三段リーグ、勝ち抜き二名が決定。

http://www.shogi.or.jp/topics/2013/09/-97.html

本日(9/7)、東京・将棋会館で行われた第53回奨励会三段リーグ戦(2013年4月~2013年9月)で、三枚堂達也三段が三段リーグ入りしてから1期で四段昇段を決めました。現行の三段リーグ戦になってからの1期抜けは、第24回の松尾歩・現七段以来、約15年ぶりの快挙です。
既に昇段を決めていた石井健太郎三段と三枚堂三段の最終成績は、石井三段が15勝3敗、三枚堂三段が14勝4敗です。四段昇段日は2013年10月1日付です。次点は西田拓也三段で、13勝5敗でした。



土曜日や日曜日の三段リーグからの発表が月曜日…のお昼。とかが多かった気がします。今までは。

気のせいかな?

既に決まっていた石井健太郎三段と、一期抜けの三枚堂達也三段。

一期抜けといえば、今までで四人居て、屋敷伸之、小倉久史、川上猛、松尾歩ですね。失礼なことを書くと、意外に将来の活躍を約束する指標ではないのだな…ということを思いました。

三枚堂達也さんの特徴としては、爆発力のあるタイプ…ということでしょうか。六級での足踏み以降の昇級昇段の上がり方が連勝やそれに近い星の積み方で決めています。

これはかなり特徴的なので、順位戦でも走ればぶっこぬきで昇段…もありえるのではないでしょうか。

佐々木勇気君をライバル視する人といえば永瀬拓矢くんも居ましたね。佐々木勇気世代が遂に業界をリードする時代がやってくるのでしょうか。

先に決めていた石井健太郎三段もハタチですかね。昇級昇段ペースは極めて安定的。こちらはエリートコース…までも行かないものの、三段リーグでの勝率をみても、安定的に勝ち星を重ねて行くイメージがありますね。

後手番で勝つ戦法 (将棋最強ブックス)

相掛かり無敵定跡研究 (マイナビ将棋BOOKS)



関連するタグ 三枚堂達也 石井健太郎

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

石井健太郎、1敗で折り返し!第53回奨励会三段リーグ戦

第53回奨励会三段リーグ戦について少しだけ。

上から以下のとおりです。

8-1で石井健太郎。順位は5位なので後半こけなければかなり有力。

二番手が7-2で三枚堂達也、順位が31位なのでここから負けられても1敗ぐらいではないか。

三敗勢は西田拓也以下五名いる。

あの星野良生三段も3敗ですね・・・超期待したいです。▲5六歩、▲5七玉という序盤を指したらしいですね、最近。惚れました。

期待の増田康宏は6-4.

あがりたての若者でまだ勝ち星に恵まれない感じの人もいますが、まだ若いので来期以降十分巻き返し可能でしょうからここからの奮起に期待します!


ついに7月25日に発売です!

第2回電王戦のすべて第2回電王戦のすべて
(2013/07/25)
不明

商品詳細を見る


関連するタグ 三枚堂達也 石井健太郎 西田拓也 星野良生 増田康宏

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

全勝は谷合廣紀と石井健太郎。第53回奨励会三段リーグ戦

超久しぶりに三段リーグについて書きます。

まずは概況から。参加者は35名。参加者の平均年齢は今暗算しましたが21.1歳ですね。(もちろん嘘です…エクセルに貼りましたw)

次点持ちは、22位の福間健太24歳、5位の石井健太郎20歳、そして前回次点の宮本広志27歳。

最年少は、森下門下の増田康宏三段で15歳。次が16歳で黒田尭之三段。こちらは畠山鎮門下。

最年長は次点持ちの宮本三段。次が知花くらら・・・じゃなくて知花賢三段で26歳。所司門下。この前の名人戦の記録係をやっていましたので、名人戦・順位戦速報に入っている方はその姿を確認できます。なんというか、威風堂々、という貫禄の佇まいでしたね。

そして26日に5・6回戦が行われた結果、タイトルのとおり、谷合廣紀三段と石井健太郎三段が全勝をキープしました。

谷合廣紀さんとは何者か?とおもい検索してみると・・・一番最初に出てきたのはこちらでした。

A級到達 16 谷合廣紀くん(羽生先生に平手で勝った少年)
http://ameblo.jp/xonw/entry-11314165234.html

順位戦データベースの奨励会の成績でみるとこんな感じです。
http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/syoreikai/3dan/kojin/geneki/193_tani_.htm

三段リーグはここまで指しわけ程度。級位者のときは、3級と1級がやや長いですが、入品以降は初段・二段は一気に開花した感じですね。

三段リーグも3期の足踏みで地力を蓄えて今期爆発中、という感じ。ただし長丁場ですのでまだ油断は禁物ですね。

石井健太郎三段は級位者時代は安定的に勝ってますね。有段者になってからは着実に歩みを進めているような印象です。三段リーグも6割弱勝っているので年齢とあわせて考えるとそのうち上がれるのではないか?という気がしますね。

期待の星?増田康宏三段は4-2です。惜しくも中学生プロは逃しましたが、この昨今の恐ろしいぐらいにレベルの高い奨励会でこのスピードは驚きの一言。三段リーグも壁というよりは順位の差、という感じで2期での勝率も六割超えていますので、今期か来期にはぜひ上がってほしいところです。

基本的には全勝で上がるというケースはほぼないので、この6局の結果だけでは誰が上がるかは全くわかりません。しかし、上記の記事を読むと、谷合廣紀三段にはがぜん興味がわいてきますねー。

長手数の詰将棋作家のプロ、というのはその終盤力を証明しているようなものなので、何かと通りが良い気がしますね。そして右玉というのが気になりますw

関連するタグ 福間健太 石井健太郎 宮本広志 増田康宏 黒田尭之 谷合廣紀 行方尚史

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

第50回奨励会三段リーグ(ラス前)&増田康宏、遂に三段!

第50回奨励会三段リーグはいよいよラス前まで終わった。

トップを走るのは、畠山鎮門下の斎藤慎太郎三段、18歳。ライバル関係でいうと佐々木勇気のライバルだろうか。順位も5位とよく13勝3敗。残り二敗でも相手関係で上がる可能性があるので相当に有利。とはいえ勝つつもりだろう。

斎藤慎太郎は今期で三段リーグ8期目。三段リーグでの通算勝率は2-1ペースに近い。今期を含む後半四回は全て昇段レースに絡む展開で次点も一つもっていることを考えるとプロ入りはほぼ確定とみていいだろう。三段リーグでの安定度は順位戦での活躍に相関するので、注目株。

二番手を走るのは青野照市門下の八代弥三段、こちらは17歳。同じく13-3なので、二敗しても上がれる可能性はあるが、順位が悪い(15位)ので三番手の宮本広志(2位)にかわされる可能性がある。

その他の昇段候補でいうと、次点持ちの二名、5番手の竹内雄悟(31位)、6番手の石井健太郎(1位)だろうか。2勝して二個目の次点をゲットするかどうか。

特に所司門下の石井健太郎は、ムラッ気の少ない、安定度のあるタイプのように思われる。年齢も若いので次点2個で上がるかどうか、悩むところではないか。現在の三段リーグではトップクラスであることは間違いない。

竹内雄悟は年齢との兼ね合いもあるので、フリークラスだとしてもなんとしても上がりたいだろう。失礼な話ながら年齢的な伸びしろを考えると、10期でさしわけぐらいの成績なので上がった場合にも、それなりに苦労しそうだが、棋士になれないことの苦労を考えれば…という。

今は常に四名以上安定供給される四段が、C2クラスの三段リーグ化を促進しており、長時間将棋への適性が相当ないと、最初の順位が最下位から始まるという事実がかなり重くのしかかる。4-5でも降級点を食らう可能性がある。

棋風的に長時間制向きの将棋ゆえに三段リーグで苦戦した、とかでないかぎりは三段リーグでの成績は順位戦での成績に相関している。勿論、若くして抜けた場合の成長度合いは加味して考える必要はあるが。

そして恐ろしいことに、恐らくはコンピュータは三段リーグを超えるレベルに、位置している。その事実が今後親御さんが将棋を子供に教え込むことにどのような影響をおよぼすのか?は一人の親として興味深く見ていきたいところだ。

そういえば、三段リーグ以外のところは…とみてみると、なんと遂に森下卓門下の14歳、増田康宏二段が三段リーグ入りを決めていた。タイミング的にもばっちりで、次期への調整期間ができた。師匠の森下卓曰く「終盤は自分より強い(うろ覚え)」とのことなので、相当に期待ができる。

天才の系譜という意味でいうと、羽生善治(・渡辺明)の次は増田康宏の可能性がある。渡辺明が谷川浩司のポジションなので、次の覇権という意味では増田康宏だろう。恐らくは、今の若手で意識をもって将棋に取り組んでいる棋士たちは、増田康宏世代の脅威を背中に感じながら精進している。


イカガ?(´・ω・`)つ将棋の子 (講談社文庫)



関連するタグ 斎藤慎太郎 八代弥 宮本広志 竹内雄悟 石井健太郎 増田康宏 羽生善治 渡辺明 屋敷伸之

テーマ : オセロ&将棋&囲碁&チェス
ジャンル : ゲーム

将棋観戦記のtwitter
将棋観戦記のプロフィール

将棋観戦

Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

将棋観戦記の人気記事
将棋観戦記の記事カテゴリ
将棋観戦記の最近の記事
将棋観戦記アーカイブ
将棋観戦記の記事検索
将棋観戦記のランキング
[ジャンルランキング]
ゲーム
123位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ボードゲーム
3位
アクセスランキングを見る>>
将棋相互リンク