何月生まれの棋士が最強か?(早生まれと将棋棋士の関係)

掲題の話に入る前に整理しておくと。

早生まれとは「日本において、1月1日から4月1日までの間に誕生日がある人。これらの人は、前年の4月2日以降に生まれた人と同じ学年に組み込まれる結果、同年生まれの人の中では学年が1年早いことからこう呼ばれる。」とのこと。早生まれと遅生まれの言葉がごちゃごちゃになる場合があるので、とりあえず整理。4月2日以降に生まれたひとが遅生まれ。1月1日から4月1日以前の人が早生まれ

ここ最近、羽生王座・藤井九段、佐藤康光九段…と連続していたので、気になって掲題について調べてみた。

すると観戦記者のmtmt氏が管理されているサイト、将棋パイナップルに「棋士の生年月日」というコーナーがあった。

ヤバい経済学 [増補改訂版](→お勧めです。続編も出ていた!今日買う予定:超ヤバい経済学)」の書籍版だったか、webサイト版だったか忘れたが、スポーツ選手の生年月日に偏りが見られるのは有名な話。日本でも同様でスポーツ選手には遅生まれ(4月2日以降で4月2日に近い誕生日)側に偏りが見られる。(ソースは各自で探してください。)

小さい頃の1年の差は身体能力では絶対的な差

遅生まれのものが選抜されやすい

選抜された中でのハイレベルでの切磋琢磨がある

更にレベルがあがる

…というのを繰り返した結果、という話らしい。


では頭脳スポーツであるところの将棋はどうなのか?というのが上記の棋士の生年月日をみると分かるかもしれない。…と思ったら既に掲示板内で結論めいたやりとりがされていたのでそれを紹介してほぼお終いとしたい。


10: 名前:よしざわ@蓮爾の駿河+巻チャーシュー投稿日:2003/05/17(土) 18:40
振り駒スレッドが上がって、
“日本人の統計だと4/2生まれの割合が多い”
“私が思うに、(正しく申告して)一学年上へ
 行った方が、長期的に見れば得のような気がする”
という書き込みが目に入ったので、それに関連して・・・


最近の週刊誌に“早生まれは不利か否か?”
という記事を載せたものがありました。

それによると、日本人に関しては、
野球やサッカーの選手には4月5月生まれが多く、
ノーベル賞受賞者は、4月5月生まれが
いない(?)上に、早生まれが割合多いとのこと。
複数の国立大学の教職員にも似た傾向があるとのこと。

この差が、統計上どの程度有意なものかはわかりません。
ただ将棋でも、兄弟で将棋を覚えると、最終的には
(常に少し上と競い合っていながら、成長の余地は
自分の方が大きい)弟の方が伸びやすいように思います。

そういう意味では、早生まれの人の方が
成長の余地が多い段階で少し上と接することが出来る分、
長期的に見れば得と思い、冒頭の言葉となったわけです。

実際>>01によると、将棋指しの場合、早生まれの人が
多いですね。ただ、5月6月も同様に多いので、
ハッキリした傾向とは言えないのかもしれませんが。




11: 名前:新井田@3月28日生まれ投稿日:2003/05/17(土) 20:58
はや生まれはアマでも多いはずです。何かの時に下村さんとそういう話をしたことが
ありました。ちなみに渡辺俊雄君も私と同じ誕生日。




以下、上記URLで列挙されていた名前を単純に数えた結果。4月1日については学年を考慮して3月とした。

4月16人
5月27人
6月21人
7月14人
8月15人
9月11人
10月19人
11月12人
12月18人
1月23人
2月21人
3月32人


100%÷12≒8.3%という単純な計算で、8.3%を超えている月は5月・6月・10月・1月・2月・3月。特に早生まれと呼ばれる1・2・3月が突出しているように思えるがどうだろうか?そして羽生名人や藤井九段の生まれ月である9月がもっとも少ない状態なのが面白いといえば面白い気がする。

もっとも、上記の人数が女流棋士との混成だったり、現役棋士だけ?だったり、或いは日本人には何月生まれが多いのか?というそもそもの母集団などを考慮していないので何ともいえないかもしれないが、谷川兄弟など、兄弟でやると下の方が伸びるのはスポーツでもなんでも言われることなので、案外本当かも?と思ったりもするが、里見姉妹はお姉ちゃんがプロだなあ、いやでもお兄ちゃんがいたんだっけ?とか色々と話は尽きない。

飲むときの肴としてはぴったりな話題だと思いますがどうでしょうか?貴方は早生まれですか?


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Tag : 早生まれ 将棋 佐藤康光