「上野裕和五段が語る、最強の現代将棋観戦ガイド」を観た。

ニコ生の「上野裕和五段が語る、最強の現代将棋観戦ガイド」を観た。

最近、ようやくプレミアム会員になった意味があるなあという位に頻繁に将棋系の番組があります。まだ会員になってないかたは是非、なってみてください。500円でこれだけ見れれば大満足、という位に番組が増えてますよ。

昨晩は二本も面白い番組がありました。その1つがこちら。私は翌日タイムシフトで視聴しました。

マイナビさんは今回三回めの放送とあって、かなり手順が洗練されてきた感じですね。

この「将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)」は矢倉、角換わり、一手損角換わり、相掛かり、横歩取りについて初心者向けに説明・解説した本になります。

観る将棋ファンであれば棋力を問わず、指す将棋ファンでも10級メインとしていますが、五段までいかなければ全般的に楽しめるはずです。

質問コーナーでは。

Q.ちゅうたのニックネームはいつから?
A.高校生の同級生から。見た目からそのように呼ばれています。(書き込みで将棋界のミッキーマウスというコメントがあり、上野さんがウケてましたw)

Q.引越しの話が書籍に書いてありますが、海外に住むとしたら何処がいいですか?
A.カナダとかドイツとか田園風景があるところがいいかなと。或いは花粉症で苦しんでいるので花粉がないところ。

Q.初心者ですが攻めるのが好きなのですがどういう作戦がいいですか?
A.これはもう棒銀です。(と解説が始まる)。

私も棒銀好きです。部分的な手筋というか展開としてはどのような将棋でも居飛車系だと棒銀が含みになるというか。将棋ウォーズの四段五段クラスでも3分だと手順を少し組み替えただけの原始棒銀にハマることもあります。日浦市郎プロが原始棒銀を一時期カスタムして用いていましたが、手順が確立するまではA級でも指されていたぐらいです。(谷川浩司九段が指していた!)

Q.気になる戦法は?(質問忘れました・・)
A.ダイレクト向かい飛車です。従来は角交換後の歩の両取りと打った角の成りが受からないので4筋に飛車を途中下車していたのに、その途中下車を省略した佐藤康光プロの構想。最初からリスクを負うんですが、ちょっとの損を許したくないという思想。

Q.流行する戦法とそうではない戦法の違いは?
A.流行するということはその時点で優秀だと思われているからです。例えばゴキゲン中飛車の対策としての超速。優秀っぽいけど何となくみんなやらないという作戦もある。佐藤康光プロが色々たくさんの発想を出しているが全てを真似られるわけではない。超速は本筋であるとプロが納得しているところがあるように思う。超速の場合は先攻体勢をきずくことで、後手の形をみて囲いを決めることが出来る、とか。佐藤康光先生のは本筋ではない、ということではなく、安易に真似をするとやけどするかな…怖いな…という感じ。

Q.居飛車と振り飛車、将棋の必勝法があるとしたらどっちですか?
A.振り飛車党の先輩に怒られそうですが、居飛車だと思います。振り飛車というのは一手飛車を振るわけでその一手を費やしているのでその分損をしているはず、と藤井猛プロが10年ぐらい前に言っていた。突き詰めていけば居飛車のほうが手損していないし良いはず。

Q.穴熊が流行っていてそれを防ぐために角交換する作戦が流行している。この穴熊をめぐる今後の展開としてはどのようなものが考えられるか?
A.穴熊対策をメインに話が進んでいくのはYESです。矢倉戦においては矢倉穴熊という手法が基本になってきている。最近ではそれにとどまらず、角換わり、一手損角換わり、相掛かりまですきあらば穴熊に組み替える、というアプローチが非常に多いです。将棋ってどうすれば勝ちか?といえば王様を捕まえるのが勝ちなので、攻めゴマから一番遠いところに玉を配置したほうがいいに決まっている。

穴熊に対するアレルギーが有る人もいると思いますが、穴熊戦はとてもおもしろい。崩す方法がいっぱいあるので、穴熊の将棋を見るときはどうやってこの堅い穴熊が崩されていくんだろうという観点でみるのが良いと思う。

穴熊に対する対策の決定版はでないが、弱点はあるので臨機応変にそこをついていくことになる。穴熊にまさる囲いというのは、無いわけではないが、穴熊に似た囲いになると思います。最近みた将棋で穴熊の桂馬を跳ねて桂馬の地点に金を寄せるというような将棋を観たことがある。

面白いことをいう棋士もいて、穴熊の香車は9八じゃなくて9七のほうがいいという人もいた。9八のところに駒を後々埋められるから。

Q.プロの人は将棋を何局ぐらい覚えてるものですか?
A.将棋による。印象にのこった局面があるという将棋から初手から覚えてるものもあるが数千局ぐらいか。感想戦で一局全て並べ直して感想戦ができるようになるのは大体初段ぐらいから、と言われている。

Q.ご結婚おめでとうございますw大変きれいな奥様ということですがどのように知り合われたのでしょうか?
A.ある将棋のイベントがあり、イベント内でペア将棋があり、四人席に三人まで座っていて、たまたまそこに入るように言われて、残りの一席に座ったんですが、その隣にいたのが現在の奥さん。奥さんも将棋を指します。

以下、書籍の説明が続きました。観る将棋ファン、特にルールは知ってるけど…ぐらいの方には是非読んでほしい一冊です!




将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)
(2013/03/27)
上野 裕和

商品詳細を見る
観る将棋ファン必見の、完全ガイドブックです!初心者のための、そして初心者じゃなくても理解を深めたい人にはピッタリの本です。書店で是非現物を見てみてください。


関連するタグ 上野裕和 日浦市郎 佐藤康光 藤井猛 谷川浩司 屋敷伸之

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「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

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