対局は以下の通りです。

名人戦 第3局 佐藤天彦vs羽生善治
佐藤天彦 1勝1敗 勝率0.500
羽生善治 2勝1敗 勝率0.667
1勝1敗の5分で迎える第3局。
レーティング、期待勝率共に羽生の方が高いのだが、2016年以降は2勝6敗と佐藤を苦手としている。
今回もレーティング、期待勝率通りに羽生とはいかないだろう。

王将戦 一次予選 永瀬拓矢vs西尾明
永瀬拓矢 1勝0敗 勝率1.000
西尾明 2勝0敗 勝率1.000
今期負けなしの両者。過去の対戦では3勝1敗と永瀬が勝ち越している。
期待勝率も永瀬が80%異常もあり、永瀬で固いだろう。

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Tag : 佐藤天彦 羽生善治 永瀬拓矢 西尾明

今日の見所 1/22(月)

1月22日(月曜日)の注目対局は以下の通りです。

竜王戦3組 中村太地vs佐々木勇気

中村太地 20勝10敗 先勝率0.500 後勝率0.765。
佐々木勇気 22勝11敗 先勝率0.667 後勝率0.706。
全体的には大きく勝ち越しているが、昨年タイトル奪取後に黒星が先行していた中村。逆に佐々木は昨年秋口より勝利を重ねている。レーティングではあまり大差のない両者。最近の調子で佐々木有利か。両者攻め将棋なので激しい展開が予想される先後どちらになっても中村太地の早繰り銀を予想。


竜王戦4組 佐々木慎vs西尾明

佐々木慎 13勝11敗 先勝率0.583 後勝率0.400。
西尾明 7勝12敗 先勝率0.500 後勝率0.333。
レーティングではさほど差がないが、過去の対戦成績では7勝3敗で佐々木が大きく勝ち越している。
直近でも佐々木が連勝していることから佐々木優勢は変わらないか。ただし西尾のソフトを活用した戦術に注目。

テーマ : 将棋 - ジャンル : ゲーム

Tag : 中村太地 佐々木勇気 佐々木慎 西尾明

今日の見所 1/9(火)

1月9日(火曜日)の注目対局は以下の通りです。

王位戦 予選 阿久津主税vs渡辺大夢
阿久津主税 21勝12敗 先勝率0.667 後勝率0.611。
渡辺大夢 21勝9敗 先勝率0.667 後勝率0.727。
初対戦の両者。レーティングでは阿久津が高い。
昨年後半でやや調子を落とした渡辺だが、前半の好調さが戻れば勝利もありうるか。

順位戦C級1組 永瀬拓矢vs西尾明
永瀬拓矢 32勝8敗 先勝率0.941 後勝率0.727。
西尾明 7勝12敗 先勝率0.500 後勝率0.333。
昨年の成績、レーティングでは永瀬が圧倒的に有利だが、今回も順当に永瀬が有利か。

テーマ : 将棋 - ジャンル : ゲーム

Tag : 阿久津主税 渡辺大夢 永瀬拓矢 西尾明

今日の見所 12/5(火)

12月5日(火曜日)の注目対局は以下の通りです。

順位戦C級1組
◆永瀬拓矢vs近藤正和

永瀬拓矢 26勝6敗 先勝率0.929 後勝率0.765。
近藤正和 3勝138敗 先勝率0.222 後勝率0.167。

◆佐々木勇気vs泉正樹
佐々木勇気 19勝10敗 先勝率0.615 後勝率0.733。
泉正樹 7勝10敗 先勝率0.500 後勝率0.167。

◆片上大輔vs宮田敦史
片上大輔 9勝10敗 先勝率0.667 後勝率0.417。
宮田敦史 18勝8敗 先勝率0.818 後勝率0.571。

◆高崎一生vs真田圭一

高崎一生 7勝9敗 先勝率0.375 後勝率0.571。
真田圭一 5勝12敗 先勝率0.375 後勝率0.250。

◆西尾明vs近藤誠也

西尾明 18勝7敗 先勝率0.500 後勝率0.364。
近藤誠也 24勝9敗 先勝率0.583 後勝率0.800。

◆千田翔太vs北島忠雄
千田翔太 18勝8敗 先勝率0.600 後勝率0.800。
北島忠雄 8勝8敗 先勝率0.500 後勝率0.444。

◆千葉幸生vs村田顕弘
千葉幸生 13勝9敗 先勝率0.900 後勝率0.364。
村田顕弘 12勝11敗 先勝率0.500 後勝率0.583。

毎期、昇級ラインが高すぎるC1だが今期も6-0が千田、それに続く6-1が6名という大激戦。対戦相手をみる限りでは千田、宮田、佐々木、高崎あたりはそのままの負け数でゴールする可能性がある。近藤誠也と永瀬は直接対決が10回戦である。
千田は順位が2位と良く、無敗で当たりも悪くないので昇級第一候補だろう。二番手は永瀬か佐々木か?

これ、電子版なんですがなんでこんなに安いんだろう?576円とか。。

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Tag : 西尾明 近藤誠也 千田翔太 北島忠雄 千葉幸生 村田顕弘 高崎一生 真田圭一 片上大輔 宮田敦史

昨日の携帯中継をみて思うこと。二人の振り飛車党(西尾明vs鈴木大介、野月浩貴vs小倉久史)

昨日の携帯中継は面白かった。居飛車党としては悔しい?気持ちもあるが、二人の振り飛車党がらしい戦い方で共に勝利していた。

鈴木大介プロは後手番で角交換振り飛車を選択。序盤角を投入した西尾明プロが良さそうにみえた。1-3筋で手を作って駒得を果たす。鈴木大介プロは駒得よりも駒の効率を重視する方針で序盤の苦戦を乗り切り、馬を自陣に引きつけ、そして局面をスローダウンさせた。

両者ともに駒得だが3筋の先手の攻め駒が重く、先手が実戦的には大変、という見解だったようだ。

トドメは斬り合いからの一段金で先手西尾明プロの攻め駒の力を弱めて、しかもその残りの攻め駒を素抜きする保険を掛けた局面を作り上げた。

そうしてから、華麗に詰みあげるというまさに鈴木大介らしさ全開の将棋だった。

もう一局は小倉久史プロの三間飛車に先手の野月浩貴プロが居飛車穴熊に。先手が端歩を受けたことがアヤとなり、後手が攻めに攻めまくる。

そうしていても居飛車穴熊が深い、ということが多いが、本局は後手の完勝だった。攻めを決断した小倉プロのコメントにシビれた。

どういうところから攻めを決断したのか?というところを聞いて、コンピュータ将棋が人間を超えるためには、ここを越えなければいけないのだなと思った。

端歩の突き合いがあるから右金の運用が立ち遅れており、攻めが成立するのではないか?という経験に基づいた仮説。そしてそれが実現したのが本局だった。

勿論、先手の野月浩貴プロも単純に不利を受け入れたわけではなく、先に一応狙いの筋・展開があったがそれが通らないほど後手の小倉久史プロの攻めが的確だった。攻め始めてからはずーっと攻めの手だけが続いた印象。野月浩貴プロの玉の遠さを生かした反撃の狙い筋が入らないぐらいの攻めだった。

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コンピューター将棋は西尾明vs鈴木大介戦における、3筋の攻め駒の重さと駒得をどのように見るのだろうか。こちらは何となく、先手良しとしてなんやかんやと攻めを繋げてしまう気がする。或いは受けきりを目指すかもしれない。

そして野月浩貴vs小倉久史戦では、小倉プロが決行した攻め筋をどう評価するのだろうか?コンピューター将棋だったら決行しようとしただろうか?それは無いように思う。攻め始めたところからコンピューター将棋に指し継がせたらどうなったか。といえば上手く指したような気もする。

収束していく局面や、人間に対する応手という意味で言うと相当に性能を発揮しそうなコンピューター将棋だが、この日の二つの将棋のような序盤の機微はやはりまだ及ばないということを再確認した気がする。

佐藤慎一プロが昨日更新したブログの中で、「コンピュータ将棋は点の読み、人間は線の読み」というようなことを書いていたが、まさにそういうことなのだろう。

「直感精読」という言葉もあるが、久保利明プロが座右の銘と最近している「前後裁断」という言葉のように、プロの中でも一局面一局面を初めて見るものとしてその場面での最善を常に考えていく、手なりで進めない、というような言葉が語られることもある。

このへんは優劣はつけがたいところではあるが、終盤の詰将棋においてコンピュータ将棋が人間を凌駕したように、いつかこの線の読みにおいてもそうなる日が来るのだろうと思うと、これについては正直私はワクワクしてしまう。

今回の電王戦の結果がどうなるとしても、人工知能的な意味合いでは既に最初の二局をみた限りでは人間の知性に及ばないところと凌駕したところの間の深い谷、については自分なりの理解ができたように思う。ここから先はジャンケン、ではないものの、勝負の側面がより強いというかそこしか無いだろう。

今後、コンピューター将棋が機械学習と評価関数のように新たなブレイクスルーでこの日の小倉久史プロのような決断が出来る日が来るとしたら、それは本当にワクワクするような出来事だと思う。

いつの日か無数の点がつながることで意思のある線を引けるようになる日がくればそれはそれで楽しいと思う。


島研ノート 心の鍛え方島研ノート 心の鍛え方
(2013/03/29)
島 朗

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内容紹介
著者は「島研」を主宰し、羽生善治森内俊之佐藤康光という三人の名棋士の成長を十代の時からつぶさに見守ってきた。
著者は語る。「羽生善治という存在を中心として、佐藤康光森内俊之の追いかけ、追いつきそして並走し、また抜きつ抜かれつの、長い戦いの中で見せる棋士の弱さや脆さを、みんなが鍛錬の中で身につけた全人的強さで克服していく過程こそが、私が長年圧巻の思いで見続けている物語なのである」。
トップクラスで戦い続ける三人の、長持ちする驚異的な技術と、それを支える精神構造の秘密がこの一冊に結実している。
将棋ファンはもちろん、ビジネスマンにも参考になる「心の鍛え方」のヒントが満載である。


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