千田翔太三段、最終節待たずに昇段!二番手は超混戦!第52回奨励会三段リーグ戦。里見香奈初段は?

千田翔太三段が、3月9日を待たずに昇段を決めた。成績・年齢から考えるとここからの活躍は相当期待できると思う。

一級時代にやや停滞しているが、ここで将棋の質がアマとプロの違いのように現れるのが入品であり、しかも年齢的に12歳13歳ぐらいで入品しているのだからその才能は抜きんでているといえよう。

三段リーグ入りも15歳とはやく、しかも初参加のリーグから前期までの5期で一度も負け越しがなく、三段リーグの勝率が6割。四段昇段後の通算勝率は残り2つを負けたとしても6割3分ぐらいの仕上がりになる。

奨励会時代の勝ち負けの傾向が、プロ入り後の傾向と似ている、とくに三段リーグの成績と傾向が順位戦の成績に相関していると私はみているのだが、非常に安定的に勝っており、しかも得意としているのが力戦の居飛車ということで、森門下らしい?力強い将棋と抜きんでた終盤力を見せつけてくれそうだ。

奨励会時代の成績で目を引くのは、連勝連敗タイプ・・・ではなく、安定型+連勝タイプという雰囲気。先手番は無難に勝ち、後手番は独自の作戦を磨いて、勝ちまくる…という展開を期待したい。

二番手は超混戦。5敗が4名、6敗が3名。五敗者の順位が高いので、7敗勢は届かない。順位1位の宮本の当たりを考えると、無難に宮本が上がって順位1位・2位のワンツーフィニッシュになる可能性はありそう。

同じく森門下の竹内雄悟は次点持ちであり、初戦の井出戦が双方にとっての鬼勝負。勝てばフリクラ権の獲得が見えてくる。ただし、井出隼平都成竜馬の両名の順位が良いので2つとも勝って届くか?というところ。(井出隼平に勝っても、宮本広志都成竜馬がそろって連勝すると順位の関係で3位に入れない)。

個人的には、森門下の二人が入って、宮本広志が二番手でゴールというのを予想しておく。

なお、里見香奈初段の例会の結果は連勝だった。



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千田翔太首位キープ!第52回奨励会三段リーグ戦の結果。里見香奈は・・・

久しぶりに三段リーグなど、奨励会について。

順位表はこちら→http://www.shogi.or.jp/kisen/shourei/sandan/52/index.html

トップは関西大所帯部屋の森信雄門下、千田翔太。残り6局あるが、11-1で順位2位は相当有利。また直近の三段リーグでの実績から言っても、昇段の可能性はかなり高くなった。

二番手は田丸門下の井出隼平。こちらも順位5位、10-2と、負けが少なくスタートの順位が高いという昇段パターンにハマっている。三番手は順位一位の宮本広志。3敗だがここからの負けをどこまで押さえ込めるかで順位の差が効いてくる展開に持ち込めるかどうか。

基本的には、順位戦や三段リーグというのはトコロテン方式である。強いものから順番に抜けていく。多少の運不運はあるものの、腐らずに粛々と精進することで必ず順番にチャンスが巡ってくる。

四番手には谷川浩司門下の都成竜馬がいるが、この辺り四敗勢はレースタイムが掛かった時に、ハナ差の勝負に持ち込めるかどうか?というところ。

こういう接戦で抜けてくる棋士は往生際というか土壇場というかそういう局面での強さを発揮するので棋士としては注目に値するが、そういう展開が来なければいけないという前提条件がある。

順位四位だった増田康宏三段は残念ながら順位を大きく下げそうだ。とはいえ、豊島将之や山崎隆之も三段リーグではこういう不安定さを見せていた気がするので仕方ないだろう。18歳までには上がって欲しいとは思うが。



さて。次に里見香奈初段。関西奨励会の星取表を昨日みると、12-4での昇段の目がありそうだった。ただしこの週末の対局結果が反映されておらず、どうなったのかな?と気になっていたのだが、今みてみると反映されていた。

結果は連敗。この連敗は痛い。仮に連勝だったら二段昇段はかなり確率の高いものとなっていたからだ。これで9-4なのでのこり3連勝が必要となった。しかし今年中には二段になれそうな気がするのだがどうだろうか。

将棋に賭ける情熱は決して冷めることがなさそうなので年齢制限にさえ引っかからなければ、四段になれるのではないか、という気がしている。最近は特にその想いが強くなっていて、周りがそのように認めるようになるとまたすんなりと行けるのではないか。

それは八百長などとは違う、人間の無意識化の選別、というか。ともあれ、女流棋士のなかでは既に無敵状態であることは間違いないので、是非女性初のプロ棋士になってほしいものである。


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基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

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