C1順位戦の昇級者は稲葉陽と村山慈明!加藤一二三と森雞二が見せた魂

いやー凄い日でした。

結果的には夕方に昇級が決定していた稲葉陽と、激戦を制した村山慈明が1敗をキープして昇級。これで全階級において、昇級者は1敗平均ということになりました。棋界全体のレベルが恐ろしいことになってますかね…。

大平武洋vs稲葉陽大平武洋のカニカニ銀。ただ順位戦の初戦で児玉先生の元祖カニカニ銀に屠られたという苦い経験をもつ稲葉陽プロの対応が完璧で早投げがあることを予想していましたが、見事的中。あっさり昇級者の一名が決まってしまいました。

この早投げには賛否両論でしょうが、普通にやっては敵わないと思ってやりましたがダメでした。というような感想のブログがあがりそうな予感。もしこれで一敗勢が全員1敗キープしてたら、頭ハネの二名がゾネ…となっていたことは間違いないとは思いますがw でも結果的にはそうならなくて本当に良かったですね。

もう一人は天才村山慈明。彼もその才能の割りには苦労した印象ですが上がってみれば納得の昇級。上のクラスにいくほうがもっと活躍しそうな気がします。ここ数年の順位戦でその幹が太くなったような印象を受けます。

関西将棋会館で行われた対戦は大平武洋に引きずられたわけではないでしょうが、あっさり終わった将棋が多く、そうそうに全局終わってしまいました。

そして東京将棋会館。加藤一二三森雞二という二人のベテランが千日手に粘られ、そして順当に?若いほうが勝ちました。森先生の将棋が終わったのはつい先程です。加藤一二三先生が負けた時の写真、そして相手の阿部健治郎プロのメガネを外した写真はなんともいえない味わい。

ふたりとも優勢な局面がありましたがこの夜戦になってからの千日手、そして指し直し局での敗退というのはなんともいえない、言語化したくない趣がありますね…。


升田幸三の孤独升田幸三の孤独
(2013/02/23)
河口 俊彦

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発売日: 2013/2/23
升田幸三・米長邦雄・芹澤博文・花村元司・郷田真隆藤井猛
天才達には、その才気が溢れるゆえの孤独がある。
選ばれたものだけが辿り着く栄光と葛藤を描く「盤上の人生 盤外の勝負」シリーズ第2弾。

前著「盤上の人生 盤外の勝負」が覇道を歩んだ棋士を描いたのに対し、本書は異能派の棋士が多く取り上げられている。
彼らを語る老師の筆はひたすらに優しい。破滅主義的な危うさを漂わせつつも自らの才を恃みに生き、その才に殉じた数々の姿こそもっとも棋士らしいものであると語っているかのようである。
米長邦雄の追悼文を巻末に掲載。

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