今日の見所 5/13(日)

5月13日(日曜日)の注目対局は以下の通りです。

NHK杯 及川拓馬vs加藤桃子
及川拓馬 0勝0敗 勝率0.000
加藤桃子 1勝1敗 勝率0.500
厳しい出場女流棋士決定戦を勝利してNHK杯出場をものにした加藤が、及川と対戦。期待勝率で90%以上も及川が有利だが、データ通りになるのか。テレビ棋戦で勝って当然と思われる対局ほど格上がやりにくい。昔の佐藤康光vs中井さんの将棋を思い出しますね。相居飛車になると思うので加藤桃子先手で十分一発を期待できるのでは?

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Tag : 及川拓馬 加藤桃子

今日の見所 12/8(金)

12月8日(金曜日)の注目対局は以下の通りです。

順位戦A級 久保利明vs豊島将之

久保利明 14勝9敗 先勝率0.583 後勝率0.636。
豊島将之 28勝6敗 先勝率0.765 後勝率0.882。
久保は夏場から勝ち負けを繰り返している。
対する豊島は総合的には大きく勝ち越しているが、10月中旬から勝ち負けを繰り返しているのが気になる。
今までの対戦成績は10勝10敗の5分。順当に考えると今期の成績で豊島が優勢か。王将戦で対決する二人の前哨戦という意味でも注目。

女流王座戦 第4局 里見香奈vs加藤桃子
里見香奈 9勝4敗 勝率0.692
加藤桃子 14勝7敗 先勝率0.545
過去3局は2勝1敗で加藤が勝っているが、ここ最近は負けが込んでいる。
里見の巻き返しがあるか。

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Tag : 久保利明 豊島将之 里見香奈 加藤桃子

今日の対局の見どころ(藤森哲也vs加藤桃子、渡辺明vs斎藤慎太郎)

11月14日(火)の対局から2つピックアップ。

朝日杯将棋オープン戦一次予選 藤森哲也vs加藤桃子

カトモモ先生はキレイな将棋を指す印象があります。この前の里見さんとの王座戦、穴熊にしてからの指し回しは見事でしたね。最近の対女流でみても里見さん・香川さん・甲斐さんにそれぞれ2連勝しています。というか、ほぼ対女流では負け無しなかんじです。そもそも里見・香川・甲斐が対女流でそういうかんじなのにその3人に連勝しているあたりに好調さを感じます。

対男性棋士でいうと直近は2連敗ですが、この朝日杯では藤倉・中川を破っての対藤森戦です。藤森さんは抜群の勝負根性で相手なりに好勝負に持ち込むタイプ。たとえば佐々木勇気さんと3-3の指し分けです。反面格下への取りこぼしもあるんじゃないか?と失礼ながらにカトモモ先生応援したいところ。

戦型ですが、藤森さんといえば急戦矢倉という印象がありますが最近どうなんでしょうか?加藤桃子さんも居飛車正統派、というイメージです。どちらか先手になったほうが矢倉系を志向するのか、或いは最近流行りの雁木系が登場するのか。

勝ったほうが一次予選抜けをかけて泉八段と対戦予定です。激アツですね。


王将戦 挑決リーグ 渡辺明vs斎藤慎太郎

両者2-2で迎えたこの対局。王将リーグは3/7名陥落するので勝つのと負けるのでは大違い。斎藤は最後に後手番で郷田戦、渡辺竜王は先手番で佐藤天名人との対局を残しています。

この二人は初手合でしょうか?好調の斎藤慎太郎とやや不調だった所から脱しつつある渡辺竜王。斎藤慎太郎さんは矢倉党なので先手矢倉を志向した駒組みになるかもしれません。対する渡辺竜王は最近「攻めるか、玉を固めるか、という選択肢がある局面で自分の好みは圧倒的に後者なんですが、先日の順位戦も長考した局面でその辺りを葛藤した上で時代に取り残されないためにチャレンジした意味はありました。隙あれば穴熊、はもう古いんだな。」と言っていたので、後手番で右四間飛車などの急戦調を採用する可能性は高いかな?と思っています。

タイトルホルダー乱立の戦国時代に突入していますが斎藤慎太郎さんがこの乱世に名を挙げられるかどうか?を占う意味で重要な対戦になります。

すごく失礼な書き方をすると、安定的に勝ちつつも超一流には刺さってない…というのがここまでの印象です。(糸谷さんの逆、みたいなかんじ)。

矢倉党が先手番で矢倉を志向すると、新型の急戦への対応策と従来定跡で出てきた有力な後手の対応策の両方が必要になるので苦労が多い印象がありますがどうなるか?

渡辺明(amazon検索結果)

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Tag : 渡辺明 斎藤慎太郎 加藤桃子 藤森哲也

加藤桃子女流王座の就位式スピーチが凄い件

第1期リコー杯女流王座就位式のスピーチが各所で話題になっていました。曰く、加藤桃子女流王座が16歳とは思えない堂々たるスピーチを行ったと。

気になってしまい、紙媒体で一番詳しいものを買おうと思いました。こんなところにも、良い影響を与えているわけです。しかしあまりに気になって探してみると…全文ありました(苦笑)。速報性としての意義を失いつつある紙媒体において、その棲み分け、生存戦略の在り方についても考えたい所ですが、自分の生存戦略に忙しいのでひとまず一旦は置いといて、素晴らしいスピーチに目を通しました。

第1期リコー杯女流王座就位式(こちらでスピーチの全文が見れます)。



「あの大震災の日、私は将棋会館で記録係を務めていました。交通手段がなくなったため、その日対局があった森下(卓)先生と歩いて帰りました。そのときに迷っていた気持ちを伝えたところ、森下先生は『それは出る一手です』とお答えになられまして、私の気持ちが固まりました。



まず巷で噂になりがちな、なぜ奨励会員が?というところに言及します。



そして迎えた五番勝負の第1局から第3局まで高級ホテルを使わせていただきました。
第1局の場所、こちらのホテルニューオータニでは関係者の皆さまとの会食のときに、普段は食べられないようなおいしいご料理をいただきました。(略)第2局は愛知県のホテルフォレスタでした。対局場から見える景色は緑がいっぱい広がっていて気持ちよかったです。(略)第3局は大阪のザ・リッツ・カールトンでした。3局とも母と一緒だったのですが、エグゼクティブスイートという部屋をご用意していただき、部屋に入った瞬間にとても広くて驚きました。『ああ、こんな家に住みたい』と感激してしまいました(笑)。



そして施設提供されたホテルへの感謝。リコーさんもそうですが、文化の維持存続の応援というのが第一義であるとしているものの、それに付随する宣伝効果は無いよりもあったほうがよいわけで。16歳の等身大の背伸びしない形での言及がより施設の印象を高めています。


清水先生と盤を挟んで向かうことでいままでと違う自分を見つけることができたこと、若いうちからこのような経験をさせていただいてうれしく思います。今回女流王座というタイトルを預からせていただく形になります。修行中の身である私がタイトル保持者として何をすべきか考えた時に、いまはひらすら強くなること、来期のタイトル戦ではさらに強くなった私の将棋を見ていただくことだと思っております。

今回担当していただいたリコーの馬上さんには何から何まで大変お世話になりまして、感謝の気持ちでいっぱいです。研究会で鍛えていただいている先生方、一門の先生方には将棋だけではなく、礼儀も教えていただいております」



スピーチの最初から最後まで、対戦者である清水市代への尊敬と感謝の念が根底に流れている。このスピーチは就位への歓びよりもむしろ、清水への謝辞ですらあると思われるぐらいだ。

若い人がタイトルを獲得した時に、「預からせていただく」というのは谷川浩司永世名人が名人位を獲得した頃からの伝統?だが、そこに続く言葉の力強さ、覚悟に倍以上の齢を重ねた人間であるところの私は素直に驚き羨ましく感じる。

リコーがこの棋戦の発足に何を意図したか?はわからないが、第一期の女流王座が加藤桃子であり、そしてこのスピーチが行われたということだけをとってみても、成功した、その意義はあった、と言えるのではないか。

コンピュータ将棋が人間を凌駕しつつあることが徐々に明らかになっているこの局面で、男性棋戦ではなく女流棋戦で、しかもプロアマ奨励会問わず参加できる大会が発足したのは、単なる勝敗を超越した、新しい展開にむけた第一歩だと言えるのではないか。


イカガ?(´・ω・`)つ 女流棋士:観る将棋ファン向けのオススメ

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里見香奈奨励会1級が遂に入品!(初段に昇段!)

実は前々から注目していたのだが、成績に差し障りがあると困ると思い、昨晩深夜に呟いただけだったのだが…

なんと!

無事に入品(初段に昇段すること)しました!

里見香奈奨励会1級、初段に昇段!
更新: 2012年1月 7日 17:35

関西奨励会1月第1例会は本日1月7日(土)、大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、里見香奈奨励会1級(19歳・森けい二九段門下)が1局目に勝ち、12勝4敗で奨励会初段に昇段しました。奨励会初段の資格を得た女性会員は、現行規定では里見初段が初めてとなります。

《昇段規定》
初段~三段までの昇段は:8連勝・12勝4敗・14勝5敗・16勝6敗・18勝7敗
三段→四段(プロ棋士)年2回の三段リーグに参加し、1・2位の成績を取ること

里見香奈奨励会1級、初段に昇段!



実は直近で連勝が続いており、これを逃してもかなり実現可能性の高い目が残っていたのですが、一発で決めたかったでしょうし、本当に良かったです。

奨励会の有段者は、またひとつ世界が違うと思うので大変だとは思いますが、是非三段リーグの可能性がなくなるまで、挑戦し続けて欲しいと思います。

本人が女性初の四段昇段することを目標にするのと同時に、今後の女性棋士のためにもなるでしょうし。尤も本人は後進のために…というよりは、本人の精進として歓びをもって修行に取り組んでいるのでしょうね。

加藤桃子奨励会一級にもよい刺激になるでしょうし、お互いに切磋琢磨することで、気づいたらふたりともプロになっていた、というのが最高の展開ですね。


今後も、「将棋道」を楽しく歩み続けて欲しいものです。

以下は、アイドルっぽいノリの自著。カバーを外したところにあるお宝?も是非見て欲しいところです。

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(2010/07/21)
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