10/25のツイートまとめ

shogiwatch

林葉直子さんのブログ、面白いなぁ。凄く真面目ででもお茶目な性格なんだな~としみじみわかる。オススメです。
10-25 08:24

どうして「3月のライオン」だけがそんなに面白いんですか?

3月のライオンの最新刊が出た。(3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)


3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
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最近、将棋漫画が増えている。一昔前だと5五の龍が私のお気に入りだったし、月下の棋士もなんとなくは知っている。最近の将棋漫画ブームの火付け役はハチワンダイバーだろうか。私も8巻ぐらいまでは読んだ。

その他、林葉直子さんが原作者とされる、商業ベースの成功度でいえば最近で一番かもしれないのが「しおんの王」だろうか。最近では王狩りというのも第一巻が出たらしい。

しかし私が断然、ダントツにオススメするのがこの3月のライオンである。

それは何故か?それは単純に「漫画として面白いから」である。

将棋漫画だから将棋ファンの私が面白い」のではなく、「面白い漫画だから面白い、加えて将棋ネタなので将棋を知らない人よりも楽しめる」という感じ。

将棋を知らない人がこの漫画を読んで「面白い漫画だけど、将棋を知らないから…将棋を知ってもっとこの漫画を楽しみたい!」と思ってくれると良いなと思う。

ちょっとオッサンには青臭いというか甘酸っぱい部分も多いけど、将棋漫画のなかではダントツの面白さ。流石にヒット作を描いた人だなあ、多分こういう「泣きのテクニック」が必殺技なんだろうなあ、と思いつつもホロリとさせられてしまう(アタシ、ホロリとしたい気分なの、泣きたいから泣ける映画を観に行くの、的な)。

以下、その他の将棋漫画


ハチワンダイバー 17 (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 17 (ヤングジャンプコミックス)
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柴田 ヨクサル

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関連するタグ 将棋漫画 林葉直子

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銀バサミ / 居飛車党の寄せ 第4回大和証券杯最強戦 ▲久保利明-△佐藤康光

将棋界にはジャンケンの法則なるものがある。有名なのは腰掛け銀・棒銀・早繰り銀の関係。そして最近有力な説としてあるのが、羽生名人>佐藤康光九段(すでにこのあたりでかなり失礼…)、久保二冠ゴキゲン>羽生名人、佐藤康光九段>久保石田流というものだ。

いえ、非公式なジャンケンなのですが…。ただ最近の将棋を見ていると、久保二冠vs居飛車党のお二人、という戦いの中で、たまたまそのような具合になっていたので、観戦する際の小ネタとしてそういう認識でみると面白いのではないか、という話でした。

本局は先手が久保二冠となった。ということは石田流。ということはジャンケンの法則では佐藤康光九段の勝ち、ということになる。本局も後手それほど不満のない形で進む。

石田流の角交換系の中ではじっくりした戦いを久保利明プロが選択した。ちょうど、棋王戦での佐藤康光プロとのタイトルマッチでは、激しい戦いを選択して佐藤康光プロが△7二金と力強く上がって左右分断系で、それでも豪腕で勝ちきる、という将棋が多かったので気分を変えた意味もあるかもしれない。

この形は繊細な戸辺誠プロの石田流にありそうなもので、恐らく銀が3七の地点に来るのだろうなと思っていたが、(そして確かに来るのだが)それまでの手順に工夫があった。

33手目の局面。
100801_kubo.jpg
この局面をみて、出雲の稲妻の顔が目に浮かんだあなたは相当の将棋通。手順は違えどNHK杯の里見vs小林戦と直接の狙いは似ている。(里見vs小林裕戦の感想はこちら)

各交換系の石田流は△6三角で飛車をいじめられる展開が相当で先手としてはそれは避けたい。避けたい時の手段としては、先日の竜王戦挑戦者決定トーナメントや大和杯における対羽生戦で見せたような▲5五角から後手に角を手放させる、という方法がひとつある。

もう一つは本譜のように、何もしなければ次に▲4六角と打って(▲7四歩と突き捨てて)6四の地点破りますよ?として、△5四歩と突かせることにより6三角の筋を無くすという手段。

里見女流の角打ちは六筋突破だけの狙いしかなく、反対に後手が待望の6三角を実現したために破綻してしまったが、将棋は一度に一手しか指せないので、複数の含みのある手を指すことで選択肢が広がり、水面下に無限の世界が広がることにより、将棋のコクと旨味が増す。それがプロの将棋の面白さだ。

(少し話は逸れるが、先日の林葉直子さんの復帰戦、あれはイベント性という意味での面白さはあったし、青葉記者の観戦コメントも素晴らしかったが、将棋としてのコクと旨味は少し足りなかったように思う。中倉さんの責任というよりもあっさりと7四から開戦した林葉直子さん側に問題があったと思うが)。

本譜は島朗プロの解説にもあったとおり、二手損してまで突かせたい△5四歩を先手が後手に突いてもらい、おもむろに3七銀型を完成させた。島朗先生言うところのコンパクト美濃の形だ。

後手から早めに先手の飛車を虐める手段はなくなりお互いに満足な駒組みが出来た。あとは打開の権利と義務を有するのは先手ということになるが、久保二冠は驚きの穴熊志向。

これには心底驚いた。逆に言えば打開の手段がないと言っているようなものだから。(しかし感想戦の久保プロのコメントでは、もう少し固めてから攻める予定だったとのこと。後手にも矢倉穴熊がありそうなだけに今後の研究課題になりそう)。

消費時間に差のついていた、ここまで慎重に時間を使っていた佐藤プロがあまり考えずにそりゃないでしょう、とばかりに守りの銀を用いた逆棒銀に出る。ここは殆ど読みはいれてなかったように思う。ただ、手の流れとしてもう攻め頃でしょうと。先手がせめて来ないならば行きまっせと。

そこからの数手で将棋は終わった(らしい)。かなりギリギリの攻防にも見えたが確かに佐藤九段のうっかりで銀バサミの筋に突っ込んでいった後は先手がペースを掴んでいた。

飛車交換以降の久保プロのギリギリの攻めが素晴らしいので是非棋譜鑑賞室?にて見ていただきたい。後手陣が矢倉だったせいもあるが、殆ど相居飛車の攻めのような、角換わり腰掛け銀から谷川プロが見せるような鋭い切れ味を観ることができる。

これで決勝戦は久保利明二冠と森内俊之九段ということになった。今気づいたのだが、もし久保プロが優勝するとすれば、羽生・佐藤・森内と羽生世代の三強をなで斬りしての優勝ということになる!

振り飛車党ではないが、その美しい将棋のファンである私としては久保利明二冠を応援したいと思う。

以下、久保利明プロの関連商品。

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袖飛車といえば澤田流?いえいえ林葉直子流です!

眠い目をこすって、しかし眠いのだが興奮で眠れないという状態。これは個人的な理由もあるのだが、それ以外に、林葉直子の日レス杯でのゲスト参加による復活というニュースが関係している。

私は糸谷哲郎プロが好きだ。その理由は猛烈な早指しと強烈な個性、そして良い意味でケレン味のある指し口。才能を持て余し気味にもみえる言動。同じような理由で、私は先崎プロの将棋も好きだ。(そういえば本日読んだ文春のネタがまた「行方・先崎ネタ」だったが面白かった。)

林葉直子の将棋といえば、やはり思い浮かぶのが袖飛車だろうか。対振り飛車でも、対居飛車の将棋でもあったように記憶している。弟弟子の先崎プロもやはり、NHK杯優勝の原動力として袖飛車を用いた印象が強い。

林葉直子が若かりし頃、明らかに中井や清水よりも香車一本以上は強かったように思うが、あれからウン十年経つわけでどうなったか?というのは大変気になるところ。

林葉直子の袖飛車で、しかも男性プロに勝ったという将棋について、今回は紹介したい。私は棋譜の著作権についてその効力はないものという理解であるものの、そうは言っても積極的に紹介するつもりもないのだが、今回は恐らく初めて棋譜のURLを記して、その感想を記したいと思う。

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=5748

林葉さんは先手。先手で初手36歩はよく指していた気がする。これは誰しも一度はやられた経験を持つと思うが先手でやる人はあまりいないと思う。後手は最近亡くなられた椎橋金司先生。実力的な問題も勿論あったと思うが、居飛車穴熊の猛威が蔓延った時期に振り飛車党だったという不運もあり、早くに引退に追い込まれていた。

居飛車穴熊の影響を受けた振り飛車党のベテラン棋士が多いのは有名な話で、以下の振り飛車党列伝にもそのような話が載っていたように記憶する。(ちなみに名著です。観るファン必読の書)。
振り飛車党列伝振り飛車党列伝
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後手が振り飛車党で、先手の36歩を見れば、三間飛車が当然か。どちらの歩もひとつずつ突き合い、文字通り一触即発の状況で駒組みが進む。林葉さんの対振り飛車対策は、左美濃が多かったように思う。本譜も左美濃。そして早めの五筋交換。これが林葉さんの常套手段だったか、形は違うが五筋を早めに替える将棋が幾つかあった。一目バランスが悪いと思うのだが。

後手が強く飛車交換を求めると素直に応じる先手の林葉さん。そこからの攻めが何とも強烈だ。左美濃、玉頭が少し肌寒い状況でまさかの端攻め。しかし飛車打ちの筋があるのでこれで手になっている。緩和する手筋の受けに勢い角切りの攻めを断行する林葉直子女流。かれこれの玉の安全度の違いで早くも優勢となった。

以下は逆転されることなく、王手をされることなく勝ちきった。

95歩に対しては、84歩ではなく素直に同歩と応じて端は詰められたかもしれないが、後手だけ桂香を拾えそうな展開だったか。


もう一局紹介する。ずっと第一人者を維持している清水市代との対戦。(http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=6325

先手林葉でまたもや36歩。棋理としては無くはない手だと思う。後手の清水は相変わらずの強情な指し手順。普通の相掛かりに似た展開だが、飛車を寄る一手が必要なところがどういう違いとなるか。

二つの位を取る形は苦労することが多いが、本譜のような展開だと通常のひねり飛車よりも楽だろう。角道を開く手と桂馬をはねる手を封じているからだ。

後手は72金からの棒金。このあたりも今でも感じる清水の雰囲気が出ている。そこから後手が先手を押さえ込むような展開が続き、先手は不可思議な陣形を築き、迎えたのが66手目の局面。どちらを持っても自信のない局面だが、ここで林葉さんが指した手が如何にも林葉流だった。

歩の利きに玉側の桂馬をぴょんと飛ぶ45桂馬。善悪は不明。そもそもこの局面の形勢がよく分からない。双方の玉形が悪すぎて、どちらの玉がどのぐらいもつのか?が全く分からない。となれば、攻めが続いたほうが勝ち、ということだろう、この桂馬跳ねから林葉がペースを掴む。

というか、そこから数手、飛車を取るところまででほぼ勝負がついた。

その他の棋譜も並べてもらうとわかると思えば、上記2つのような思い切った手が多い。何と言うかアマだけの特権、のような目をつぶった攻めというか、奔放さが林葉将棋の面白さだ。狙いがわかりやすく、派手でとても楽しい将棋だった。

あれから多少の年月は経ったものの、その実力の片鱗、林葉将棋の面白さは魅せてくれるのではないかと思っている。

amazonでみると、写真集ばかりが出てきたので、お父様の書籍を紹介して締めくくりとさせていただく。
娘の怒鳴り方―熱血オヤジの体当たり的教育論


関連するタグ 糸谷哲郎 林葉直子

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林葉直子、日レスインビテーションカップで復活!

色々書こうと思ったのですが、棋譜等は後日紹介しますがまずは情報共有まで。

日レスインビテーションカップ・第4回女流棋士トーナメント 6/13(日)開幕!

日レスインビテーションカップ・第4回女流棋士トーナメント 6/13(日)開幕!
LPSA公認棋戦「日レスインビテーションカップ・女流棋士トーナメント」。
今回は12名のLPSA所属女流棋士と1名のツアー女子プロ。そして主催者特別推薦選手として元・女流棋士の林葉直子さんも出場。そして昨年準優勝の成田弥穂さん、新藤仁奈女流アマ名人、鈴木悠子さん(キリンビバレッジカップ・ガールズクラス優勝)の3名のアチュア選手を加えた合計17名によって優勝賞金100万円を争われます。
対局の模様は過去3回同様、全局ネット中継を行います。


◆主催 日本女子プロ将棋協会 日本レストランシステム株式会社
◆協賛 株式会社トーエル キリンビール株式会社 中沢乳業株式会社

◆中継サイト・過去2回のアーカイブスはこちら 

◆トーナメント表


◆対局規定(抜粋)
 ・1回戦から準決勝までは持時間各40分(チェスクロック使用)、使い切ると1手60秒未満の秒読み
 ・千日手・持将棋は先後入替て、同日中に指し直し

◆対局日程
 ・1回戦 
  6/13(日) 
  10:00? 藤森奈津子四段?鈴木悠子/鹿野圭生初段?新藤仁奈女流アマ名人
  14:00? 中倉宏美二段?藤森・鈴木の勝者/大庭美樹初段?鹿野・新藤の勝者
         渡部愛ツアー女子プロ?成田弥穂アマ       

◆取材について 
・林葉さんの今回の出場は共催の日本レストランシステム様の特別招待選手としての出場であり、今後の女流棋士復帰や、LPSAの他の公認棋戦(NTTル・パルク杯天河戦)や準公認棋戦(1DAYトーナメント)への出場の予定は現在のところはありません。
・1回戦の中倉彰?林葉戦は7月に行う予定です。日程が決まりましたら、改めてリリースやウエブサイト上に告知致します。対局についての取材は決定以降に承ります。
・林葉さん個人への取材は当協会では対応できませんので、予めご了承下さい。



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Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

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