今日の見所 3/19(月)

3月19日(月曜日)の注目対局は以下の通りです。

棋王戦 予選 宮田敦史vs大平武洋
宮田敦史 23勝11敗 勝率0.676
大平武洋 11勝12敗 勝率0.478
過去の対戦では7勝無敗で宮田が圧倒。レーティングでも宮田の方が高い。余程のことが無い限り、宮田で堅いと思われる。大平プロは弟子が四段昇段しているので、モチベーションがあがって真面目に?指すかもしれない。早指しだが大物食いなところもあるのでそろそろ勝ちの番が巡ってくるかもしれない。(対戦成績が良すぎるとそろそろ負けるかも…と思うことが私の場合は多いが、プロだとどうなんでしょうか?)

棋聖戦 二次予選 三浦弘行vs斎藤慎太郎
三浦弘行 23勝14敗 勝率0.622
斎藤慎太郎 33勝19敗 勝率0.635
レーティングはほぼ互角。過去も1戦しかしていなくその時は斎藤が勝利している。直近の成績では三浦の方が4連勝中と勢いがあると思われる。どちらも攻め将棋で終盤力に定評のある二人。三浦が後手番になった場合の作戦に注目したい。

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今日の見所 2/5(月)

2月5日(月曜日)の注目対局は以下の通りです。

竜王戦5組 大平武洋vs石田直裕

大平武洋 9勝9敗 先勝率0.364 後勝率0.833。
石田直裕 15勝12敗 先勝率0.500 後勝率0.667。
ここのところ、勝ち負けを繰り返している両者。
レーティングでは石田の方が高く、また過去の対戦では石田が勝利している。石田優勢で行くか。

王将戦 一次予選 南芳一vs藤井聡太
南芳一 9勝10敗 先勝率0.556 後勝率0.333。
藤井聡太 45勝11敗 先勝率0.818 後勝率0.794。
初対決の両者だか、レーティングでは藤井の方がかなり高い。
順当にいけば、藤井が優勢か。

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Tag : 大平武洋 石田直裕 南芳一 藤井聡太

ユニークであることとフォーマリティは共存可能

いやー暑いですね…ということで今日も放談で濁します。

暑いといえばウナギ。ウナギといえばひふみん。ひふみん、ツイッター始めたんですよね。すごいアイコン使ってますね。あれは絶対に韓国から訴えられると思うわ…(冗談です。

さて、ウナギが絶滅寸前らしいですね。というか、もう終わってるらしいです。べき乗則っぽく、対数表記での順調なダウントレンドを維持したまま、ゼロに向かう模様です。絶滅です。

日本の少子高齢化は1970年代にはすでに予測されていました。子供を生むサイクルは大体一定なのでその時点の子供の数から推測可能なわけですね。

でも日本政府は手を打たなかったことから、もしかすると人口が多すぎるので減らそうという意図があるのではないか?という陰謀説的な話すらあります。確かに、移民政策を取らずに少子化対策を30年以上もの間、打たなかったわけですから、無能もしくは無策であったという可能性の他に、そういう下々の者には分からぬお上の意思・意図があったと考える人がいても私は驚きません。(同意はしませんけどw

で、ウナギも同じ事がいえるわけです。たぶん2000年頃に手を打っていればまだ大丈夫だったものが、ここまで放置されて、本当に回復不能になってしまった。

ウナギは何故放置されたか?ひふみんの主食だから?…その可能性ももちろんあります。(ないです

まあ、おそらくはそれで成り立ってる産業が色んな所にあって、かつあまりきにしてる人がいなくて、そして何かしら対応しないと絶滅するかもな・・・とは思っていたんでしょうけど、それを推し進めるための純粋なインセンティブを持つ人がいなかったんでしょうね。

で、なし崩し的に放置されたと。残念ですね。美味しいのに。

日本はハタハタとかはうまく制限をかけて漁獲量というか魚の数が増えたみたいですけど、ウナギもそうなるといいですね。

じゃないとひふみんが悲しみますからね。あるいは、ウナギが主食のひふみんが絶滅してしまうかもしれません。今、東京都内で猫に餌をやるひふみんというのは、1頭しか確認されていません。この一頭が死んでしまうと絶滅ということでWWFのレッドリストに多分載ってるんじゃないかなと思います。

そのひふみんの対局態度がどうやらひどいらしいです(知ってた。

この前、棋士の大平武洋プロが嘆いてました。棋譜だけ見るとどのみちひふみんの完勝のように見えましたが、ただそうは言っても、その態度が良くないことが正当化されるはずもありません。(もちろん、その態度のせいで負けたということはないですし、そういう言及は大平プロから一切なされていません。念のため。

まーファンの目からみると、総合的に判断して、ひふみん≒珍獣、という認定がされていると思います。愛玩珍獣。故米長邦雄前会長も似たような扱いでしたよね。愛すべき/憎むべき基地外、そういう感じです。

異性の性器の通称を人前で連呼する人よりマシです。…あの人も連呼してましたっけ?

ただ大平武洋プロもゾネという通称があるように、面白い伝説を持っています。ツイッターでもフォローさせていただいてますしブログも拝見していますが、やや自虐自嘲的なノリがとても楽しい、ユニークな方です。(大平さんの相居飛車は好きです。対豊島将之戦など、数々の名局があります)。

木村さゆりという女流棋士がいます。この方もなかなかぶっ飛んだ人で、この前も携帯中継のコラムでかなりぶっ飛んだコラムを書いていました。貧民上がりなので貧民でのし上がってない人間は怠惰である、という黒人成功者が黒人を非難するような言動を示されています。(黒人では、あのピザチェーンのおっさんが有名ですね。

その中で、在日のくせに隣に朝鮮人学校があるのに小学校にかよってきて、というくだりがあったので思わず飲んでたマヨネーズを噴きました。なぜマヨネーズを飲んでたんだ、っていう話もありますが、何故そんなこと書いたんだとw

けしからん、もっとやれ!って感じですね。サービス精神のサービスの範囲というのは、パーソナルゾーンの違いと同様に、人それぞれです。あんまり近くに寄られて話されると私は嫌なので、男女問わず、近すぎる場合は近すぎると言いますけど、今回のサービス精神は私にとってはギリギリセーフでした。マヨネーズは吹きましたが。

で、同じ日に携帯中継で佐藤秀司先生が飛ばしてましたね。あの日は暑かったんです。

まー携帯中継で間が持たなくなると、皆さんする話があると思うんですよね。持ちネタというか。で、今回は佐藤先生、考えて来ました。序盤のところでまずは、ウンコの話ですよね。C1に天下りしてきて(この表現は上手いなと思いました)、ある日トイレに入ったらトイレがくさかったと。独身者が多いから野菜を採ってないんじゃないかと。だからウンコが臭くなるので、野菜を食べようね、という。

観る将棋ファンに続く嗅ぐ将棋ファンの誕生です。

あともう一つ、ちょっと昔の思い出話をですね、されたわけです。僕は大した話ではないと思いましたが、僕からみればかなりユニークにみえる佐藤慎一プロとか、前述の大平武洋プロとか、その他将棋関係者、ファンは結構怒ったというかびっくりされたみたいなんですよね。

いわゆるサービス精神の範疇の個人差が出た瞬間でした。

僕はといえば、面白く読みました。そして、聖書に(読んだことないんですけど)石投げてたら石投げんなやーっていう話がありますよね。あれを思い出しました。

ここでも感じたのは「棋士たちが、傍から見ると相当な変わり者揃いだけど、対局は神聖視してるんだな」ということです。ここで「も」と書いたのは、以下の、延々と続く、そろそろ終わりそうなゴタゴタを見ていて同じ事を感じているからです。

LPSA、渡部愛さんへの対応について

私は、上記に書いたとおり、棋士の奇人変人さ、日本語的意味合いのユニークさ、については比較的寛容な立場をとっていると思います。一般常識に逸脱していても、けしからん、もっとやれ!という風に思います。

芸術家であり、研究者であり、職人である彼らが普通の一般常識に囚われていてどうするのか、その道を極めるためにそれ以外のすべてを投げ打って精進してもらう障害になるものがあればそれが、モラルだろうとなんだろうと、全部捨ててしまえと。そう思います。

なので比較的寛容なのです。

ただ、法人格となると少し話は変わります。特に公益社団法人という存在の場合は特に注意しておくべきかと存じます。

ユニークな人間の集まりであろうと、法人格というのは個々人の属性とは別物です。そこには法人格としてのしきたりや嗜みというものがあります。

棋士たちが、将棋・対局というものを愛する気持ち、神聖視する理由は一将棋ファンとしても理解できるのですが、公益社団法人としての、法人格としての文章として、果たして上記の文章(及び両団体の今までのやり取り文章)がふさわしかったのだろうか?というとかなり違和感を私は覚えます。

ツイッターでとある方が、「米長邦雄継承の秘伝の怪文書」というような言い回しをされていましたが、確かに受け継がれてるなあ…ってそこ受け継ぐのかよ!受け継ぐならダブルピースだろ!っていう。そういう感じですよね。

とはいえ、一歩いい方に前進したことは間違いないので、どうか両団体の理事の方々、これ以上法人格として恥ずかしい文章を人前に晒すのを止めてください。一将棋ファンとして悲しいです。私からみれば、単なる兄弟げんかか痴話話です。

どうしてもこの話を続けたい場合は、法人格としてのフォーマリティを重視した優雅な文言・文章でのやりとりをお願いします。第三者にチェックしてもらってください。感情的な表現は避けてください。

どのぐらい恥ずかしい文章か?というと、某IT企業のエコノミストへの反論や、某国連でシャラップした人、それらと同じぐらい…というかそれより低く私は感じました。

「継承するならダブルピース」これを合言葉に今後はよろしくおねがいします。

(本当に谷川先生のダブルピースは見たかったです…)。

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Tag : 大平武洋 加藤一二三 佐藤慎一 佐藤秀司 木村さゆり

加藤棒銀健在。糸谷勝利!第72期C級1組順位戦

さて、全部じゃないですが、少しだけ。

福崎 文吾九段(1勝1敗)●-○小林 裕士七段(2勝0敗)
一番早く終わったのはここ15時台に終わりました。相矢倉で先手がちょっと無理そうな先攻を試みたものの…という感じ。


浦野 真彦八段(0勝2敗)●-○小林 健二九段(2勝0敗)
ここも早くて夕食休憩前。先手浦野さんのひねり飛車でしたが、コバケン先生の力強い金銀二枚の繰り出しで飛車角を圧迫されて終了。

土佐 浩司七段(0勝2敗)●-○日浦 市郎八段(1勝1敗)…19時9分
角換わりの力戦で先手の土佐先生が中飛車に。しかし後手にいい角がありました、9二の遠見の角の典型。これで一発で決まった感じです。日浦先生の将棋も私は好きです。


大平 武洋五段(0勝2敗)●-○加藤 一二三九段(1勝1敗)…20時30分
大平さんがたまに使う、谷間のローテーション、四間飛車。しかし相手はあの加藤一二三九段。これは楽しめるな…と思ったら、炸裂しました加藤棒銀。いやーすごかったですね。

大平さんが悪いと言うよりも、加藤さんの構想が素晴らしかった。角頭が寂しいな?という先手陣に対する完璧な序盤の指し回しで優位を築きました。数々の名人や天才を粉砕してきた加藤棒銀。またその破壊力がみれてよかったです。



阪口 悟五段(0勝2敗)●-○菅井 竜也五段(2勝0敗)…21時32分☆
ここはあまり見ていないのですが、序盤は先手の阪口さんもやれるようにみていたのですが。。あとで追記するかも。

以下、コメント少なめで。。

(斎藤 慎太郎五段-船江 恒平五段…21時40分千日手成立)
中村 太地六段(2勝0敗)○-●高野 秀行六段(1勝1敗)…22時40分
田中 寅彦九段(2勝0敗)○-●桐山 清澄九段(0勝2敗)…23時2分☆
近藤 正和六段(1勝1敗)●-○高崎 一生六段(2勝0敗)…23時6分

真田 圭一七段(1勝1敗)○-●宮田 敦史六段(0勝2敗)…23時52分
宮田さんは連敗ですか。ここは序盤中盤で後手の宮田さんがちょっと陣形が歪んでいるなと思っていました。


金井 恒太五段(1勝1敗)○-●平藤 眞吾七段(0勝2敗)…23時55分☆
富岡 英作八段(2勝0敗)○-●長沼 洋七段(0勝2敗)…23時59分
脇 謙二八段(0勝2敗)●-○佐藤 秀司七段(1勝1敗)…0時7分☆

船江 恒平五段(2勝0敗)○-●斎藤 慎太郎五段(1勝1敗)…0時14分☆
千日手挿し直しの末に、船江勝利。ツツカナ効果ですかね。粘り強さが更にましたフナエモン将棋に今期も期待です。


北島 忠雄六段(1勝1敗)●-○千葉 幸生六段(2勝0敗)…0時30分
阿部 健治郎五段(1勝1敗)○-●神谷 広志七段(0勝2敗)…0時33分
塚田 泰明九段(0勝2敗)●-○佐々木 慎六段(2勝0敗)…0時36分

片上 大輔六段(1勝1敗)●-○糸谷 哲郎六段(2勝0敗)…0時43分☆
最後まで掛かったのが、森門下の兄弟対決。どちらも応援したいところでしたが、やはり私は今回は糸谷さんを応援していました。序盤はダニーらしい展開で後手番としては文句のない形。

これはなんというか糸谷ワールドな将棋でした。飛車をとられたあたりでは後手かなり苦戦、香車成りこんでとらせて玉を固くする手順は実戦的。

終盤、糸谷勝ちになってから先手投了までの手順はよくわからずですが、片上プロにも勝ちがあってオカシクない展開でした。ただ雰囲気だけはダニーペースという将棋。

これらの結果、以下の様な順位になりました。


【2勝0敗】
千葉(3)、佐々慎(4)、糸谷(9)、中村太(10)、小林裕(12)、富岡(15)、船江(18)、田中寅(19)、高崎(20)、小林健(23*)、菅井(28)

【1勝1敗】
真田(2)、片上(6)、阿部健(7)、金井(8)、日浦(13)、高野(14)、近藤(17)、佐藤秀(21)、福崎(22*)、斎藤(30)、北島(31*)、加藤(33*)

【0勝2敗】
神谷(1)、宮田(5)、塚田(11)、平藤(16)、大平(24)、浦野(25)、長沼(26)、土佐(27*)、阪口(29)、桐山(32*)、脇(34*)

2連勝、1-1、2連敗が同じ数ぐらいづついる感じですね。まだ昇級者はわからないですが、今期も激戦、1敗でしか上がれないような気がします。

あとでまた追記するかもしれません。。

いよいよ7月25日発売!>第2回電王戦のすべて


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(2013/07/25)
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内容紹介
「棋士がコンピュータに負ける――。
そういう日が遠からず来ることがあるとしても、そこに自分が対局者としているなんて、一体いつから想像できただろう」(佐藤慎一)

ニコニコ生放送で累計200万人以上が視聴した、プロ棋士VSコンピュータ将棋による世紀の団体戦「第2回電王戦」。
あの戦いの真実を出場者本人が語ります。プロ棋士5人による濃密な自戦記。プログラマーによる対局分析。観戦記、コンピュータの歴史を語る座談会など。
「第2回電王戦のすべて」のタイトルにふさわしく、血の出るようなあの戦いをあらゆる角度から振り返る内容となっています。

特に、プロ棋士による書き下ろし自戦記はいずれも渾身の内容。一局一局にテーマがあり、ドラマがあり、棋士の人生があります。

第1局 やるべきことをやった 阿部光瑠
第2局 一局入魂 佐藤慎一
第3局 鏡を通して見えたもの 船江恒平
第4局 チームで勝ちたかった 塚田泰明
第5局 強敵と指せた喜び 三浦弘行

放送では観ることのできなかった舞台裏、対局者の心の揺れ動き、終わった今だから言えること・・・。あの春の決戦のすべてが、この一冊に凝縮されています。


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Tag : 加藤一二三 棒銀 大平武洋 糸谷哲郎 片上大輔

第72期A級(▲羽生vs△谷川)&C1順位戦開幕!

今日も軽めに行きますね・・・。すごく雑談っぽく。

どうやら、大和証券杯はなくなったっぽいですね。囲碁とセットなので、誰が悪いというわけではなく、双方にとってメリットのあるものではなかった、ということでしょう。

確かに老人が大和とか使ってそうですけど、将棋も老人がやってますけど、大和証券の口座数があの棋戦で増えるとは正直思いませんでした。

むしろほかのネット証券系のほうがよかったかもしれませんね・・・老舗との間にある、松井証券杯とかはどうでしょうか・・・。日興ビーンズ杯とかでもいいですよね・・・。(SBIとか楽天はちょっと違うかんじ)。

メー●ル―、またひとつー星が消えるよー・・・将棋だけにね。黒も白も消えました。

さて、順位戦ネタに戻ります。森内名人の長時間制無双のおかげで、また一年中順位戦で羽生さんの将棋が見れる歓びがあります、森内名人本当にありがとうございます。

羽生さんのお相手は往年のライバル、現会長の谷川先生。会長やりながらとかはとても大変なわけですが、しかしそのキャリアにおける後期円熟の極み・・・を今後見せていくことになるのだろうな、というわくわく感もあります。

中原先生の将棋はむしろ後期のほうが私は好きでしたし。最近振り飛車多用して後手番ではあまり勝ってない谷川先生ですが、先手番ではかなり勝っているという事実。ここに後手番のなんらかの作戦がひとつ二つあれば、もしかすると・・・という。

そういう意味ではこの日の谷川先生の作戦、ダイレクト向い飛車はなかなかに期待できますね。

順位戦C1のほうでも、加藤一二三vs福崎文吾戦が似たような形になっていて、▲6五角を打たないおとなしい変化を先手の加藤さんが選択しています。まあ加藤さんだけにこの後におとなしい展開がまってるとは考えにくいので好みの問題でしょうね。

羽生先生の場合は、何となく角を打つような気がしています。角を打った結果の後手陣の乱れ方はやはり大きいと思うので、そういう主張点は必ず主張しておく、というのが羽生将棋でしょうか。

この二つはセットで楽しみたいと思います。・・・と思ったら、平藤vs片上も同様の戦型で角を打たない変化ですね。そしてやはり、羽生さんは角を打ちました。この辺は個性が表れるところですね。

アマチュアの居飛車党にとってはどうなんでしょうね?私はこの角交換系の振り飛車というのを全く苦にしてないというか、むしろ歓迎ムード、ぐらいなんですが、もし力戦にそれほど嫌悪感がないのであれば、羽生さんがやってる手順に進めて損はないように思います。

後手はものすごくまとめにくく、勝ちにくいはずなので。

普通に囲いあうのは、アマだと振り飛車のほうが勝ちやすい気はしますね。駒組みというか陣形の性能が出やすいというか。

なのでどうせ研究するなら、角打つ変化ですね。ただアマチュアの場合は、途中下車型のほうが多そうな気はします。私の遭遇率も圧倒的に新藤井システムですね。。

C1についても少し。注目の糸谷vs大平戦は、ノーマル角換わりとなりました。ダニーのほうが時間を使っていて、先手番でこの戦型となると、是非勝っていただきたいところ。大平先生はツイッター上で質問すると気軽に答えてくれるナイスガイなのでぜひ頑張ってほしいとは思うのですが・・・。

注目点は大平先生になにかしら新しい研究がでるかどうか?でしょうかね。

そのほかの対局は個人的にはそんなに興味ない形ですかね・・・。あ、そんなこともないな。

田中寅彦先生の手順はアマがぜひ真似すべき作戦です。後手左美濃、かなり優秀です。

コバケン先生vs脇先生のは先手の構えが私のよくやる好きな形に似てます。先手に頑張ってほしい。後手の6五の歩は先手からみると反撃の糸口でもあるのでそんなに怖くないです。

佐藤秀司vs富岡英作戦はこれはなんですかね・・・一手損?一手損で相腰掛銀になって、3三銀を省略できて、飛車先を突いてない、という形になるなら、結構後手持ちたい気がするんですけど、どうなんでしょうか。

高野vs塚田泰明戦は後手の作戦に注目ですね。これはなにかやってくる気がします。攻めっ気100%炸裂するか?

とりあえず、お昼時点での私の感想は以上になります。あとは夕方に可能であれば少しと、対局後になると思います。。

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さて、夕方。とりあえず、早見え早指し同士の対戦だった、糸谷vs大平戦は17時前に決着。糸谷プロの勝利となりました。先手の単に桂を跳ねた手が軽くなる恐れもありましたが銀桂交換が確定し、それを甘受しつつの後手の逆襲が少し及ばなかった・・・という感じでしょうか。

ダイレクト向い飛車となった3局、A級の羽生vs谷川は、谷川が一歩獲得のために角を筋違いに手放しました。この戦型ではある筋違いではあるのですが、歩の入手だけのために打った角が今後どのように働くか?が一つのポイント。(プロ将棋としてはこの角を打って幸せになるイメージはないですが・・・)。

平藤vs片上戦は後手の片上が角を犠牲に竜を作りました。手番は後手、陣形も後手。ただし駒損、という勝負。後手の攻めがとまると危険そうですが、ペースは握れています。

同じ戦型の加藤一vs福崎は先手が先に角を手放した代わりに一歩得。陣形はどちらもある程度囲えている・・・ということでこれからの勝負でしょうか。

神谷vs中村太は、神谷さんが得意としている中飛車ですね。陣形をみると似たような形なので、押し引きでうまく行けば先手が勝つ可能性も結構あるのかなと。

菅井vs阿部健は・・・うーん。どうなんでしょう。結果は夕方時点で菅井さんの圧勝だったのですが、先手の飛車が苛められない&居飛車穴熊完成、という時点で先手が指しやすかったんでしょうか。これまた、将棋ウォーズで糞戦法として流行しそうな・・・。


他の将棋はみてません。とりあえず、ダニー勝ってよかった。。

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[A級]
羽生 善治三冠(1勝0敗)○-●谷川 浩司九段(0勝1敗)…0時17分

ここは先手羽生さんの圧勝だった。先手も筋違いに角を打ってから飛車先を交換してからの手順がとても参考になった。田中魁秀先生の将棋をみているような気分になった。


[C級1組]
糸谷 哲郎六段(1勝0敗)○-●大平 武洋五段(0勝1敗)…16時24分
菅井 竜也五段(1勝0敗)○-●阿部 健治郎五段(0勝1敗)…17時21分

上記二つについては前述のとおり。

日浦 市郎八段(0勝1敗)●-○田中 寅彦九段(1勝0敗)…19時39分

これは田中寅彦先生らしい作戦勝ちから珍しく?もたつかずに鮮やかな勝ち方。

小林 裕士七段(1勝0敗)○-●土佐 浩司七段(0勝1敗)…20時0分☆

穴熊の遠さが生かされた戦い。

佐藤 秀司七段(0勝1敗)●-○富岡 英作八段(1勝0敗)…21時43分
小林 健二九段(1勝0敗)○-●脇 謙二八段(0勝1敗)…22時5分☆

コバケン先生がぎりぎりにしのいだというか、脇先生らしい猛攻がちょっと無理だった、という将棋。

斎藤 慎太郎五段(1勝0敗)○-●桐山 清澄九段(0勝1敗)…22時33分☆
平藤 眞吾七段(0勝1敗)●-○片上 大輔六段(1勝0敗)…23時12分☆
長沼 洋七段(0勝1敗)●-○北島 忠雄六段(1勝0敗)…23時15分☆
佐々木 慎六段(1勝0敗)○-●真田 圭一七段(0勝1敗)…23時17分
船江 恒平五段(1勝0敗)○-●阪口 悟五段(0勝1敗)…23時19分☆
高崎 一生六段(1勝0敗)○-●浦野 真彦八段(0勝1敗)…23時20分☆
中村 太地六段(1勝0敗)○-●神谷 広志七段(0勝1敗)…0時10分
宮田 敦史六段(0勝1敗)●-○近藤 正和六段(1勝0敗)…0時29分
加藤 一二三九段(0勝1敗)●-○福崎 文吾九段(1勝0敗)…0時35分☆
千葉 幸生六段(1勝0敗)○-●金井 恒太五段(0勝1敗)…0時38分
塚田 泰明九段(0勝1敗)●-○高野 秀行六段(1勝0敗)…2時8分

宮田近藤で宮田負け、千葉金井で金井負け、ぐらいが途中でみたのと勝敗が逆っぽい将棋だろうか。あとは大体見た時の形勢あるいは組み合わせ的にどちらが勝ってもおかしくないか、順当といえる結果のような気がする。

あとで追記すると思いますが、ひとまず。


勝負という生き方 将棋棋士32人の肖像
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(2013/06/26)
高橋 呉郎

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内容紹介
羽生善治が、谷川浩司の光速流を目の当たりにした際の高揚を楽しげに語る。
佐藤康光が、タイトル戦の終局直後に思わず涙した理由を語る。
郷田真隆が、自らの信念と美学に裏打ちされた独特の将棋観を笑顔で語る。

トップ棋士だけではない。勝負に生きる者には、ひとりひとりに大舞台がある。
自らの哲学を、名誉を、人生を懸けて戦う棋士の姿にベテラン観戦記者が迫る。
将棋世界の人気連載「感想戦後の感想」から、32編を選り抜いて収録。
著者について
高橋呉郎(たかはし・ごろう)
将棋観戦記者。
昭和8年生まれ、千葉県出身。早稲田大学文学部仏文科卒業後、光文社に入社。『女性自身』『宝石』などの編集に携わる。
梶山季之主宰の月刊誌『噂』の編集長。将棋ペンクラブ大賞選考委員。著書に『週刊誌風雲録』(文春新書)など。

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