大人のための将棋講座:第3章 効率的な将棋の勉強法(11)

大人のための将棋講座:第3章 効率的な将棋の勉強法(11)

しつこく一度タイプを振り返り。代表的なプロ棋士を今度は昔の大棋士で表現してみますね☆

1.序盤型×定跡型:学者タイプ・・・中原誠
2.終盤型×力戦型:野武士タイプ・・・米長邦雄
3.終盤型×定跡型:アスリートタイプ・・・大山康晴
4.序盤型×力戦型:芸術家タイプ・・・升田幸三

こんなかんじです。異論は認めます・・・が議論は勘弁してください!><

さて。それぞれ初段に至るまでの時間はどのぐらいでしょうか?想定される学習時間を書いてみますね。まあ適当なので鵜呑みにされると困りますが&ご意見いただければ加筆修正します(^^)

1.序盤型×定跡型:学者タイプ・・・必要勉強時間:1000時間。
選択する作戦の幅にもよるが、もしかすると一番時間が掛かるのがこのタイプかもしれません。序盤の耳年増というか、最初の30手ぐらいはプロも真っ青なのですが、駒がぶつかり合ってから弱いのがこのタイプの特徴。

あとは学歴というか頭の良さというかお勉強のでき具合というか。そういうのと上達に正の相関があるのがこのタイプですね。ちなみに1000時間あると簿記1級とか英検1級とか、そこそこの資格が取れますよ☆

そういうところとの比較というか、それぐらいの費用対効果というか、いろいろ考えたほうがいいかもしれません…。「将棋をすると頭がよくなる」ではなく、「将棋が上達する人は頭が良い」という可能性。


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Tag : 中原誠 米長邦雄 大山康晴 升田幸三 行方尚史

いけるいさんの「取得タイトル数と年齢の相関グラフ」が面白い!


取得タイトル数(取得タイトル数と年齢の相関図。)

歴代の大御所棋士たち、タイトルホルダーの年齢とそのタイトル獲得数についてのグラフ。縦軸が獲得数で、横軸が年齢。

登場人物としては、大山康晴中原誠米長邦雄谷川浩司羽生善治森内俊之佐藤康光、そして渡辺明

これをみると如何に羽生善治がハイペースであるかというのが分かる。そしてその前の大名人である中原誠がいかに突出していたか、それを恐ろしいペースでうわまわったのが羽生であるということが。

私が常々、渡辺明谷川浩司である、というのはこのグラフからも見て取れる。

面白いのは、佐藤康光森内俊之米長邦雄という書き方は悪いかもしれないが一時代を築いた棋士の脇を彩るタイプの棋士たちの獲得推移は似ているということだ。

また、大山康晴が偉大であるのはその獲得ペースが当時のタイトル戦数にも関係しているだろうが、45歳時点までは中原誠を下回っていたがそれを最終的には上回ったことだろう。

ただし、この中原誠の線を伸ばしていくとちょうど大山康晴の取得ペースになるのでこの二人は同じペースであったと言ってもいいかもしれない。

もう少しいうと、谷川浩司羽生善治という存在がなければ、中原誠-大山康晴のペースに一致していたように思う。ちょうど30歳ぐらいまでのペースを保ち続けると、大山ラインに乗っていただろう。

羽生の獲得ペースはここから40代もこのペースで獲得し続けるとは考えにくいので(でなければ、森下卓の言葉ではないが下の世代の屈辱であり怠慢だろう…)、ここから渡辺明の獲得ペースが上がっていくと、大山康晴ラインに乗ってくるのではないか。

羽生善治が初期は大山康晴型の勝負師タイプだったことを考えると、ここから先の羽生善治の棋風というか勝負術がどのように変化してここからの獲得スピードがどうなるのか?というのは大変興味深いところだ。

その獲得ペースに大きく関わってくるのは、渡辺明がどのようにして七冠のうちの幾つを占めることにより自身のいち時代を築くか?にかかっている。

いけるいさん、興味深いグラフありがとうございます!



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