大人のための将棋講座:第1章 まずはルールを覚え…なくても良い(5)

大人のための将棋講座(の目次)

そして、最後にあるのが、棋士たちがその才能・能力を将棋以外で発揮するエピソード、になります。基本的に、棋士はIQが高いです。IQの高さと棋力の高さは相関しているものと思われます。ゆえにそのIQの高さを示すエピソードは枚挙にいとまがないぐらいです。

IQの高くない私としては、そういう知性の塊、みたいな人のエピソードが大好きです。一番好きなのは「ジョン・フォン・ノイマン」の逸話ですね。こちらはウィキペディアで読めますが以下のようなものがあります。エンサイクロペディアから引用したのでは?という逸話ばかりですが、本当にすごいなと。(そしてこのジョン・フォン・ノイマンもやや人格的には破たんしているタイプですね。そこも魅力的)。或いは、ボビーフィッシャー。彼もまた奇人変人の類です。

この辺のIQの高さを示すエピソードは、どちらかというとちょっと古い棋士のほうが多いように思います。昭和の棋士たちですね。というのも、昔は定跡もそれほど確立されておらず、勉強方法も今よりももっと雑で、覚える年齢も遅く・・・ということで基本的にその棋士本人の基礎的な能力=知能指数の高さが、棋士となった要因の大きな部分を(現在よりは)占めていたからだと思います。

有名なのは桐谷七段。大平プロの師匠ですが、現役時代のあだ名がコンピュータ。そして高校時には広島県における高校生のIQ最高新記録をマークしたらしいです。最近では株式の配当と優待券で暮らすユニークなおじさんとして有名ですね。

あとは、森けいじ九段。里見香奈女流の師匠で有名ですがこの方は将棋については超晩学ですが、噂ではIQが180あるとかないとか。IQが高い・高そうということでいうと、真部プロ、丸田祐三プロ等の名前が浮かぶ。

このあたりのひとたちのほかのゲームにおけるIQの高さにまつわる話はとても面白いです。羽生世代、特に羽生善治プロも、カジノで負けて翌年は定跡をしっかり記憶・暗記して勝って帰ってきた、という逸話も残っていますね。

ということで、これらの天才的エピソード(と時折奇人的エッセンス)を愉しむだけで、十分将棋は面白いものになると思います。将棋がわからなくても、とても面白いはずです。


熱血の棋士 山田道美伝熱血の棋士 山田道美伝
(2012/12/26)
田丸 昇

商品詳細を見る

将棋観戦記のプロフィール

将棋観戦

Author:将棋観戦
「将棋観戦記」というブログで、プロ棋士の将棋を観戦して思ったことを記しています。棋力はありませんが、将棋観戦の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらい、「観る将棋ファン」を増やすために貢献できればと思います。主に順位戦速報・タイトル戦等、ネット中継されている将棋を中心に将棋観戦記を書いています。棋譜・符号はなるべく用いずに、将棋のルールが分からない人でも、将棋の勝負の面白みが伝わるように努力します。

基本的にはリアルタイムでの将棋観戦中に思ったことを書き溜めつつ、対局終了後の感想を付け加えて、将棋対局のあった翌日の朝7時頃にアップされるように将棋観戦記を予約投稿しています。「一日一観戦記」をモットーにしているので、同日にネット中継が重なった場合は、対局の重要度を個人的に評価して観戦記の投稿日を調整しています。

将棋観戦中に書き始め、対局が終了すると思われるところから観戦記を完成させていることが多いです。文章内の形勢判断は個人的主観によるもので、観戦中の控え室のプロの意見を取り入れず、将棋ソフトの解析を行なっていないため、形勢判断が正しくない可能性があります。

また、あまり推敲することなく投稿しているので、観戦記内に誤字脱字、情報の誤りがある場合があります。お気づきの場合はコメント欄にてご指摘いただけると助かります。早急に訂正させていただきます。

将棋観戦記の記事検索

将棋観戦記のランキング

[ジャンルランキング]
ゲーム
176位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ボードゲーム
6位
アクセスランキングを見る>>