121202の夕食と、赦す人を読了。


赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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何度も引っ張って恐縮ですが、赦す人を読みおえました。なんとなく、ですが飲みながら読むべきじゃないか?と考えて、最初の半分ぐらいを、先週行ってきたワインの試飲会で購入したセミドライの白ワインがありましたので、それを飲みながら。

三時ぐらいから読み始めて、気づけば一本飲み干していました…。その後、家人が頼んだピザを食べたのですが、物足りずに行きつけの飲み屋へ…。そこで日本酒と生牡蠣3個、ナメロウ、アンコウとあん肝入の湯豆腐、あとは忘れましたが色々食べました。

途中で家族のおみやげと言われていた買い物を行なって帰宅し、おやつを食べ、追加の日本酒を二合ちびちびやりながら、残りの後半を読みきりました。

これを将棋関連書籍と言っていいものか、というのはしばし悩みました。将棋が団鬼六の人生の一部分であったことは確かなのですが、それ以上に柄の大きな物語でした。

シンプルには赦す人は大崎善生による、団鬼六という希代のエロ小説家の自伝なのだが、この自伝自体がノンフィクションではなく、小説的な要素を多分に秘めている。自伝という体裁を取りながらも、その団鬼六が用いたような手法がそのまま入れ子構造で用いられているようにも感じる。

真剣師 小池重明」を小説と呼ぶか、評伝・自伝の類とみるか、というのは難しいところで、団鬼六が無意識のうちに現実と虚構で物語を強く大きくしていくのに対して、大崎善生はあくまでも誠実に、ノンフィクションのアプローチで、その団鬼六という存在を描き出していく。

そこには虚実織り交ぜれていることはあるかもしれないが注意深く、ただし団鬼六に阿るわけではなく、結論部分を読者に委ねる形で、実像に迫っていく。ちょうどこのあたりのアプローチも、団鬼六が何故SMの大家と言われたのに、警察のご厄介にならなかったのか?という手法にも似ていると私は感じた。

(ちなみにこの警察云々の、大崎善生と団鬼六による会話のやりとりは大変おもしろい)。

単なる、というと失礼だが将棋周りの話を期待して読んだ私だったが、それ以外のところがあまりにも面白く、団鬼六の親族、友人・知人、そしてその周辺事情というのはこんなにも豊かな人間関係があったということに驚いた。

観る将棋ファンならずとも、昭和一桁世代の男の生き様、その男が駆け抜けた日本の風俗史としてみてもとてもおもしろいと思うので是非、読んでみてください。

あと、泣けるかどうか?ということで映画や本を選ぶ基準にしている方もいると思うので最後に書くと、年齢的には早すぎる、という感じではあるが、生き方としての濃さからある意味大往生であるともいえ、それほど悲しい気持ちにはならなかった。

非常にスケールの大きい物語、例えば指輪物語とか、ホビットの冒険のような冒険譚を読まされているような印象を受けた。

それにしても、昭和一桁の人たちは生き方がぶっ飛んでいるので驚いた。私も見習いたい見習わないですが。



赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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20121124の夕食と、順位戦B1の現況

B1順位戦の現状について。

・・・と書くともはやオチはバレていると思うので書きますが、行方尚史の哀戦士じゃなくて愛戦士っぷりがすごすぎて痺れます。

行方尚史プロといえばその奨励会時代に団鬼六に愛され、そして小池重明との真剣も指しています。ということで、そのへんのエピソードもあるはずの「赦す人」は必読です。。


さて、B級1組。戦前の下馬評でいえば、久保利明、阿久津主税、広瀬章人あたりが有力馬としてみられていたはず。ところがここまで、行方尚史が抜け番消化しての八連勝は見事。

後ろに残しているメンツと消化済みのメンツを考えるとこれは当確といえよう。(後ろが弱いというわけではなく、前にも強いのを含めての八連勝なので)。

特に勝ち方が凄く充実している。直近の畠山鎮プロとの一戦も行方尚史プロらしい中盤のねじり合いというかネットりした感じからの即詰み。私は行方尚史プロの将棋が好きなのだが、特にこういう後手番の矢倉に持ち味がよく出る気がする。

*********************

この日の夕飯は、サバ塩焼き、牡蠣二個、赤霧島のお湯割り、桜えびのかき揚げ、〆のものを軽めに。
からの、焼き鳥屋で串を2本とあん肝を食べてサワー二杯。


赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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大崎善生による、団鬼六についての本。これは絶対に涙なくしては読めない予感…。観る将棋ファンで、団鬼六や昔の将棋界について知らない人、特にアマプロ方面などを知らない人には是非覚えておいて欲しい名前です。団鬼六先生。


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20121118の夕食と、大崎善生による団鬼六「赦す人」。

観る将棋ファンに断然オススメの「将棋棋士の名言100: 勝負師たちの覚悟・戦略・思考」はそろそろ発売です。感性豊かな後藤元気記者の初単著になるのかな?

そしてもう一冊忘れられないのが今月末に発売される「赦す人」。

大崎善生による、団鬼六についての本。これは絶対に涙なくしては読めない予感…。観る将棋ファンで、団鬼六や昔の将棋界について知らない人、特にアマプロ方面などを知らない人には是非覚えておいて欲しい名前です。団鬼六先生。あの行方尚史や、鈴木大介が小池重明と奨励会二段ぐらいの時に練習将棋というか賭け将棋を指していたのが、団鬼六先生の自宅だったとのことです。

昔は沢山…でもないですが幾つかあった将棋雑誌のうちの幾つかは、団鬼六先生が深く関わっていて、そしてアマに焦点を当てたようなものも多かったです。よく道場に行くと手合いがつくまでそれらの古い将棋雑誌を読んだな…と思い出します。

この日は軽めに生牡蠣二個、マグロのカマ焼き、カツオのなます、ぐらい。ビール1杯日本酒1合でフィニッシュ。今後は、日曜日は軽く飲んで月・火は禁酒して、という運用で行きたいと思います。

それと将棋世界の最新号の電子版、iPad版がようやく出ました。ここ最近は大体19日ぐらいになっているみたいですね。紙媒体版に遅れること2週間。色々な大人の事情と実売数の関係でそれほど急がれないのかな。あとは年末進行とかもありますしね…。とはいえこの2週間は痛いなあ。

しかしそれでも紙媒体側には戻れないですが。電子書籍版に行くとどうなるか?というと、単純には生演奏がレコードになり、CDになったようなことが起こります。

これは恐ろしいことですが、避けられない流れのように思いますね。物質だったからあった愛着というのは一切なくなります。極論ですが。このへんについてはまた書きたいと思います。



赦す人赦す人
(2012/11/30)
大崎 善生

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201119の夕食と、将棋ウォーズ@iPhone

この日は禁酒日。なめこおろし、豚汁、ブリの照焼。納豆。ご飯を二膳。おやつにタイ旅行のおみやげで貰ったココナツ入りのチョコレート、きびだんご。はい、食べ過ぎですね・・・。


赦す人

最近、遅ればせながら将棋ウォーズというiPhone用のゲームを始めました。よくわかりませんが、課金が絡んだ将棋ゲームのようです。天下一将棋会のiPhone版という感じ。課金無しでここまで楽しめるとは…というレベルには仕上がっています。

人間オンリーの対局選択で、強さは天下一将棋会<将棋ウォーズ<将棋倶楽部24という感じでしょうか。

ログイン人数は千人以上いるようで、意外に侮れないですね。これは暇つぶしには持って来いです。ただし、画面が小さいので、その点がやや難点でしょうか。とはいえこれはiPhoneのせいですが。



赦す人赦す人
(2012/11/30)
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Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

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