今日の見所 1/23(火)

1月23日(火曜日)の注目対局は以下の通りです。

朝日杯将棋オープン戦 本戦 久保利明vs丸山忠久
久保利明 16勝10敗 先勝率0.571 後勝率0.667。
丸山忠久 14勝15敗 先勝率0.529 後勝率0.417。
2018年黒星スタートの久保。過去の対戦では23勝19敗と久保が勝ち越しているが、昨年は丸山が勝利している。
レーティングでが久保が高いが、丸山勝利もあるか。穴熊など持久戦系の将棋になれば久保、急戦型で丸山が押し切るか久保の粘りが出るか?

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Tag : 久保利明 丸山忠久

今日の見所 1/12(金)

1月12日(金曜日)の注目対局は以下の通りです。

竜王戦1組 阿久津主税vs豊島将之
阿久津主税 21勝12敗 先勝率0.667 後勝率0.611。
豊島将之 30勝10敗 先勝率0.750 後勝率0.750。
昨年末、やや調子を落としていた両者。過去の対戦成績では6勝2敗と阿久津が勝ち越している。
ただ、レーティングでは豊島の方が高い。レーティング通りに豊島優勢か。

順位戦A級 稲葉陽vs久保利明
稲葉陽 18勝16敗 先勝率0.500 後勝率0.542。
久保利明 16勝9敗 先勝率0.615 後勝率0.667。
いい感じの勝利で昨年を終わらせている両者。昨年は一度も対戦はないが、過去は3勝2敗で久保がリード。
勝ち負けを繰り返している順番でいくろ今回は稲葉が勝利だが、その通りに行くか。

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Tag : 阿久津主税 豊島将之 稲葉陽 久保利明

今日の見所 12/22(金)

12月22日(金曜日)の注目対局は以下の通りです。

順位戦A級 久保利明vs広瀬章人
久保利明 14勝9敗 先勝率0.591 後勝率0.545。
広瀬章人 15勝15敗 先勝率0.375 後勝率0.545。
レーティング、対戦成績ともほぼ互角の両者。今期の成績では久保の方が勝ち越しているが、最近は勝ち負けが交互に続いている。
直近の成績では広瀬の方がやや優勢な気もするが、どうか。

叡王戦 本戦 渡辺明vs佐藤秀司
渡辺明 13勝18敗 先勝率0.571 後勝率0.250。
佐藤秀司 10勝10敗 先勝率0.667 後勝率0.462。
直近は羽生との対戦で3連敗中だか地力で渡辺の方が優勢か。
レーティングでも渡辺の方が高い。

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Tag : 渡辺明 佐藤秀司 久保利明 広瀬章人

今日の見所 12/8(金)

12月8日(金曜日)の注目対局は以下の通りです。

順位戦A級 久保利明vs豊島将之

久保利明 14勝9敗 先勝率0.583 後勝率0.636。
豊島将之 28勝6敗 先勝率0.765 後勝率0.882。
久保は夏場から勝ち負けを繰り返している。
対する豊島は総合的には大きく勝ち越しているが、10月中旬から勝ち負けを繰り返しているのが気になる。
今までの対戦成績は10勝10敗の5分。順当に考えると今期の成績で豊島が優勢か。王将戦で対決する二人の前哨戦という意味でも注目。

女流王座戦 第4局 里見香奈vs加藤桃子
里見香奈 9勝4敗 勝率0.692
加藤桃子 14勝7敗 先勝率0.545
過去3局は2勝1敗で加藤が勝っているが、ここ最近は負けが込んでいる。
里見の巻き返しがあるか。

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Tag : 久保利明 豊島将之 里見香奈 加藤桃子

順位戦A級、一番長い日が終わる。

4月26日発売。これは面白そうですね。将棋指し57人の日常

さて。

A級順位戦ですが、ついに一番長い日が終わって、そして本当に長い日になったようですね。

私は翌日の野暮用などで行けなかったのですが、盛り上がってたので来年以降はなるべく調整したいと思います。

まずは結果から。

羽生善治挑戦、降級は谷川浩司、そして屋敷伸之。屋敷さんは3-6での降級なので深浦さんの4-5での不運というものとは少し違いますね。電王戦の準備等もあり、本人も言い訳にはしないでしょうが、全く関係無かったというわけではないと思います。

私はコンピュータとの対戦はしないのですが、理由としてはやはり感覚が破壊される…ではないですが、微妙な違和感を覚えずにはいられないからです。指し手の呼吸というかそういうものからして異質ですし。とはいえ、研究で使うプロも多いでしょうし、勿論コンピュータとの対戦を経て更に活躍している棋士もいるので難しいところですが。。

以下、ひとまず事実情報から。その後少しだけ感想を続けます。

[A級]
行方 尚史八段(6勝3敗)○-●屋敷 伸之九段(3勝6敗)…20時59分
郷田 真隆九段(3勝6敗)●-○羽生 善治三冠(8勝1敗)…23時18分
深浦 康市九段(5勝4敗)●-○谷川 浩司九段(2勝7敗)…23時36分
佐藤 康光九段(5勝4敗)○-●渡辺 明二冠(5勝4敗)…23時38分
三浦 弘行九段(4勝5敗)○-●久保 利明九段(4勝5敗)…2時0分


[A級成績一覧] ( )内は順位

【8勝1敗】羽生(1)
【6勝3敗】行方(9)
【5勝4敗】渡辺(4)、佐藤康(6)、深浦(7)
【4勝5敗】三浦(2)、久保(10)
【3勝6敗】郷田(3)、屋敷(5)
【2勝7敗】谷川(8)

そういえばこの日は対局を少し早めに開始したようですね。屋敷さんの敗戦を先ほど並べましたが、ちょっと不出来というか将棋の作り的に接戦になりにくいものだったような気はします。

行方尚史はなんというか、こういう全くプレッシャーのかからない展開では伸び伸びとその実力を発揮する印象があります。この実力をちゃんとプレッシャーのかかるところでも出せるかどうか?が団塊ジュニア世代の典型的な課題だと私は考えているのですが。そういう意味では三浦弘行と対極に位置する存在であり、それぞれが団塊ジュニア世代の代表として特徴的なタイプではないでしょうか。(世代論は…というのはありつつも)。

この順位二位を来期活かせるかどうか?ですね。

渡辺明二冠は例によってボールカウントの良い所で、消化試合ではないものの、影響の少ないところでトライアルとしての角交換振り飛車を投入してきました。このルーキーは来期活躍できるのでしょうか。それにしてもいい意味でA級とは思えない将棋になったのは、佐藤康光先生の人徳?ですねw

正直言って、振り飛車がうまくないとは言いませんが、いわゆる居飛車党の振り飛車だなあというのが個人的な感想です。居飛車党でたまに後手番でこういうことを演る人には分かってもらえると思いますが。なんというかやっぱりぎこちないですよね。

羽生さんは郷田さんに後手番の角換わり腰掛け銀を受けて立って余裕で勝ってましたね…なんなんでしょうかね、本当に。実力を最も発揮できる持ち時間の将棋でしっかりと勝ちきられると、長い間戦い続ける相手としては苦手意識をもたないほうが難しいというか。

しかも盤外じゃないだけに余計にたちが悪い気がしますw

人間的にも尊敬できるのに完膚なきまでに叩きのめされる。盤外戦術を全く使わないことがこういうことになっていくんだなという。

勿論、色々難しいところはあっての後手勝ちなんでしょうが、ぱっと並べただけだと後手つええ!ってかんじですよね。桂馬ではなく金でとるところとか、馬引きつけてからの指し回し・間合いは流石の一言でした。

深浦谷川戦はひとまずおいておきますか…少しだけ触れると深浦さんの負け将棋らしいな、という感じでしょうか。変なところに固執する空回り感のある将棋のような気がしました。

で、ですね。三浦弘行と久保利明の長時間に渡る戦い。これはなんというか、久保利明プロの良い所が発揮されまくってますね。降級とか残留とか、そういうのを超越した将棋でした。

なんというか、何度も羽生さんや羽生世代に折られて、それでものし上がってきた文字通りの鍛えや凄みを感じる将棋。

渡辺明プロの振り飛車と比較するとわかりますが、なんでしょうかこのネットリ感はw

ねちっこいんじゃないんですよね、ねっとりしてるんです。びびって控えるのではなく、次の覚悟が決まってるからこその備えという、振り飛車の本質が、真髄が随所にありますね。

やはり居飛車とは間合いの取り方が違うんだなあと、感覚的にはぁ~と唸らされる、驚かされる手が延々と続く感じ。ここ、壊してからまた修復するの?だったらなんで壊すの?みたいな。

行方尚史よりもロックですね。サーチアンドデストロイならぬ破壊と創造というか、杉本プロや窪田義行プロも特徴的な将棋ですが、久保さんのはもっとベーシックな感じではあるものの、そして超一流どころに互角以上に戦えるのに、やっぱりこういう居飛車からみて異質というか、簡単には負けないつくりなんですよねえ。

この日の将棋をみていて思ったのは、来期以降、居飛車党は本当に後手番の作戦が辛くなるだろうなということと、振り飛車の再度の流行の兆し、でしょうか。

たぶん、来期は振り飛車が来ますね。色々な意味で。そして昔のように力戦調の将棋が増えて、細かいアドリブを混ぜ込んだ、少しだけ悪いはずだけど、それでも力でそれを乗り越えていけるタイプの棋士が活躍するような気がします、はい糸谷哲郎ですねw

いやーいいもんみせてもらいました。応援掲示板(http://member.meijinsen.jp/pay/bbs/meijinsen/2014/03/07/1.html)の最後の方にのっている三浦弘行の言動がぐっとくるので、是非みてみてください。これみるだけでも、今期一年間順位戦に金払ってきて良かったなと思いました。やっぱり一年通してみるからこそ来るものだと思うんですよね、この感慨は。

三浦弘行の横顔が表紙ですね、そういえば。将棋世界 2014年 04月号 [雑誌]

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